コロナ禍で在宅時間が長くなったことから、住環境の改善に力を入れる人が急増したそうだ。
自宅を快適に整えたいけれど何からどう始めればいいのかわからない方にぜひ観ていただきたいのが、Netflixシリーズ『ドリームホーム ~模様替え大作戦!~』。
アメリカで製作された、マイホームのビフォーアフター番組。
2020年10月からシーズン1、2021年1月1日からシーズン2がNetflixで独占配信中だ。
あらすじ
インテリアデザイン会社スタジオ・マギー(Studio McGee)を経営するシェイ&シド夫妻。
毎回アメリカ中を飛び回り、クライアントの夢と希望を実現させていく。
築100年以上の歴史ある家のリフォーム、憧れのホームシアター作り、狭くて使いづらいキッチンの改造、大家族を持つ元スポーツ選手のための大邸宅デザイン、リラックスできるハワイ風ベッドルームづくりなど、ありとあらゆるリクエストに応える。
見どころ
漠然と「居心地の良い素敵な家に住みたいなあ」と思っていても、頭の中のイメージを具体的な形にするのは意外とハードルが高いもの。
現在住んでいる自宅に何が足りなくて、限られた予算内でどこをどう変えれば理想が現実化するのか、わからない人も多いのではないだろうか。
たとえば本作に登場するクライアント夫妻も、「ハワイ風インテリアにしたいけど、どうしたからいいかわからなかった。部屋に砂を入れた箱でも置くとか?」と語っている。
そんなときこそ、スタジオ・マギーのようなインテリアのプロに相談すれば、クライアント自身も気づいていなかった本当の願いを引き出して叶えてくれる。
健康問題を抱えながら幼い子どもを育てなければいけない人、家族との絆を大切にしたい人、古いものや思い出を大切にしたい人、来客をもてなすのが好きな社交的な人。
対話を重ねることで“クライアントが本当に求めているインテリア”を明確にしながら、専門家としてのアドバイスも提供し、お互いの意見を擦り合わせていく。
見た目の美しさ・予算・機能性・トレンドの全てを満たした仕上がりはお見事。
スタジオ・マギーのような業者に依頼する予算がなかったとしても、本作を参考に理想のイメージを具現化していく方法を学んでみてはいかがだろうか。
Netflixシリーズ『ドリームホーム ~模様替え大作戦!~』
独占配信中
文/吉野潤子