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「2021年度末で人口カバー率96%」「39都道府県の一部でローミング終了」楽天モバイルの電波はどこまでつながるようになったのか?

2021.10.29

第4の通信キャリアとして市場参入した楽天モバイル。月々のデータ通信量が0~1GBまでは月額0円、20GB超過後は3278円で使い放題になる料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を提供し注目を集め、執筆時点(2021年10月)でMNO+MVNOの合計契約者数は500万回線を突破しています。

後発の通信キャリアということもあり、現在は基地局の建設を進めている真っ最中です。10月22日の記者説明会では、現在の基地局建設の進捗状況や、KDDIから回線を借り入れて契約者に提供する「ローミング」の状況について紹介されたので、詳しく見ていきましょう。

基地局数は3万局を突破! 2021年度末には人口カバー率96%へ!

まずはユーザーとして最も気になる、楽天モバイルが繋がるエリア状況について。2018年12月に楽天モバイルが総務省に提出した「4G屋外基地局開設計画」では、2021年度に1万3463局、2022年度に1万7520局を目標としていましたが、計画はかなり前倒しになっており、2021年10月時点で、楽天モバイルの4G基地局数は3万局を突破。2021年末~来春にかけ、順次約1万局を開設予定となっており、来春には計4万局を突破する見込みになっています。

基地局の建設が進んだことで、通信キャリアとしてサービスを開始した2020年の3月末時点では4Gの人口カバー率が23.4%だったのに対し、2021年10月14日時点では94.3%にまで向上。2021年度中に人口カバー率96%にまで広がる見込みとなっています。

もちろん、ビルの高層階や地下など、電波が届きにくい場所ではまだまだ繋がりにくいところもありますが、多くの地域/地上で楽天モバイルの電波がつかめるようになることに期待ができるでしょう。

39都道府県の一部地域でローミングサービスを終了!

楽天モバイルでは、これまで基地局建設が完全でない地域にてKDDIの回線を借り、契約者に提供する「ローミングサービス」を行っていました。楽天モバイルのワンプランである「Rakuten UN-LIMIT VI」では、データ通信が使い放題なのに対し、ローミングでの通信は月々5GBまで、超過後は速度制限がかかります。

基地局の建設が進んだことで、楽天モバイルは2021年10月1日より順次ローミングサービスを終了、楽天回線によるサービスに切り替えていきます。もちろん、日本全国/全エリアではありませんが、ここからも楽天モバイルの基地局建設が順調に進んでいることがわかります。

具体的には、「東京メトロ」で2021年10月1日以降順次、約9割のエリアにおいてローミングサービスを楽天回線によるサービスに切り替えていきます。「都営地下鉄」においても、2021年10月1日以降順次、約6割のエリアにてローミングサービスが終了となります。

ローミングサービスを終了するメリットとして、現在楽天回線とパートナー回線(ローミング)が混在するエリアにて、端末によってはパートナー回線を優先して掴む場合があるとのこと。順次ローミングサービスを終了し、楽天モバイル回線に繋がるようになるとしています。

ローミングサービスを終了することで、これまでローミング回線に繋がっていたエリアにて繋がりにくい現象が起きる可能性もありますが、楽天モバイルとしては問い合わせをしたユーザーに対して、電波状況の確認後に、一時的にMVNO回線のスマートフォンを貸し出したり、「Rakuten Casa」という屋内専用の小型基地局の提供を行うなどの対応をしています。現在「Rakuten Casa」は、東名阪の店舗を中心に、約300台/日を設置しています。

また、光回線が敷設されていない屋内や地下で楽天回線電波を増幅できる「レピーター」の展開も準備中。2022年以降に設置されていく予定になっています。

ローミングサービスは、KDDI回線を利用するユーザーが増えれば増えるほど、楽天モバイルからKDDIに支払いが発生する契約になっているため、これまで楽天モバイルでは“契約者が増えるほど財政的な負担が増える”といういびつな形になっていたのも事実。ローミングサービスをどんどんと終了していくことで、楽天モバイルのサービスがより安価になったり、ユニークなオプションが増えていくことにも期待ができます。

「完全仮想化」をすすめる楽天モバイルのエリアは拡大中!

楽天モバイルは、通信キャリアとしてのサービスイン当初から「完全仮想化」を掲げています。具体的には、従来の基地局で使用するパーツの一部を「エッジデータセンター」で管理することで、基地局にかかるコストや工期を大幅に短縮できるほか、システムのアップデートといった運用も簡単になるというもの。

また、AIによる基地局用地探索やドローンによる現地調査、省スペースで軽量な「カーボンタワー型」の基地局を採用するなど、楽天グループが持つ技術をフル活用しながらサービスの品質向上に努めています。もとより、ほか3キャリアと比較すると安価にデータ通信が使えるプランを提供していることも合わせ、今後もサービスが拡充されていくことに期待していきましょう。

取材・文/佐藤文彦

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