ワーキングチェア
座り心地は座面で判断。背もたれはあくまで休憩用
〝骨盤を立てて、座骨で座る〟、これがデスクワーク時の基本の姿勢。座った時に座面が硬すぎず、沈みすぎないバランスの良いものを選ぼう。「右の〝良い姿勢〟のように、作業をする際に背もたれは使いません。休憩する、思考を巡らせるなど、体勢を緩めてリラックスする時のためのものと考えてください」(からだリフォームコンサルタント・萩原さん)。ハイバックタイプはもたれかかった時快適だが、低い背もたれなら、後ろに反ってストレッチに活用できる利点も。
〜5万円
飽きのこないシンプルデザイン
イケア『イェルヴフェレット』2万4990円〜
W640×H1400×D680×SH(座面高)450〜560×SD(座面の奥行き)460mm
座面と背もたれは角度調節が可能。シート位置も前後に動かせるので、デスクとのベストポジションを保つことができる。キャスターは感圧式ロック機能付きで、立ち上がるとイスが動かないようにロックがかかり、座ると解除される仕組み。
〈Hagiwara’s Review〉
〝シンプル・イズ・ベスト〟なミニマムデザインなら、「イケア」に勝るものはなし!
二重クッションで体にフィット
ニトリ『ワークチェア(リカルドPUブレスレザーMO)』2万9900円〜
W660×H1080〜118×D720×SH(座高)455〜555×SD(座の奥行き)470mm
座面、背もたれともに弾力性のある二重クッション構造。背もたれは前後に揺れるロッキング機能付きで、休憩時のリフレッシュにも活用できる。使用されるブレスレザーは、吸湿・放湿性に優れ、消臭機能付き。水拭きできるから手入れも楽。
〈Hagiwara’s Review〉
座面はポケットコイル入りなので、体圧を分散させてくれて疲れにくいのが良いですね。
無駄のないデザインならコレ!
無印良品『ワーキングチェア・背座ワイドタイプ』1万9900円
W595×H735〜835×D565×SH(座面高)410〜510mm
座面幅をゆったり設計することで、座った時の安定感を保持。背もたれ、座面ともに体に沿うように曲線をつけることで、包み込まれるような座り心地に。高さはレバーで簡単に調節できる。アームレストは別売り(3990円)で取り付け可能。
〈Hagiwara’s Review〉
アームを付けると左右の動きが制限されてしまうかも。私ならシンプルになしで使います。
取材・文/坂本祥子
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年9月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。