間もなく年の瀬の忘年会シーズンがやってくる。例年であれば、会社や友人同士で1年の労を労う機会を設けているところだろうが、昨年に引き続きコロナ禍の今年、忘年会を開く人はどれくらいいるのだろうか?
そこで、クロス・マーケティングではこのほど、全国20歳~69歳の男女を対象に「忘年会に関する調査(2021年)」を実施した。
忘年会の予定がある人は2割程度
今年は、飲食店などで対面の飲み会を予定している人が2割いるものの、ほとんどの人は年の瀬に忘年会をする予定はない。対面・オンラインを問わず、現時点では忘年会の予定がない人は77.4%。オンラインでの予定のある人は3%と少数。<図1>
忘年会に対する気持ちでは、おおよそ半数が忘年会自体に消極的なことがうかがえる。「ぜひやりたい」「行くと思う」という人や、「人数や場所によるのでどちらともいえない」人は、それぞれ同程度みられる。
忘年会に対する気持ちでは、「今年は忘年会ができそうで嬉しい・ぜひやりたい」が8.0%、「ちょっと考えるが行くと思う」が9.1%であり、参加することに対して積極的な人は17.1%であった。
「人数や場所によるのでどちらともいえない」と迷っている人は18.7%、約半数は「もともと忘年会には行きたくない」と、そもそも忘年会に対して消極的。<図2>
どのような忘年会が良いかについては、「なるべく少人数がいい」という声が最も多く、次いで「コロナ対策をしっかりしているところ」と続く。気になること・もやもやしそうなことでは、忘年会中のマスクの付け外しに関することや、忘年会をすること自体に対して周りにどう思われるかという不安をあげる人が一定数みられた。<図3・4>
<調査概要>
調査手法 : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2021年11月19日(金)~11月21日(日)
有効回答数 : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある。
出典元:株式会社クロス・マーケティング
http://www.cross-m.co.jp/
構成/こじへい