DIME MAGAZINE
スーツケースでの移動はなにかと大変。そんな悩みを解消するのが乗って電動走行できるスーツケースの『SE3S』と『SE3minit』だ。AFUストアは、2021年10月14日から応援サービスMakuakeで先行販売を開始した『SE3S』と『SE3minit』が、プロジェクト公開後の一晩で目標金額を達成したと発表。この応援購入は2021年12月まで募集しており、製品の配送は2022年３月を予定している。
筐体は、耐衝撃性や耐候性などの強度バランスに優れたABS樹脂を使い、防弾材料にも採用されるポリカーボネートを採用。フレームの金属素材は硬質で軽量のアルミニウム合金を使用し、スーツケースとしての堅牢さも備えている。本体のカラーリングは５種類を用意。
動力部のモーターは、インホイール（駆動輪のホイール内部や周辺に設置された電気モーター）内蔵でタイヤを直接駆動し、ブラシレス仕様なので長く乗っても劣化が少なく快適さが持続する。前輪タイヤは滑りにくいトレッドパターンを採用してグリップ力を強化し、前輪と後輪の距離も安定性が高まる配置にしている。
搭載バッテリーは着脱式で充電時間は２時間。ケース本体にも外付けＵＳＢポートを搭載し、スマホやタブレットを接続して充電もできる。バッテリーを取り外せばモバイルバッテリーとしても使えるので便利だ。
『SE3S』は容量21Lで5.5インチモーター付きタイヤを搭載したスーツケース。移動モードに可変して、最大速度は時速13km。耐荷重は110kgで大人が乗っても大丈夫な設計だ。スイッチを押すと前輪が自動で展開し、ハンドル部を伸ばせば乗って移動できる。
収納式の前輪やモーターが搭載されているのにコンパクトサイズなので機内持ち込みにも対応し、座席上の荷物棚に置くこともできる。
移動モードの操作は簡単。右ハンドルをひねると前に加速して、左ハンドルで停止。左ハンドルでブレーキをかけたまま右ハンドルでアクセルするとバックもできる。速度も手元で調整可能だ。
『SE3minit』は容量26Lで４インチモーター付きタイヤを搭載。最大速度は時速８kmで耐荷重は100kg。ペダルと本体を一体化させて移動モードへの可変機能をなくして、大容量かつ軽量化を実現。『SE3S』より操作もシンプルになっている。
伸縮ハンドルとは別にキャリーケース用ハンドルも収納し、ハンドルを伸ばせば通常のスーツケースとしても使いやすい。スーツケースを立てた状態から開けるので荷物を取り出す時も便利だ。
プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/se3minit/?utm_source=prtimes2%20_sinsankai&utm_medium=referral
＊日本国内では公道使用が禁止されており、公道や乗車禁止区域では使用できません。駅や空港、キャンパス、イベント会場といった公共施設では事前に許可を取ったうえでご使用ください。
構成／ＫＵＭＵ
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