大幸薬品『正露丸』のにおいの認知に関する調査
100年以上続くロングセラーブランド『正露丸』を販売する大幸薬品は、20歳~69歳の男女1000名を対象に常備薬でおなじみの『正露丸』のにおいの認知に関する調査を実施した。
Q1 あなたは『正露丸』のにおいが好きですか。(単一回答/n=1000)
『正露丸』のにおいについて聞いたところ、「嗅いだことがない」と回答した人が8.0%となった。しかし、年代で比較をすると、20代のみが1割を超える結果となっている。
また、女性のみの回答を見ると、特に20代女性では24.0%が『正露丸』のにおいを「嗅いだことがない」と回答。一方、30代以上の世代では「嗅いだことがない」という回答は5.1%にとどまり、95%が『正露丸』のにおいを認知していることがわかった。
大きな世代間ギャップがあることが明らかになっている。また、『正露丸』のにおいが「好き」と回答した人は計12.1%となった。
「嫌い」と回答した人が計53.7%と半数を超える結果となったが、『正露丸』のにおいが好きと回答した人が一割を超す人数いることが判明した。
Q2 あなたは『正露丸』のにおいは、何のにおいに似ていると思いますか。(複数回答/n=920)
『正露丸』のにおいは「漢方のにおい」に似ていると回答した人が69.3%となった。『正露丸』のにおいのもとは、主成分「木クレオソート」のにおい。
ブナやマツなどの原木を炭化したときに出る煙を冷却し、液化して静置すると木タールが得られる。この木タールを繰り返し蒸留精製して得られるのが植物由来の生薬「木クレオソート」。
この「木クレオソート」が、腸の動きを止めることなく、腸内の水分バランスを調整し、おなかを正常な状態に戻すといわれている。
「燻製のにおい」、「森林のにおい」と回答した人もいたが、原料や製法から似ていると感じる人もいるのかもしれない。
Q3 あなたは、大人になって好きになったにおいがありますか。ある方はそのにおいをお答えください。(単数回答/n=1000)
大人になって好きになったにおい
・燻製のにおい。(女性:60代)
・ゆず。大人になって食べられるようになり、好きになった。
(女性:50代)
・タバコ。(男性:20代)
・アイラ産のスモーキーなウイスキーのにおい。(男性:60代)
・カモミールなどハーブのにおい。(女性:50代)
・コーヒーの香り。(男性:40代)
・線香のにおい。(男性:20代)
・ガソリンのにおい。(女性:30代)
大人になって好きになったにおいが「ある」と36.0%が回答した。どのようなにおいを好きになったか聞くと、「燻製」や「ウイスキー」、「チーズ」など大人になって好きになった食べ物・飲み物や、「カモミール」や「ゆず」などのハーブという回答が多く集まった。
大人になり、においの好みが変化することもあるので、子どものころは『正露丸』のにおいが苦手だったという人も、現在は違った印象を受けるかもしれない。また、やはりにおいが苦手…という人にはにおいのない、『セイロガン糖衣A』がオススメだ。
【調査概要】
1.調査の方法:WEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:全国の20歳~69歳の男女
3.有効回答数:1000名:各性年代均等割付(中学生以下のお子様がいる500名を含む)
4.調査実施日:2021年9月3日(金)~9月5日(日)
関連情報:https://www.seirogan.co.jp/products/seirogan/
構成/DIME編集部