愛犬の躾に悩んでいる人は必見の番組がこちら。
2021年より独占配信中のNetflixシリーズ『CALI K9: どんな犬でもしつけます』では、凄腕ドッグトレーナー、ジャス・レバレットさんの仕事に密着取材。アメリカで製作された。
あらすじ
カルフォルニア州サンノゼにあるカリK9訓練センターの設立者ジャス・レバレットさんは、世界的に有名なドックトレーナー。
犬の心理や気質を深く理解し、独自の訓練法を確立させた人物だ。
つらい過去のトラウマから飼い主以外の人間に対して攻撃的になってしまう3本脚のピットブル、愛くるしいが落ち着きがない性格の感情支援犬、保護施設で暮らす保護犬など、様々な事情を抱える犬たちが登場。
しかしレバレットさんにかかれば、どんな犬でも本来の良さを発揮しながら、人間と幸せに共存できるようになる。
1話約30分、全6話。
見どころ
カリK9訓練センターは、問題行動を繰り返し殺処分寸前の犬にとって、“駆け込み寺”や“最後の頼みの綱”とも言える場所。
レバレットさんが飼い犬を数週間にわたって預かり、毎日訓練を行なう。
ピットブルなと獰猛な犬種も少なくないため、犬の生態を熟知しているレバレットさんとはいえ、かなりの危険が伴う仕事だ。
治安の良くない街で生まれ育ち、いつも犬に守ってもらいながら生きてきたと、しみじみ語るレバレットさん。
その腕には、今は亡き愛犬たちの姿がタトゥーとして刻まれている。
大人になった今は、「犬たちを守るために人生を捧げている」のだそうだ。
レバレットさんによると、訓練が必要なのは犬だけではない。
飼い主である人間にも、犬に合わせるための訓練が必要なのだという。
耳が痛くなるアドバイスも少なからず含まれるが、見終えた後にはきっと犬への愛おしさと爽やかな感動が溢れてくるはずだ。
Netflixシリーズ『CALI K9: どんな犬でもしつけます』
独占配信中
文/吉野潤子