小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

こんなに楽しめる!オフロードも街中もラクに走りこなすスペシャライズドのe-MTB「Turbo LEVO SL」

2021.11.27

ママチャリタイプからクロスバイク、ロードバイクまで、今やe-BIKE(電動アシスト自転車)のジャンルは普通の自転車と同様に拡大中。これらe-BIKEの中でもアシストパワーの恩恵を色々と受けやすいマウンテンバイクタイプ(e-MTB)は、さらに楽しめる魅力がたくさん。

そんなオフロードはもちろん、街中、上り、下りまで楽々こなしてしまうe-MTBに乗って小田原ライドを楽しんだ。

見た目、軽さはまるでMTB。走ると自然なアシストを発揮

今回テストしたのは、アメリカンブランド、スペシャライズドが作ったe-MTB「Turbo LEVO SL EXPERT CARBON(以下LEVO SL)」。スペシャライズドは世界で初めて、量産型のMTBを発売したブランドとして知られているが、このe-MTBにも先進的な機能がたくさん搭載されている。

アシストパワーを生み出す電動ユニットは、独自に開発した最大出力240W、最大トルク35Nmのモーターと、320Whのバッテリーを組み合わせた軽量仕様。ほかのe-MTBと見比べてみると、数字的にはもっとパワフルなモーターが搭載されていることが多いが、その分重量もかさんでしまう。しかしこのLEVO SL、パワーは抑えめになっても、あえて軽さをとることで自然な乗り味を実現している。重量は約18㎏。通常のMTBが13~14㎏くらいなので、かなりの軽さだといえる。

さらにこのユニットにより、見た目もスタイリッシュに。一般的なe-MTBは大柄なバッテリーやモーターが搭載されているため”太くてゴツイ印象”になりがち。しかしこのバイクはどこにバッテリーがあるのか分からないぐらい、すっきりとしたデザインも特長になっている。

オフロードの上り&下り。実際のトレイルでテスト

今回、LEVO SLを走らせたのは、小田原にあるフォレストバイクというMTB専用のパーク。小田原を一望できる高台にあり、初心者から上級者まで1日中遊べるトレイルが数種類用意されている。

そんな本格的なコースを走ってみて、まず驚いたのがやはり軽さ。従来のe-MTBはずいぶん昔に比べて軽くなったとはいえ、やはり下りのハンドリングが重かった。”人力”のMTBのような軽快さはなかったが、このLEVO SLはハンドリングの重さをまったく感じられなかった。まるで”人力”のMTBのようにバイクをコントロールできる。

それは上りも同様。一度この軽快さを味わってしまうと、上りでもこれまでのe-MTBの重たさが気になってしまう。「パワーが少し抑えめ」ということを先述したが、かなり急な上りでも全く問題なし。しっかり自転車というスポーツをしている雰囲気がありながら、モーターのアシストも効いている、そんな不思議な乗り味だった。

上りや下りのスムーズさは根本的な軽さにもあるが、スペシャライズド独自設計のフレーム形状にも秘密がある。

普段はロードバイクが中心であまりMTBには乗らないが、バイクが後押ししてくれるので、初心者でも取り扱いがしやすい。e-MTBを評価する言葉で「上手くなったように錯覚させてくれる」というのがあるが、このバイクがまさにそれ。

これまでは上れなかったところ、行けなかったところも行けてしまうので、カン違いはしないように自分を戒めていきたい(笑)。

街中の散策&通勤、ツーリングにも最適

今回トレイルライドのほか、小田原の街も散策してみたが、それにも十分に使える自転車だと分かった。このLEVO SLは「多少乱暴に使っても壊れない頑丈さ」「パンクなどのトラブルが少ない」という通勤、街乗りライドに最適な要素を兼ね備えている。

頑丈さはMTBなのでいうまでもないが、パンクに対しても備えは十分。タイヤに小さな穴が開いても、そのまま問題なく走行ができるチューブレスタイヤをセットしているので、確実に出社する必要がある通勤に使用してもまったく問題がないだろう。

トレイルライドで発揮していたパワーは、もちろんオンロードでも通用。人力の自転車ではなかなか上れない急坂もスイスイ走る!

オンロード上においても「行けなかったところも行けてしまう」ので、ツーリングにも最適。バッテリーのもちもよく、ECO モードなら40~50㎞くらいなら余裕で走れる。

もし走行距離に不安があるなら、ボトル型の予備バッテリーを準備されている。これを使用すれば、さらに走行距離は伸ばせる。

「坂道も楽」というとオートバイのような乗りものと思うかもしれないが、決してそんなことはない。ペダルを踏み込んだ感覚はしっかりと”自転車”なので、スポーツをしている体感は十分に味わえる。楽なんだけれども楽過ぎない、ちょうどよくスポーツができる新しい乗り物といったところだろう。ちょっと値は張るが、オンロード、オフロード、通勤などあらゆるシーンで楽しめることを考えれば、一度試してみる価値はあるかもしれない。

スペシャライズド Turbo LEVO SL EXPERT CARBON
https://www.specialized.com/jp/ja/
価格:99万円

今 雄飛(こんゆうひ):ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行うかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。