寒い季節で特に活躍する加湿器ですが、1年を通して使っている人は少ないはず。「そろそろ出番かな?」と電源を久々に入れたという方も多いのではないでしょうか。
ですが、ちょっと待ってください! 加湿器は水を使うため、中で雑菌やカビ菌が繁殖しやすく、お手入れや対策をしっかり行っていないと嫌な臭いを発生させたり、部屋の空気を汚してしまう可能性があります。
とはいっても日々の仕事や家事で中々時間が取れず、加湿器のお手入れができていないという方もいるでしょう。
そこで今回は仕事や家事のわずかスキマ時間でお手入れができる、加湿器の除菌グッズをご紹介します。久しぶりに加湿器を使うという方、また使っている加湿器から嫌な臭いがするという方は、ぜひ参考にしてください。
超簡単! 加湿器のお手入れには「除菌剤」が有効!?
最初に知っておきたいのは、加湿器は加湿の方式によってお手入れ方法が多少異なるということ。詳しい説明は以下の関連記事でご紹介していますが、例えば気化式の加湿器の場合、タンクやトレーに加えて、水やぬるま湯を使って加湿フィルターのお手入れも必要です。
【関連記事】加湿器の嫌なニオイの原因と簡単にできるお手入れの方法
しかし、水やぬるま湯だけでは十分に除菌ができず、汚れや臭いが残ってしまう可能性もあります。そこで活用したいのが加湿器の「除菌」グッズです。
加湿器の除菌剤は安全? 赤ちゃんがいる家で使っても良い?
加湿器の除菌剤は種類にもよりますが、安全性が高い原料が使われている商品もあります。ご家庭に赤ちゃんやペットがいる場合は、購入前に説明文などをよく読みましょう。
加湿器のお手入れにおすすめ! 除菌グッズ
それでは早速、加湿器のお手入れに有効な除菌グッズをご紹介していきます。なお、加湿器のモデルによっては除菌剤の使用が推奨されていないケースもあるため、取扱説明書などをよく読みましょう。
加湿器のおすすめ除菌剤:UYEKI 除菌タイム
UYEKIの除菌タイムは、水道水を使う加湿器の水タンクに使える除菌剤。ヌメリや嫌な臭いを抑制し、雑菌を除去します。赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使える、安全性の高い成分(エタノール、カチオン系抗菌剤、柿シブエキス)を使用。
液体タイプのほか、雑菌を継続して除菌できるスティックタイプの2種類があります。
使い方はいたってシンプル。液体タイプの場合、タンクの容量に適した量の「除菌タイム」を投入し、通常運転するだけ! お部屋にいながら使えてタンクの面倒な手洗いも軽減でき、家事や仕事のスキマ時間にお手入れができます。
【参照】加湿器の除菌タイム 液体タイプ
加湿器のおすすめ除菌剤:象印 加湿器用ポット内容器洗浄用クエン酸 ピカポット
象印の「加湿器用ポット内容器洗浄用クエン酸 ピカポット CD-KB03K」は、水道水に含まれるカルシウムやミネラルなどの汚れを落とせる除菌剤です。
30g×4包入りと、使いやすい小分けタイプ。加湿器はもちろん、電気ポットなどにも使えるため、1包は加湿器、1包は電気ポットといったように、使い分けることもできるでしょう。
【参照】加湿器用ポット内容器洗浄用クエン酸 ピカポットCD-KB03K
加湿器の除菌剤はドラッグストアやECサイトで購入可能
加湿器の除菌剤は、ドラッグストアはもちろん、Amazonや楽天など各ECサイトで購入可能です。購入の際は説明書などをよく読み、愛用している加湿器にも使えるかどうか必ずチェックしておきましょう。
除菌機能が付いている加湿器を選ぶのもアリ!
加湿器そのものの除菌機能が付いているモデルも発売されています。例えば、パナソニックの「ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXU07」には、「イオン除菌ユニット」が搭載されています。イオンの力で加湿する水を除菌するため、比較的清潔にお部屋を加湿できるでしょう。
ただし、除菌機能が付いているモデルでも、お手入れ不要というわけではないためご注意ください。
※データは2021年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸