「弁護士や法律トラブル」に関する意識調査
アシロは、「弁護士や法律トラブル」に関する意識調査を行なった。
法律トラブルに巻き込まれた際の行動について
「あなたは法律関係で問題を抱えた経験はありますか?」という質問に対して、19.1%の人が「抱えた経験がある」と回答し、その中でも 69.5%の人が過去 10 年以内に法律トラブルを抱えた経験があると回答した。
また、「法律トラブルに巻き込まれた際、最初にどのような行動を取りますか?」という質問に対して、約 36%が「インターネットで検索する」、約 20%が「身内に相談する」、約 16%が「無料相談所(法テラス、弁護士事務所、弁護士情報サイトなど)に問い合わせる」と回答。
多くの人がいきなり弁護士に相談することはなく、まずは自分でリサーチしようとしていることが分かった。
弁護士に対する印象について
「弁護士に対して求める要素を教えてください」という質問に対しては、「信頼できること」「相談のしやすさ」「課題解決力」「料金が安い」が上位5位に並んだ。
また、実際に法律相談をした前後での弁護士へのイメージについては、相談前は「費用が高そう」や「相談料が不明瞭」といった金銭面、また「弁護士を選ぶ基準が分からない」といった声が多く挙げられた。
相談後には「頼りがいがある」や「相談しやすい」といったポジティブな意見が寄せられる一方で、「相談したい内容の適任者なのか分かりにくい」という意見も上位に挙がっており、費用面のイメージはある程度払拭されているが「相談したい内容の適任者なのか分かりにくい」が依然として高い状況にあることが分かった。
「あなたは何か問題を抱えたときに弁護士に「相談しづらい」と感じますか。」という質問に対して、78.8%が「相談しづらい」と回答し、弁護士相談へのハードルが高いことが分かった。
また「どのような時に弁護士に相談すればよいか理解していますか?」という質問に対しては、半数以上の 59.9%が「理解していない」と回答しており、消費者が気軽に弁護士相談ができる体制・サービスを構築していくことが必要であると分かる。
法律知識・法律相談サービスとの関わりについて
「法律についてもっと知りたい、知っておきたいと感じますか?」という質問に対して、66.6%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答しており、多くの人が法律知識を身に着けたいと感じていることが分かった。
また、「いざとなったときに法律のことを相談できるサービスがほしいですか?」という質問に対しては、88.5%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答しており、同社が運営している「弁護士ナビ」シリーズのような法律相談サービスへの需要が高いことが分かった。
■調査の実施概要
調査期間:2021 年 8 月 24 日 ~ 2021 年 8 月 27 日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20 歳~79 歳の男女、合計 1,500 名
関連情報:https://asiro.co.jp/
構成/DIME編集部