売主別中古マンション値上がり率ランキング(関東版)
スタイルアクトは売主別中古マンション値上がり率ランキング(関東版)発表した。
2008年以降に竣工した首都圏の新築分譲マンションを対象に各住戸の新築分譲時の価格と、2020年10月から2021年6月までの間に中古マンションとして売り出された価格の値上がり率を算出し、2021年10月迄の経過年数で除算することで年間当たりの値上がり率を算出し、ランキングしている。関東圏で20棟以上のサンプルがあるデベロッパーを対象としている。
関東売主別値上がり率ランキングは、1位は日鉄興和不動産、2位は三井不動産レジデンシャル、3位は東急不動産となった。
関東1位の日鉄興和不動産は、都区部や政令指定都市などを中心に、「リビオ」ブランドで都市型のライフスタイルを意識したマンションを供給している。
首都圏を中心に土地を厳選し、富裕層や単身者・ファミリー層など幅広いターゲットの多様なニーズに合った商品を企画することで、物件に対する品質評価と立地の希少性の双方が中古市場でも高く評価され、関東圏において6年連続で値上がり率1位となった。
2位の三井不動産レジデンシャルは、大手デベロッパーとして幅広いエリアに多くの物件を供給しながらも、各立地に適切なブランドでの提供で、その中でも特に都心部の物件やパークタワーなど都市型大規模タワーの価格上昇が大きく寄与し、関東の値上がり率2位となった。
また、同社の物件は入居後の管理満足度における当社調査において2位となっており、資産性と入居後の満足度のいずれにおいても高い競争力を有していることが分かった。
3位の東急不動産は、東急電鉄沿線といった高い人気を誇るエリアを中心に、都心、ならびに文京区といった値段が下がりにくい学区人気の高いエリアに「ブランズ」シリーズを供給する大手デベロッパーだ。
<図表:売主別中古マンション値上がり率のランキング(関東圏)>
構成/ino.