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大画面、多機能、進化した「Apple Watch Series 7」がお買い得だと言える理由

2021.11.14

2021年10月15日に発売を開始した「AppleWatch Series 7(以下Apple Watch 7)」。発売当初から予約が殺到したようで、執筆時点(2021年11月初旬)でも、Apple Storeで購入すると、到着まで1か月前後の時間がかかるようです。

名前にある通り、Apple Watchは本モデルで7代目となるのですが、特に前モデルとなる“Series 6”から大きく見た目が変わったわけではないので、購入するべきか迷っている人も多いでしょう。今回は、実際に製品を試せたので、進化ポイントに着目しながらレビューをお届けしていきます。

「Apple Watch 7」は公式HPで4万8800円から購入可能!

Apple Watch 7は、公式のApple Storeで購入した場合、最安構成での販売価格が4万8800円となります。最安構成は「41mm」「アルミニウムケース」「ソロループ/スポーツバンド/スポーツループ」となっています。

Apple Watchシリーズは、ケース部分のサイズや素材、バンドの種類に複数パターンが用意されており、ある程度自分好みにカスタマイズして購入できるのも魅力。公式HPでは、好きな組み合わせを考えるときに便利な「Apple Watch Studio」も用意されているので、これを試してから購入するのがおすすめです。

【参照】Apple Watch Studio

また、Apple Store以外にも家電量販店や各ECサイトに加え、ドコモ/au/ソフトバンクの3キャリアでも購入可能となっています。

本体サイズはほぼそのままなのにディスプレイは大きくなって登場! 耐久性も大幅UP!?

まずは見た目やデザインについて。Apple Watch 7はディスプレイサイズに、従来から用意されている41mmモデルと、大画面モデルとなる45mmの2種類が用意されています。45mmは歴代最大のディスプレイサイズですが、ベゼルを細く設計することで、これまでの44mmモデルとほぼ同じサイズ感になっています。

Galaxy Watch 4(左)の円形ディスプレイに対し、Apple Watch 7(右)は文字を幅広く表示できるため、視認性が良い印象。

今回は大画面モデルとなる45mmを試しました。Apple Watch 6以前の44mmと比べると、数字上は1mmの違いしかありませんが、腕に着けるとしっかりと存在感が増している印象を受けます。通知もしっかり視認できるサイズ感になっているので、出先でちょっとしたメールの確認などに便利でした。

ボディの素材は「アルミニウム」「ステンレススチール」「チタニウム」の3種類から選べるようになっており、それぞれの質量が38.8g/51.5g/45.1g(45mmモデルの場合・バンド除く)となっています。

今回は最も重量のあるステンレススチールモデルを使用したこともあり、腕時計らしいずっしり感がありました。腕への負担が気になるほどの質量ではなく、ある程度の質量は高級感にもつながるので、個人的には好印象です。

また、ボディには「Apple Watch史上最も強い前面クリスタル」が採用されており、耐亀裂性能が向上。IP6X等級の防塵性能や、水泳時に着用しても安心の耐水性能を有しているので、耐久性にもある程度の安心感があります。

お会計はApple Watchで! 豊富な決済サービスに対応

筆者は普段Androidスマートフォンをメインで使用しているので、スマートウォッチは「Google Wear OS」搭載のものを使用していますが、今回Apple Watch 7を1週間ほど、iPhoneとセットで試して改めて感じたのは、決済サービスの便利さです。

有名どころでいうと、モバイルSuicaやモバイルPASMOといった交通系ICの登録でしょう。交通系ICを登録できるスマートウォッチはまだまだ数が少なく、iPhoneと連携して手軽に登録できるのは、Apple Watchシリーズの強みです。

近年はFeliCa搭載のスマートフォンが増えたこともあり、駅の改札を通る際やちょっとした買い物はスマートフォンに登録した交通系ICで行うという人も多いはず。もちろん、スマートフォンでの決済でも財布を取り出す必要がなく便利なのですが、Apple Watchを使えばスマートフォンすら取り出す必要がないと考えると、まさに“スマート”な機能でしょう。

他にも、2021年10月21日より「WAON」や「nanaco」といった電子マネーの登録にも対応したように、対応サービスが豊富なのも利点。個人的には、コンビニでの買い物の際などには「au PAY」を使用する機会が多いので、Apple Watch上にバーコードやQRコードを表示して支払いをする機能はかなり頻繁に利用しました。

充電が早くなって豊富な機能を最大限活かせるように!?

Apple Watch 7の進化ポイントとして挙げられるのが、充電速度です。購入時に同梱されるUSB-Cケーブルを使用すれば、約45分の充電で80%までの充電が可能。Apple Watch 6から最大33%も早くなったとのことで、電池切れの状態から1時間ほどの充電でほぼ100%まで充電できます。

スマートウォッチは通常の腕時計と違い、頻繁に充電する必要があるモデルがほとんどなのが弱点。Apple Watchも例にたがわず、ほぼ毎日の充電が必要ではありますが、充電時間が短くなることで得られる恩恵は多数あります。

約45分で80%の充電ができるとなると、朝起きてから準備する時間でおおよそ100%まで充電可能。夜寝ている間に充電する必要があまりなくなるので、「睡眠」アプリを使用して睡眠中の呼吸状態や睡眠時間を計測することができます。

また、Apple Watch 5以降(Apple Watch SEを除く)で使用できる「常にオン」機能を使用すると、当然バッテリーの消耗が激しくなります。充電速度が速くなることで、こういった電池消耗の多い機能も気兼ねなく利用できるようになるでしょう。

新機能が自分の生活を豊かにするなら買うべきApple Watch 7

紹介してきた機能のほかにも、Apple Watchを装着中にはiPhoneのFace IDを突破できる機能や、心電図・血中酸素レベルの計測といった健康管理機能、サイクリングを新たに加えた豊富なワークアウトモードなど、Apple Watchは普段の生活をより快適にすることができるデバイスです。

ただし、紹介してきた決済サービスといった多くの機能は、Apple Watch 6以前のモデルでも、ソフトウエアのアップデートにて利用できるものが多く、Apple Watch 7としての純粋な進化ポイントは「ディスプレイの大型化」「耐久性の向上」「充電速度UP」といったところでしょうか。

もちろんいずれもスマートウォッチには欠かせない強化ポイントではあります。Apple Watch 4以前のモデルや、Apple Watch SEを使用しているユーザーにとっては、「常にオン」機能なども新たに使えることになるので、どの機能をスマートウォッチに求めるのかを考えて購入するのがおすすめ。初めてApple Watchを使ってみたいという人でも、現状のフル機能が使える最新モデルをぜひ試してほしいところです。

取材・文/佐藤文彦

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