無印良品の新商品『ひとり分からつくれる鍋の素』で速攻絶品お1人様飯!
2021年10月から全国の無印良品で発売している話題の新商品、「ひとり分からつくれる鍋の素」。
お1人様に便利な小分けのパッケージと、ビスクやサムゲタンなど他にはない本格派なラインナップで、発売間もなくして注目度抜群のアイテムになっています。
そこで今回は、そんな無印の鍋の素の全ラインナップとおすすめアレンジメニューをご紹介。中でも特に売れ筋の「ビスク鍋」を実際に作って試食したレビューもまとめているので参考にしてください。
無印の「ひとり分からつくれる鍋の素」とは?
「ひとり分からつくれる鍋の素」は、水や牛乳を加えるだけで簡単に本格的な鍋つゆを作ることができるレトルト食品です。昨年大好評だった「手づくり鍋の素」シリーズのリニューアル商品として今年の秋に発売されました。
2020年の手づくり鍋の素が200g入り(2~3人前)のパウチだったのに対し、2021年のひとり分からつくれる鍋の素は20~36g(1人前)のパウチが3個入りになったという違いがあります。
「手軽に本格的な鍋が食べたい」と「1人でパパっと食事を済ませたい」の両方を叶えた無印のひとり鍋の素シリーズは、忙しい師走の時期にはぴったり。200g入りを使い切ることが難しかった世帯にとって、痒い所に手が届く画期的な商品になっているのです。
無印の「ひとり分からつくれる鍋の素」7種のラインナップ
無印良品で販売されている「ひとり分からつくれる鍋の素」には、全部で7種類のラインナップがあります。
①ひとり分からつくれる鍋の素 ビスク
フランス生まれの濃厚魚介クリームスープ「ビスク」をお手本にした鍋の素。ビスク味の鍋の素は、昨年まで販売されていた無印の手づくり鍋の素シリーズでも抜群の人気を誇っていた商品です。
トマトや白身魚を煮込めば、かんたんに本格洋風海鮮ビスク鍋ができあがります。
価格:350円(税込み)
内容量:132g(1人前用33g×4袋)
賞味期限:製造日から240日
原材料:
トマトペースト(ポルトガル製造、イスラエル製造)、砂糖、食塩、香味食用油、えびエキス、チキンエキス、オニオンルウ、えびパウダー、アメリケーヌソース、バター加工品、醸造酢、にんにく酵母パウダー、セロリー末/酒精、着色料(絡める色素、パプリカ色素)、酸味料、(一部にえび・小麦・乳成分・大豆・鶏肉を含む) |
栄養成分表示(1袋33gあたり):
エネルギー82kcal、たんぱく質1.7g、脂質3.8g、炭水化物10.2g、食塩相当量3.0g |
「鍋の素 ビスク」を使ったおすすめアレンジメニュー
- エビクリームパスタ(※公式のおすすめ)
- クリーミーナポリタン
- 濃厚エビカレー
- シーフードドリア
- ビスクのポテトチーズグラタン など
②ひとり分からつくれる鍋の素 サムゲタン
「サムゲタン」は本場・韓国では薬膳料理ともいわれていて、鶏1匹を丸ごと煮込み、高麗人参やナツメを入れて作るそう。
そんなサムゲタンをお手本にした鍋の素を使えば、低カロリー、低糖質のヘルシースープ鍋が手軽にできあがります。
価格:350円(税込み)
内容量:80g(1人前用20g×4袋)
賞味期限:製造日から270日
原材料:
チキンエキス(国内製造)、食塩、砂糖、にんにくペースト、鶏油、生姜ペースト、老酒、ごぼう粉末、ねぎ粉末、香味食用油、生姜エキス、しいたけエキス、酵母エキス、セロリ粉末、オタネニンジンエキス、クコの実エキス/加工でんぷん、酒精、増粘剤(キサンタン)、(一部に小麦・鶏肉を含む) |
栄養成分表示(1袋20gあたり):
エネルギー28kcal、たんぱく質1.2g、脂質1.6g、炭水化物2.1g、食塩相当量3.0g |
「鍋の素 サムゲタン」を使ったおすすめアレンジメニュー
- 鶏ネギうどん(※公式のおすすめ)
- サムゲタン塩ラーメン
- 中華粥
- 薬膳風カレー など
③ひとり分からつくれる鍋の素 台湾風豆乳スープ
台湾で朝ごはんとして食べられている「シェントウジャン」をお手本に作られた鍋の素。豆乳に黒酢やラー油を加え、まろやかながらもエスニックな風味に仕上がっています。
身体に染み込むほっとする味の鍋なので、飲んだ後のシメにもぴったり。台湾グルメの人気と共に注目度上昇中です。
価格:350円(税込み)
内容量:136g(1人前用34g×4袋)
賞味期限:製造日から240日
原材料:
豆乳(国内製造)、たん白加水分解物、チキンエキス、なたね油、食塩、魚醤(魚介類)、砂糖、ラー油、オイスターソース、えびエキス、米黒酢、酵母パウダー/酒精、酸味料、増粘剤(加工でん粉)、パプリカ色素、香辛料抽出物、(一部にえび・ごま・大豆・鶏肉・魚醤(魚介類)を含む) |
栄養成分表示(1袋34gあたり):
エネルギー48kcal、たんぱく質3.1g、脂質2.5g、炭水化物3.2g、食塩相当量3.9g |
参照:ひとり分からつくれる鍋の素 台湾風豆乳スープ|無印良品
「鍋の素 台湾風豆乳スープ」を使ったおすすめアレンジメニュー
- えび豆乳緬(※公式のおすすめ)
- シェントウジャン風塩パン
- 豆乳水餃子
- 豚肉と豆乳の雑炊 など
④ひとり分からつくれる鍋の素 バターチキンカレー
無印のレトルトカレーシリーズのなかで不動の人気を誇る「バターチキンカレー」味の鍋の素。
トマトやカシューナッツ、バターの風味ににスパイスを加えた食べ応えのあるカレー鍋は、シメにチーズを入れてチーズカレー雑炊にするのもおすすめです。
価格:350円(税込み)
内容量:144g(1人前用36g×4袋)
賞味期限:製造日から270日
原材料:
トマトペースト(ポルトガル製造、イスラエル製造)、砂糖、食塩、チキンエキス、野菜(しょうが、にんにく)、ラード、クミン、酵母パウダー、コリアンダー、ターメリック、バター加工品、カスリメティ、カシューナッツペースト、カレー粉、黒コショウ、カルダモン/酒精、着色料(カラメル色素、パプリカ色素)、(一部に乳成分・カシューナッツ・鶏肉を含む) |
栄養成分表示(1袋36gあたり):
エネルギー60kcal、たんぱく質2.1g、脂質1.5g、炭水化物9.6g、食塩相当量4.3g |
参照:ひとり分からつくれる鍋の素 バターチキンカレー|無印良品
「鍋の素 バターチキンカレー」を使ったおすすめアレンジメニュー
- チーズカレーうどん(※公式のおすすめ)
- バターチキンカレーパエリア
- スパイシーチキンカレーつけ麺
- チーズカレードリア
- 骨付き肉のタンドリーチキン風 など
⑤ひとり分からつくれる鍋の素 胡麻味噌担々
中国の「胡麻味噌坦々」をお手本にした濃厚なピリ辛鍋の素。豆板醤と唐辛子が利いた辛い物好きにはたまらない味で、寒い季節にぴったりの身体が温まる鍋が作れます。
少しマイルドな方が好みなら、水の代わりに豆乳を使うのもおすすめ。
価格:350円(税込み)
内容量:136g(1人前用34g×4袋)
賞味期限:製造日から270日
原材料:
ねりごま(国内製造)、食塩、砂糖、なたね油、ごま油、ピーナッツペースト、ポークエキス、みそ、すりごま、にんにくペースト、酵母エキス、生姜ペースト、豆板醤、たん白加水分解物、酵母エキス調味料、唐辛子粉末/酒精、増粘剤(スクシノグリカン)、着色料(カロチノイド、カラメル)、酸味料、(一部に小麦・落花生・ごま・大豆・豚肉・ゼラチンを含む) |
栄養成分表示(1袋34gあたり):
エネルギー111kcal、たんぱく質2.7g、脂質9.1g、炭水化物4.7g、食塩相当量3.9g |
「鍋の素 胡麻味噌坦々」を使ったおすすめアレンジメニュー
- 胡麻味噌うどん(※公式のおすすめ)
- ピリ辛胡麻味噌豆乳鍋
- 胡麻味噌坦々やきそば
- 坦々チーズリゾット
- 豚坦々丼 など
⑥ひとり分からつくれる鍋の素 スンドゥブチゲ
韓国の「スンドゥブチゲ」をお手本にした鍋の素。スンドゥブチゲは、魚介に辛味を加えたスープでスンドゥブ(純豆腐)や野菜を煮込んだ鍋料理です。
豚バラ肉や豆腐、ネギなどが定番の具材ですが、ニラやもやし、海鮮などを入れてもよく合います。
価格:350円(税込み)
内容量:136g(1人前用34g×4袋)
賞味期限:製造日から270日
原材料:
みそ(国内製造)、魚介エキス、なたね油、食塩、酵母エキス、コチュジャン、魚醤(魚介類)、砂糖、たん白加水分解物、にんにくペースト、ごま油、えび加工品、生姜ペースト、唐辛子粉末/酒精、着色料(カロチノイド、カラメル)、香辛料抽出物、増粘剤(キサンタン)、(一部にえび・ごま・大豆・ゼラチン・魚醤(魚介類)を含む) |
栄養成分表示(1袋34gあたり):
エネルギー63kcal、たんぱく質2.5g、脂質3.5g、炭水化物5.5g、食塩相当量4.2g |
参照:ひとり分からつくれる鍋の素 スンドゥブチゲ| 無印良品
「鍋の素 スンドゥブチゲ」のおすすめアレンジメニュー
- ピリ辛肉うどん(※公式のおすすめ)
- スンドゥブチゲラーメン
- チーズスンドゥブチゲリゾット
- スンドゥスープの手羽もと煮
- ピリ辛スープパスタ など
⑦ひとり分からつくれる鍋の素 火鍋
本格的な辛さがクセになる、大人な鍋の素。中国の「火鍋」をお手本に、辛味の強い花椒(かしょう/ホアジャオ)など10種類の香辛料が使われています。
痺れる辛さが人気の火鍋は、春雨や中華麺のスープにもおすすめ。
価格:350円(税込み)
内容量:140g(1人前用35g×4袋)
賞味期限:製造日から270日
原材料:
なたね油(国内製造)、たん白加水分解物、食塩、魚醤(魚介類)、砂糖、酵母エキス、生姜ペースト、にんにくペースト、花椒粉末、豆板醤、すりごま、こうしょう粉末、シナモン粉末、たまねぎ粉末、唐辛子粉末、スターアニス粉末、フェンネル粉末、香味食用油、クローブ粉末、ごま油/酒精、香辛料抽出物、加工でんぷん、着色料(カラメル、カロチノイド)、増粘剤(キサンタン)、酸味料、(一部に小麦・ごま・大豆・魚醤(魚介類)を含む) |
栄養成分表示(1袋35gあたり):
エネルギー72kcal、たんぱく質1.6g、脂質5.4g、炭水化物4.4g、食塩相当量4.0g |
「鍋の素 火鍋」のおすすめアレンジメニュー
- 四川風麻辣麺(※公式のおすすめ)
- 薬膳カレー
- 火鍋風豚汁
- 火鍋牛丼
- 旨辛チャプチェ など
無印の鍋の素で絶品お一人様ビスク鍋とシメを作ってみた!
ここからは、無印のひとり分からつくれる鍋の素シリーズの中でもおすすめナンバーワンの「ビスク」のレビューをご紹介します。鍋の素を使ったビスク鍋の作り方、おすすめ具材、シメなど参考にしてみてください。
鍋の素 ビスクのパッケージ裏がこちら。原材料や栄養成分表示の他、調理方法やおすすめの具材、アレンジメニューなどが書かれています。
ちなみに、昨年まで販売されていた「手づくり鍋の素」は人気のあまり売り切れ続出していたそうですが、「ひとり分から~」は発売直後ということもあり筆者が行った無印では7種揃って売られていました。
中身は小袋に分かれて包装されているので1人分だけ作りたいとき以外にアレンジレシピにちょこっと使いたいときなんかも便利ですね。
【材料】
- 鍋の素 ビスク 1袋
- 牛乳 200ml
- キャベツ 1/8程度
- ブロッコリー 2~3房程度
- しめじ 1/8房程度
- たまねぎ 1/8個程度
- トマト 1/2程度
- たら 小さめ1尾
具材やつゆ以外の分量は完全にお好みですが、上記の分量で1人用土鍋がみちみちになるくらいです。あまり多いとふきこぼれやすくなるので注意してください。
他におすすめの具材は
- 鶏肉(もも、むね、ささみどれでも)
- えび
- じゃがいも
- 大根
- カリフラワー
- にんじん
- エリンギ
- レタス
- 豆腐
など。もちろん鶏以外の肉や、他の魚介類でも美味しいと思いますよ!
【作り方】
①土鍋に鍋の素 ビスクを1袋入れる
鍋の素の袋を開けた途端、濃厚なえびの香りが漂ってきました。中身は粘度の高いデミグラスソースのような感じです。
②牛乳を入れてよく混ぜて、鍋を火にかける
③火の通りにくい具材から入れ、煮込む
ビスクは牛乳で割って作る鍋なので、沸騰させると分離して風味が落ちてしまいます。強火にしすぎず、沸騰させないように気をつけて煮込みましょう。
④しっかり火が通ったら、完成
あっという間にかんたん本格ビスク鍋ができあがりました!
トマトやキャベツで彩りも良くて、写真映えする鍋ですね。スープの見た目も香りもエビクリームといった感じで、無印のレトルトカレー「プラウンマサラ」を思い出しました。
早速試食してみると、見た目だけじゃなくて味もかなり本格的。エビやトマトの風味と牛乳のクリーミーさが合わさってしっかりコクがあるんですが、思ったよりもしつこくないです。1人前なら夜中でもペロリと食べられてしまいそう。
個人的には今回入れた具材ではキャベツが一番美味しかったです。
牛乳を分離させないように弱火気味で短時間しか煮込まなかったため(それでも少し分離してしまいましたが)、たらやたまねぎにはじっくり味が染み込むところまではいかなかったようです。筆者のように短時間で食べたいけど味がしっかり染みた方がお好きな方は、葉物野菜を多めにすると良いかもしれません。
鍋の素 ビスクのパッケージに書いてあったおすすめのシメはパスタやご飯(リゾット)なのですが、今回選んだシメは、あえての「パン」!
鍋に残ったスープの上にチーズを乗せて火にかけて溶かし、少しペッパーをかけたら、トーストした全粒粉パンをディップしていただくことにしました。
これは美味しい…!
溶けたチーズとクリーミーなエビスープがパンにじわっと染みて、いくらでもいけちゃいそうな美味しさです。パスタやリゾットもきっとおいしいと思いますが、無印の鍋の素 ビスクのシメにはぜひバケットや食パンも試してみてください。
実は無印の鍋の素シリーズは初めて食べたのですが、ビスクは本当に驚くほど本格的な味でした。具材のバリエーションやアレンジも楽しめそうだし、1人暮らしでもファミリーでも使いやすい優秀な鍋の素でしょう。
あえて気になるところをあげるなら、あまり豪快に煮込めない(牛乳に気を使う)ということかなと思います。牛乳を分離させないように弱火でぐつぐつ煮込むため、固めの野菜はなかなか火が通らない、味が染み込むまで時間がかかるなどの点が少しネックでしょう。
もし短時間で調理したい場合は、固めの野菜や大きめの肉類などは一度レンジでチンしてから鍋に入れるのがおすすめです。中まで火が通りやすくなって、半茹で状態を回避できますよ。
以上、無印の鍋の素 ビスクを使って作った絶品鍋レビューでした。
無印の鍋の素でかんたん本格鍋を楽しもう
12月になり冬の寒さが本格的になってきた今日この頃。帰宅が遅い1人暮らしのビジネスマンの方も、毎日忙しい主婦(夫)の方も、無印の鍋の素でかんたん本格鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※店舗によって商品の取り扱い状況が異なることがあります
※商品の情報はすべて2021年12月の執筆時のものです
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.