ここ数年の健康志向に加え、蜜を避けられる趣味ということもあり、家庭菜園やプチ農業の人気が高まっている。そんな趣味の強い味方となるのが、畑を耕す手間と時間をグッと少なくしてくれる家庭用の耕運機だ。 ひとくちに耕運機といっても、機能や対応面積にいろいろな種類があり、畑の規模や形に合わせたモデルを選ぶ必要がある。この記事では、庭先農園や家庭菜園に適した耕運機のなかから、12製品をピックアップした。
【目次】
・ガスボンベで動くタイプも!ホンダの家庭用耕運機おすすめ4選
・農家の信頼も厚い農機具のプロ!クボタの家庭用耕運機おすすめ4選
ガスボンベで動くタイプも!ホンダの家庭用耕運機おすすめ4選
まずは自動車メーカーとして有名な、ホンダの耕運機を紹介する。家庭菜園用のラインナップが多く、ガソリンで動くタイプのほかに、ガスボンベで動くタイプも用意されている。最軽量モデルでも50ccクラスのエンジンを搭載し、全体的にパワフルなのも特徴だ。
ホンダ エンジン式 耕運機 プチな FG201 JT
プチな FG201は、30坪前後(約100平方メートル)のごく小規模な面積に適した軽量型モデルだ。重量はホンダ製品最軽量の18kgと取り回しやすく、持ち運びしやすいメリットもある。50ccクラスのエンジンが搭載され、軽量でもしっかりと耕せるのもポイントだ。
出典 公式サイト|ホンダ エンジン式 耕運機 プチな FG201 JT
ホンダ エンジン式 耕運機 こまめ F220 JT
こまめ F220は、30~100坪(約100~330平方メートル)の面積を耕すのに最適なモデル。耕運幅を31cmと54.5cmの2段階に調節が可能。耕運爪には、安定感と力強さを兼ね備えたL字型を採用している。耕運の動作が手元のレバーだけでできるのも手軽でうれしい。
出典 公式サイト|ホンダ エンジン式 耕運機 こまめ F220 JT
ホンダ ピアンタ FV200 カセットボンベ式
ピアンタ FV200は、燃料にカセットボンベを使用するタイプのモデルだ。カセットボンベ1本の連続運転時間は最大約1時間。ガソリンや軽油の併用は必要ない。適した面積は30坪まで。耕運幅は20cmと35cmの2段階で、狭いうね間も耕せる。
出典 公式サイト|ホンダ ピアンタ FV200 カセットボンベ式
ホンダ サ・ラ・ダ FF300
サ・ラ・ダ FF300は、耕運幅約最大45cm、耕深約16cmと、広く深く耕せるモデルだ。耕運爪が前にあるフロントロータリーモデルで、本体サイズは大き目だが畑の隅でも耕しやすい。方向転換したいときには、爪を持ち上げれば少ない力で旋回できる。
出典 公式サイト|ホンダ サ・ラ・ダ FF300
農家の信頼も厚い農機具のプロ!クボタの家庭用耕運機おすすめ4選
クボタは国内で大きなシェアを持つ農機具メーカーだ。家庭用耕運機はもちろん、トラクターやコンバインといった大型機械も広く手掛け、多くの農家から支持されている。操作周りの表示がていねいで、初心者でも使いやすい点もうれしい。
クボタ Midy Smile TMS300
Midy Smile TMS300は「手軽に始める家庭菜園」をキーワードにしたモデルだ。初心者に優しい設計が各所に施されているのが特徴で、緊急停止スイッチが手元に付いていたり、本体に取扱説明書のQRコードが印字されていたりする。軽量・コンパクトで、乗用車での運搬も可能だ。
出典 公式サイト|クボタ Midy Smile TMS300
クボタ 陽菜Smile TRS500
陽菜Smile TRS500は、270坪までの家庭菜園に適しているモデル。連続運転時間が最大約150分と長く、耕運・うね立て・中耕・除草が1台でこなせるオールマイティな機能を備える。レバー1本で前・後進やロータリ回転の操作が簡単に操作できる。後進時はロータリが止まる安全設計なので安心だ。
出典 公式サイト|クボタ 陽菜Smile TRS500
NEW 菜美 FTR3500
NEW 菜美 FTR3500は、耕運部分が前にあるフロントロータリ仕様のモデル。畑の隅のように狭い部分でも耕しやすいのが特徴だ。移動せずに耕せる「その場で耕す」機能も搭載している。燃料はカセットガスを採用し、指定のカセットガス1本で約30分作業可能。
出典 公式サイト|NEW 菜美 FTR3500
陽菜 TRS500
陽菜 TRS500は、耕運幅550mm、対応面積約270坪(約890平方メートル)の本格的な耕運機だ。広い面積に対応しているモデルの中では安価で、ミニ耕運機では物足りない方におすすめしたい。連続運転時間が約150分と長く、長時間の作業にも対応できる。
出典 公式サイト|陽菜 TRS500
手軽に買える!ミニ耕運機おすすめ4選
庭先農園のようなごく小規模な範囲を耕すなら、ミニ耕運機が便利だ。燃料のいらない電動タイプが多く、手軽に使えてエンジンタイプより音も静か。片手で持ち上げられる軽量モデルもある。予算1~2万円程度で手軽に購入できる製品を紹介する。
高儀 GREEN ART 電動耕運機 菜援くん GCV-110
菜援くん GVC-110は、コンセントに接続して使うタイプの小型耕運機だ。10mの延長コードが付属し、庭先の家庭菜園や花壇などにおすすめだ。ガソリンが燃料のエンジンタイプより静かで、住宅地での使用にも適している。
パオック(PAOCK) 家庭用電動耕運機 耕楽くん CV-300
耕楽くん CV-300は、耕運と雑草除去の2つの作業が可能なミニ耕運機だ。重量が4.3kgと軽く、刈り払い機のように持ち歩くことができる。コンセントに接続して使用するタイプで、10mの延長コードが付属する。予算1万円以下で探している人におすすめだ。
アルミス 家庭用電動耕運機 耕す造 ATP-700WR
耕す造 ATP-700WRは、電源に接続して使うタイプだが、エンジンタイプのように広い幅を耕せるミニ耕運機だ。耕す幅は約36cm、対応面積は約16坪(53平方メートル)までが目安となっている。重量が約10kgあり、両手で操作するため、安定感があるのもポイントだ。
出典 公式サイト|https://www.honda.co.jp/tiller/lineup/
出典 公式サイト|https://agriculture.kubota.co.jp/product/saienclub/index.html
出典 公式サイト|https://alumis.jp/%e8%be%b2%e6%a5%ad%e8%b3%87%e6%9d%90%e4%ba%8b%e6%a5%ad/
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文/ねこリセット