Windows 10ベースで携帯型ゲーム機のように遊べるモバイルPCが人気を集めている。その特徴は手に持ちやすい小型ボディとモニターに操作用のボタンやジョイスティックなどを搭載し、ゲームをプレーすることに特化した設計のデザインだ。リンクスインターナショナルが発売した『AYA NEO 2021』は、7インチのタッチスクリーンと画面両側にボタンやジョイスティックを配置し、さまざまなPCゲームに対応できる高性能なゲーミングPCだ。
Ryzen 5やメモリ16GB搭載のゲーム向けUMPC
CPUは6コア6スレッドのAMD Ryzen 5 4500Uを搭載し、グラフィックはAMD Radeon Graphicsを採用。高性能なCPUながらヒートシンクなどの冷却システムが効率的で高負荷なゲームを長時間遊んでも効果的な排熱を実現する。メモリーは16GBでストレージは高速なM.2SSDで容量は512GBと1TBの2モデルを用意。データ容量が大きくなりがちなゲームソフトのインストールにもしっかり対応できる。通信環境としては、高速無線LANのWi-Fi6やBluetooth5.2に対応し、オンラインゲームなどをプレーする時もストレスは少ないはず。
画面は7インチの広視野角かつ高精細なH-IPS 215ppiタッチスクリーンを採用。操作系統ではRT/LTボタンのアナログ入力や各ボタンのフィーリングも良好で、レースゲームや格闘ゲームのような直感的な入力にも対応。A/B/X/Yボタンなどの印字は摩耗に強い仕様になっている。ジョイスティック(R3/L3兼用)や十字キーなどに加えて、本体下部にESC、タスクマネージャー、タッチキーボードなどのシステム操作に便利な専用キーもあり、ゲームをプレーする時にストレスを感じさせない作りになっている。ジャイロセンサー、加速度センサー、振動モーターも内蔵しているので、さまざまなタイプのゲーム操作などにも対応できる。
電源ボタン、ボリューム、ヘッドホンジャックは本体上部に配置。
本体上部に配置されたLRボタンはLT/RTとLB/RBの2種類。RT/LTボタンはアナログ入力できるので、レースゲームのアクセルなどにも使える。
本体サイズは横255㎜×縦106㎜×高さ20㎜、重量は約650g。持った時のホールド感もよく遊びやすい大きさだ。本体上部に2つと底面に1つのUSB-C端子があり、USB PDの急速充電や各種周辺機器との接続にも対応する。
『AYANEO 2021 LIGHT MOON 512GB』推奨価格11万780円(税込み)
『AYANEO 2021 LIGHT MOON 1TB』推奨価格12万2130円(税込み)
『AYANEO 2021 DARK STAR 512GB』推奨価格11万780円(税込み)
『AYANEO 2021 DARK STAR 1TB』推奨価格12万2130円(税込み)
構成/KUMU