ワーキングチェア
座り心地は座面で判断。背もたれはあくまで休憩用
〝骨盤を立てて、座骨で座る〟、これがデスクワーク時の基本の姿勢。座った時に座面が硬すぎず、沈みすぎないバランスの良いものを選ぼう。「右の〝良い姿勢〟のように、作業をする際に背もたれは使いません。休憩する、思考を巡らせるなど、体勢を緩めてリラックスする時のためのものと考えてください」(からだリフォームコンサルタント・萩原さん)。ハイバックタイプはもたれかかった時快適だが、低い背もたれなら、後ろに反ってストレッチに活用できる利点も。
10万円〜
環境にも配慮した2021年モデル
ヴィトラ(リビング・モティーフ)『ID クラウド リングアームレスト』14万9600円〜
W485×H920〜1110×D560〜800×SH(座面高)400〜520×SD(座面の奥行き)400〜450mm
デザインと機能性を重視した従来の『ID チェア』のコンセプトに、サステイナビリティーへの指針に基づいたアップデートを施した新作。ポリウレタンフリーのアームレストと座面を開発し、100%リサイクル可能なモデルが誕生。
〈Hagiwara’s Review〉
伸縮性のあるニットカバーの背もたれは、休憩時も背中に負担なくリラックスできますね。
〝座るを解放する〟がコンセプト
コクヨ『ing(イング)』10万2300円〜
W670×H830〜920×D580〜640×SH(座高)425〜515×SD(座の奥行き)455mm
体の微細な動きに合わせて360度自由に揺れる独自の「グライディング・メカ」によって、座っている状態でも体の動きを止めることなく、筋肉の自由な動きをサポート。凝り固まった着座姿勢をほぐしてくれる。
〈Hagiwara’s Review〉
前後、左右、斜めと、フレキシブルな可動性が高評価。日本人の体型にもマッチします。
足休めもできるオットマン内蔵
エルゴヒューマン『エルゴヒューマン プロ オットマン』13万2000円〜
W630〜670×H1160〜1300×D655×SH(座面高)460〜550×SD(座面の奥行き)365〜420mm
なめらかな曲線で高級感のあるアルミポリッシュベースを贅沢に使用。座面に前傾チルト機能をプラスし、快適な姿勢を保つことで仕事効率も高める。座面の奥行き・角度も調整可能で、下にはオットマンも収納され、ワンタッチで引き出し可能。
〈Hagiwara’s Review〉
オットマンは足を伸ばしてリラックスするのに効果的。休憩時は積極的に使いたいですね。
取材・文/坂本祥子
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年9月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。