3密を避けて自然と触れ合う農レジャーが都会人に定着
3密回避に加え、都会に残された空き地=屋上の有効活用や、近隣住民の憩いの場として屋上型の貸菜園が大盛況。利用の順番待ちができる施設もある。人気の秘密は、栽培道具が用意され手ぶらで来園可能な手軽さと、常駐スタッフによるサポートだ。
お台場にある「都会の農園」では、この1年で契約者が倍増。恵比寿の「ソラドファーム恵比寿」もすでに今年度の募集を終了した。子供に土いじりの体験をさせたいという声も多く、今後はファミリー向け〝農レジャー〟としての発展が見込める。
利用者倍増
都会の農園
お台場の「ダイバーシティ東京プラザ」屋上にある都内最大級の貸し農園。関東で栽培できる野菜や果実を育てられる。3平方メートル区画で月8800円。
東京湾岸エリア一望の爽快な立地。アヒルやカモも飼育されている。併設のBBQ広場にはキャンプ区画も新設。収穫した作物を家族で味わえる。
2022年度予約待ち
ソラドファーム恵比寿
JR恵比寿駅の上にある貸菜園「アトレ恵比寿」。3平方メートル区画年10万2300円~。期間は毎年4月1日~翌年2月末日。来年度は12月受け付け予定。
【繁盛店ヒットの方程式】
常駐スタッフの手厚いフォローで不慣れな人も気軽に楽しめる農園に
取材・文/安藤政弘
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年9月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
DIME12月号の特集は「行列店に学ぶヒットの方程式」
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