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信用できる占い師・信用できない占い師とは?占い師をつかうことによってどういうことが期待できるか

2021.10.29

占いで幸せになる人と不幸になる人

世の多くの人たちは、多かれ少なかれ、占いに興味を持っています。花占いをしたり、雑誌の占い欄を読んだり、占い師に相談する人も少なくありません。様々な占いと呼ばれるものが飛び交う中で、「占いによって人生が好転した」という人もいれば、「大金を失ってしまった」という人もいます。なぜ同じ“占い”というものに関わることによって、その結果が変わってしまうのでしょうか?

それは、占いというものの力と、占い師のスタンスによって、結果が左右されてしまうからです。

占いの種類と、当たる理由

“占い”と一言に言っても、それには種類があります。1つは、おみくじやサイコロ、タロットのように、偶発的に出る結果を元に自分では分からないことや未来を占うものです。これは最も世間のイメージに近いもので、スピリチュアルの要素が強い占いです。しかし、占いはそのように理屈で説明できないようなものだけではありません。

占いの帝王と呼ばれる驚異の的中率を誇る『四柱推命』という占いがあります。最近ではテレビでその名前を耳にする人も多いと思いますが、これは多くの当たると言われる占い師が使っている占術であり、生年月日と性別を元に、生まれ持った資質や性格・運気の流れ・相性などを観ることができます。生年月日で観る占いは他にもありますが、その種の占いは基本的に暦(カレンダー)がベースになっています。

暦は、6,000年前の人類が生きるために作り始めたもので、自然界に法則性を見付けて、生活に使えるようにしたものです。人も自然界の一部ですから、それを人にフォーカスして更なる統計をとっていくことにより、データに基づいた占いが出来上がったのです。

もう1つの種類としては、手相や風水などの気の流れを観るものですが、目に見えようが見えまいが、理屈で説明できようができまいが、占いとは法則的に働くものを体系立てたものですから、当たるのは当然のことなのです。

信用できない占い師

占いはそれほど強力な影響を持つものですから、多くの人が武器として使いたがります。プロの占い師も元は、その力に魅了されて学んだに違いないでしょう。それ故に、その力に酔いしれ、過信し、絶対的なものだと思ってしまいがちでもあります。大事なのは、そんな“占い”を扱ううえでの占い師のスタンスです。信用できない占い師には、主に3つの傾向が見受けられます。

1つは、『正しいことをとにかく言えばいいと思っている占い師』です。「あなた、結婚できないわね」「〇才で死にますよ」「今の旦那と別れないと不幸になるよ」そんなことを言われてショックを受けてしまう人も少なくないようです。

その占い師は、何かのデータをもとに話しているのでしょうが、そんなことを言われっぱなしにされたら、誰だってその後の気持ちは暗くなり、良い運気さえも落ちてしまうでしょう。特に占い師の言葉は人の潜在意識に入り、よりそうなっていきやすい力を持っています。そんな占い師には注意が必要ですが、占いを受ける側としても、あまり悪いほうに左右されない軸は持っていたいものです。

信用できない占い師の2つ目の傾向は、『依存させる占い師』です。特に、占い鑑定だけを仕事にしている占い師は、リピートしてもらわなければ食べていけなくなってしまいますから、占いに依存させて定期的に来てもらうようにします。リピートすること自体は悪くないのですが、全てを誰かに依存をして自分の人生を自分で決めないようになれば、その時点で人生は良くなりませんから、依存させようとする占い師にも要注意です。

信用できない占い師の最後の傾向は、『脅して高いものを売りつける占い師』です。壺を売るという占い師が今も存在するかは分かりませんが、他にも例えば、「改名しないと会社潰れるよ。改名料は10万円です」と言う占い師もいるそうです。

物事の事象は、様々な要因が複合的に絡みあって起こりますから、「これをしなければ不幸になる」という絶対的なことはありません。ものやサービスの値段は、そのもの自体に価値があれば値段が高いことは悪いことではないのですが、脅したり、それしか解決法がないと言ったり、そのサービスに過剰に期待させたりするのは、やはり信用できませんね。

信用できる占い師

信用できる占い師は、その逆です。相手がどうすればより幸せになれるのかに焦点を当て、相手の人生が良くなるように言うべきこと・使う言葉を選び、相手の潜在意識にも良い情報が入るようにしてあげます。良くないことは相手を見極めたうえで、それを伝えるか否かを判断します。

運命は変えられることを知っていて、良くない結果を伝える時には必ずその対策もセットで伝え、「こういうことをすればこんなに素晴らしい状態になっていきますよ」と希望を与えます。そのために必要な商品やサービスを提案することはあっても、それが法外な値段であったり、脅したり、活用できなさそうな人に売るようなことはしません。リピートしてもらう時も、相手がファンになるなどして、着実に相手の人生が好転して行くことを実感できます。

占いを活用することによる可能性

占いは古来より、生きるため・国を治めるために使われてきたものであり、徳川家康などの戦国武将や、皇室などでも使われている信頼性の高い学問です。怪しいイメージがあるためあまり公には出ていませんが、一部上場企業でも使っているところは多くあるでしょうし、「政治家には大体、お抱えの占い師がいる」とも言われています。経営者などもそうですが、より大きな力が必要だったり、より重要な責任を伴うことには、自分だけの判断では心配になりますから、占いを参考にしたり頼ったりするのは、決しておかしなことではなく、ごく自然なことなのです。

占いで主に観れるのは、仕事運・恋愛結婚運・金運・対人運・相性・健康運・運気の流れですが、人の悩みは大概それらのどれかに該当します。そして、どんな運気であっても、運命は変えることができますから、占いを活用することによって、人生が好転していくのは当然のことと言えるでしょう。

占いは、自然界の法則を具現化したものであったり、目に見えない力をうまく活用したりするものですが、現代の人の多くは、自然から遠のいて不自然になったり、本来持っている直感力が鈍ったりしていますので、より自分を自然の一部であるという認識に近づけていくツールとして活用すると良いでしょう。人は、自然体ではなくなったり、自然の感覚を忘れたりすることから、幸せとは反対の方向に進んでいるのですから。

著者
星 絢(ほし・けん)
(株)地球人 取締役
(社)日本占道協会 認定師範

1981年2月4日生まれ。青森県出身。高校卒業後に上京し、20代の頃から起業を志すも、幾度となく失敗。20代最後に人生の方向性を見失い、半年間箱根に住み込みながら生き方を探求。500万円の借金も返済不可能となり債務整理を経験。
その後、人生をかけたコミュニティ事業も低迷しているときに四柱推命の師である鳥海伯萃先生と出会い、占いの勉強を始め、今は、無借金・年商3000万円にまで会社を成長させ、四柱推命鑑定師・講師の養成を主軸としながら、より多くの人や世の中を更に豊かにしていくことを追求している。著者に「占い起業のはじめ方、成功の技術」(彩流社)がある。

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