コストコの会員になるには？登録方法、年会費、お得な裏ワザを徹底解説

コストコ会員になるには？登録方法・年会費・お得な裏技を徹底解説！

アメリカ発、会員制のメガマーケット「COSTCO（コストコ）」は、ここでしか買えない食材やコスパの良い大容量食品が人気の倉庫型店舗です。

今回は、近頃メディアでも注目を集めているコストコの基本的なシステムをご紹介！会員になるには？年会費はいくら？何人まで入店できるの？など、疑問についてまとめて解説しています。

コストコは会員じゃないと入れない？

コストコは会員制のマーケットストアなので、基本的には会員以外は入れません。

コストコの営業時間中は常に入り口にスタッフの方が立っていて、会員カードの有無を確認してから入場させるシステムになっています。買い物はもちろん、フードコートだけの利用でも会員カードを見せないと入場することはできません。

コストコの会員カードには本人の証明写真が添付してあるので、貸し借りもできないという徹底ぶりなのです。

コストコ会員以外の同伴者は何人まで入れる？

もし、会員じゃないけどコストコに入りたいのであれば、コストコ会員カードを持つ人と一緒に行く必要があります。同伴者は家族でも友達でもOKですが、1つの会員カードで入れる人数には制限があります。

通常は会員本人+大人2名までとなっていますが、現在は新型コロナウィルス感染防止対策のため人数制限をかけているので注意しましょう。

2021年11月時点では、コストコ全店で会員本人+大人（家族）1名までしか入ることができません。

ちなみに、18歳未満であれば何人でも同伴可能なので、子供や赤ちゃんを連れてコストコに行く場合は心配ご無用です！

コストコ会員になるには？店舗orオンラインで登録可能

コストコ会員登録の手続きは、店舗（公式サイトでは「倉庫店」といいます）とオンラインのどちらでも可能です。

ただし、カードの自宅配送などには対応していないため、オンラインで手続した場合もカードを発行するためには店舗へ行く必要があります。

コストコ店舗で会員登録する方法

【必要なもの】

本人確認書類（免許証・保険証・パスポートなど）

※法人会員の場合は+会社証明書

①コストコの入り口に立っているスタッフに入会したい旨を伝える

②店内のメンバーシップカウンターに案内されるので、書類に個人情報など記入する

③本人確認書類のチェック

④会員カード用の写真を撮影

⑤コストコ会員カードの発行

不備がなければ入会当日から買い物することができます。

オンラインサイトで会員登録する方法

【必要なもの】

ネット環境

受付番号（オンライン手続きの最後に表示される）

本人確認書類（免許証・保険証・パスポートなど）

※法人会員の場合は+会社証明書

①コストコの会員登録ページでカードの種類を選ぶ

②利用規約に同意し、個人情報などを入力する

③手続き終了後に表示される受付番号を控える

④コストコの実店舗へ行き、入り口に立っているスタッフにオンラインで入会手続きをした旨を伝える

⑤店内のメンバーシップカウンターに案内される

⑥本人確認書類のチェック

⑦会員カード用の写真を撮影

⑧コストコ会員カードの発行

オンライン入会の場合、店舗で書類を記入する必要がないので、混んでいなければ短時間ですぐにカード発行してもらえるのがメリットです。

こちらも不備がなければ発行当日から買い物することができます。

コストコ会員カードは4種類！会員費（年会費）と特典比較

コストコの会員（公式サイトでは「メンバーシップ」といいます）は全部で4種類あり、それぞれ年会費や特典が異なります。

■個人会員の場合

	ゴールドスター会員	エグゼクティブ・ゴールドスター会員
年会費(税込)	4,840円	9,900円
家族会員カード(無料発行)	1枚	1枚
利用可能店舗	全世界のコストコで利用可	全世界のコストコで利用可
主な特典	・コストコグローバルカード（※1）を使うとリワード（※2） 1.5％獲得	・年間購入金額の最大2％のエグゼクティブリワード獲得 ・コストコグローバルカードを使うとリワード還元率最大3.5％(※3) ・年4回の限定特別割引クーポン

 

※1　コストコグローバルカード：マスターカードとコストコが提携して発行しているクレジットカードのこと。詳しく後述しているのでそちらを参考にしてください。

※2　リワード：キャッシュバックリワード＝ポイント還元のこと。

※3　オンライン決済はマスターカードのみ利用可能。

一般的に利用者が多いのは「ゴールドスター会員」です。

エグゼクティブ会員との違いは、コストコグローバルカード（クレジットカード）を利用して買い物をした時のポイント還元率と、限定特別割引クーポンがもらえることです。

■法人会員の場合

	ビジネス会員	エグゼクティブ・ビジネス会員
年会費(税込)	4,235円	9,900円
家族会員カード(無料発行)	1枚	1枚
利用可能店舗	全世界のコストコ倉庫店で利用可	全世界のコストコ倉庫店で利用可
主な特典	・追加のビジネス会員カード ・コストコグローバルカードを使うとリワード1.5％獲得	・追加のビジネス会員カード ・年間購入金額の最大2％のエグゼクティブリワード獲得(※4) ・コストコグローバルカードを使うとリワード還元率最大3.5％ ・年4回の限定特別割引クーポン

 

※4　追加のビジネス会員はリワード2％の対象外。　

法人会員は、事業を営む経営者や、自営業を営む個人事業主、非営利団体などであれば入会可能です。登録の際は通常の登録に必要なもの以外に、会社証明書（名刺・登記簿・営業許可書など）と代表者の本人確認書類が必要になので注意しましょう！

「追加のビジネス会員カード」とは、登録した会社・団体に所属する従業員6名までであれば3,500円(税抜)でコストコ会員カードを発行することができるという制度です。

4種共通の特典として、家族会員カードは1枚まで無料発行してくれます。

同伴できる入場人数も4種ともに変わらないので、一般の人でヘビーユーザーでない限りはゴールドスター会員でも十分かと思います。

会員カードとは別物！「コストコグローバルカード（クレジットカード）」とは？

コストコグローバルカードとは、Mastercard®（マスターカード）とコストコが提携して発行しているクレジットカードのことです。

入会費無料、年1回以上の利用があれば年会費も永年無料で、コストコで買い物するたびに高水準のリワード（ポイント）が還元されるのが特徴です。

勘違いされがちなのですが、コストコ会員カードの付随しているクレジットカードサービスというわけではなく、全くの別物です！コストコグローバルカードのみに入会しても、ストアへ入場することはできないので注意してください。

コストコで買い物する機会が頻繁にあるのであれば、使用するクレジットカードをコストコグローバルカードに変えることでポイ活することができるのでおすすめです。

年会費無料でコストコに入店・買い物する裏技がある？

ネットなどではよく、「会員じゃないけどコストコで買い物したい」「年会費が無料になる裏技はないのか」などの口コミが飛び交っていますが、実はないこともないのです。

1つ目は、前述の通り、コストコ会員になっている人の同伴者として入場する方法。

2つ目は、コストコ店内のギフトカード売り場で販売している「プリペイドカード」を利用する方法です。

プリペイドカードをコストコ会員になっている人に購入してきてもらい、非会員（自分）がそれを受け取って店舗へ行くと「1日特別ご招待券」を発行してもらうことができます。これによって、年会費をかけずにコストコで1日買い物することが可能になるのです。

ただし、1日特別ご招待券の発行は1世帯で1度限りのサービスです！発行の際は現住所が記載してある本人確認書類が必要になるので、持っていくのを忘れないでください。

さらに注意点として、非会員の人がコストコで買い物をする場合は、通常の会員価格に5％上乗せされた価格でしか購入することができません。

せっかく年会費が無料になっても、5％増しの商品価格では意味がないので、筆者としてはこの方法はあまり推奨しません…！

3つ目が、一旦コストコ会員になって年会費を支払い、当日に解約するという方法です。

実はコストコ会員には、「有効期限内の解約であれば年会費を全額返金」という利用規約が存在します。そのため、入会→買い物→すぐに退会することで、実質年会費無料でコストコで買い物ができるというわけなんです。

さらにいうと「当日解約」でなくとも良いので、何度かコストコでの買い物を楽しんでからでもOKです。コストコでは、有効期限1年の内であれば年会費の全額返金保証を謳っているためです。

こちらは「コストコに興味はあるけど年会費が高いから入会は悩んでしてしまうな～」という人たちの裏技として知られている方法です。

一見ちょっとズルい感じもしますが、「体験してもらえれば絶対に満足してもらえるはず！」というコストコさんの自信を感じるシステムですよね。

この裏技のデメリットとして、コストコ会員を1度退会すると退会後12ヶ月の間は再入会することができません。さらにコストコでは会員を世帯で管理しているため、同一住所の18歳以上の家族も12ヶ月の間は新規登録できなくなります。

逆にいうと12ヶ月経てば再入会することもできますが、ネットの口コミによると何度も入退会を繰り返していると入会を断られるという話もありますし、おすすめはできません。

コストコ会員のお得な更新方法

コストコ会員の有効期限は1年間なので、2021年5月に入会したとしたら、2022年の5月が「更新月」になります。

手続きは更新月の2ヶ月前からOKで、店舗のレジ・カウンター・オンラインで手続き可能です。オンラインの場合、年会費の支払いはマスターカードのみ対応しています。

有効期限切れカードで買い物はできないため、コストコを継続的に利用するためには更新する必要があるのですが、ここでお得な更新の裏技をご紹介します！

コストコ会員カードの更新は、更新月2ヶ月前～2ヶ月後までは、翌年も更新月が変わりません。しかし、更新月3ヶ月目以降に手続きをすると、手続きをした月が新たな「更新月」となるのです。

ちょっとややこしいのですが…つまり、2021年の5月が更新月で、6月に更新したとします。すると2021年5月～2022年5月までの年会費として支払うことになってしまいます。

しかし、9月に更新手続きをすれば、2021年9月～2022年9月までの年会費となるのです。

コストコでは有効期限切れから1年半以内であれば更新手続き可能なので、この裏技を使うことができるんですね。

毎週コストコで買い物をしているような人だと使えない方法ですが、利用は数か月に1回くらいという人であれば、行っていない間の年会費がお得になるのでおすすめです。

コストコ会員になって買い物とフードコートを楽しもう

生鮮食品や冷凍食品、パンやスイーツ、そしてお酒もあり。さらに衣服や家電や家具まで売っているコストコは、もはや「なんでも揃う」といっても過言ではないメガストアです。さらに美味しくて安いフードコートまであるので、近頃はショッピングモール感覚で足を運ぶファミリーも少なくありません。

今の時期はクリスマスにぴったりのディスプレイグッズなんかもたくさんあるので、イベント好きにもおすすめです。

興味がある人はぜひコストコ会員になって買い物とフードコートを楽しんでみてくださいね。

 

※来店の際は、店舗で案内されている感染症対策に従って買い物をしましょう

※こちらで紹介した内容は2021年11月の執筆時のものです

※店舗によってサービスの内容や実施状況が異なる場合があります

文／黒岩ヨシコ

編集／inox.