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「塩対応」ってどういう意味?人間関係を円滑に保つヒント

2021.11.13

聞いたことがあっても『塩対応』の意味がよく分からない人に向けて、意味や語源を紹介します。円滑な人間関係を保つために、塩対応する人の特徴や心掛けたいポイントについても触れるので、仕事やプライベートで役立てましょう。

塩対応の意味とは?

『塩対応』には、どのような意味があるのでしょうか?語源についても確認しましょう。

素っ気なく不愛想なこと

『塩対応』は、『素っ気なく不愛想なこと』を指し、つんけんした言動や優しさに欠ける冷たい言動に対して使われます。

よく使われるシチュエーションが、アイドルや俳優など有名人の対応に対してです。ファンに対して素っ気なく冷たい言動をする様子を『塩対応』と表現したことで広く知れ渡り、日常生活でも使われるようになりました。

内容や状況にもよりますが、長文のメッセージにLINEの返事がスタンプのみだったり、会話の返事が「へー」や「ふーん」で終わってしまったりすることも、『塩対応』とされることが少なくありません。

逆に、フレンドリーで温かい言動に対しては『神対応』という言葉が使われています。

語源は「しょっぱい」

『塩対応』の語源は、『しょっぱい』です。『しょっぱい』は、塩辛い味を表現する言葉ですが、不快な様子を表す言葉として使われることもあります。

もともとは相撲界で『弱い』という意味で『しょっぱい』が使われていたようです。それが転じて、プロレス界で『つまらない』という意味で『塩試合』という言葉が使われるようになったとされています。

そして、現在のように有名人の対応に対してや日常会話でも使われるようになりました。

塩対応する人の特徴

(出典) photo-ac.com

身近に塩対応をする人がいて、どうしてそのような対応をするのか理由を知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、塩対応する人の特徴や心理を紹介します。

感情を表に出さない

塩対応する人は、感情を表に出さない傾向があります。笑顔に乏しく、表情がほとんど変わらないため、冷たく素っ気ない印象を与えてしまう人が多いでしょう。

また、特に興味がないことに対しては反応が薄く、返事が一言で終わってしまうことも珍しくありません。自分のことを話したり、率先して話の輪の中に入ったりすることも少ないため、『冷めた人』と思われてしまうこともあるでしょう。

単に人見知りな性格だったり人付き合いが苦手だったりすることが理由だとしても、周囲の人にとっては何を考えているのかよく分からないところがあるため、本人は塩対応をしているつもりはなくても誤解されてしまうことがあるかもしれません。

自分にも他人にも厳しい

塩対応する人には、自分だけでなく他人にも同様に厳しい人が多いようです。

完璧主義でストイックな面があり、相手が誰であろうと自分と同じレベルを求めてしまうことが大きな理由でしょう。

本人は悪気があるわけではなく、「もっと頑張れるはず」「できるはず」と思っており、他人に厳しく意見してしまいがちなのです。無意識に大切な人の気持ちを傷つけてしまうこともあるでしょう。

周囲を気にしない

塩対応する人は、マイペースで周囲を気にしない傾向があります。自分というものをしっかり持っているため、周囲にどう思われようとあまり気にしないのです。

無理して好かれようとしたり、すごいと思われようとしたりしないため、職場などでは『過度に自己アピールをしない、堂々としている人』と思われ、プラスの印象を与えることもあります。

しかし、その一方で『不愛想な人』と思われてしまうこともあるでしょう。

人間関係を円滑に保つポイント

(出典) photo-ac.com

職場など身近に塩対応する人がいる場合は、どうしたらよいのでしょうか?心地よい人間関係を保つための大切なポイントを紹介します。

「こういう人だ」と割り切る

塩対応する相手の言動に傷ついたり、不快に感じたりすることがあったとしても、「こういう人だ」と冷静に割り切るのがおすすめです。

例えば、LINEの返信が素っ気ないと感じても、相手を否定するのではなく、「忙しいのかな」「LINEが苦手なのかも」とポジティブに解釈するように心掛けましょう。

寛大な気持ちでありのままを受け入れることを意識すれば、相手の言動に一喜一憂せずに済みます。感情的に否定したり責めたりすると、相手を深く傷つけ関係がこじれかねないため、注意しましょう。

自分からは友好的に接する

塩対応をされたとしても、大人な対応を心掛け、自分からは友好的に接するのがおすすめです。誰でも自分に友好的に接してくる相手に対しては、悪い気はしないものでしょう。

まずは、時間をかけて信頼関係を築くことが先決です。例えば、会社で顔を合わせる人であれば、率先してあいさつをしたり、業務のサポートをしたりするなど、意識して接する機会を増やしていくと信頼関係を築きやすくなるでしょう。

単に人見知りの性格や人付き合いの苦手なことが、塩対応につながっていることも少なくないため、信頼関係を築くことで距離がぐっと縮まる可能性もあります。

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