DIME MAGAZINE
スポーツの秋。気持ちのいい汗をかくにはうってつけの季節。リモートが多く、健康増進や運動不足解消のため、今秋からスポーツを始める人、再開する人も多いだろう。手軽なウォーキングやジョギングからスポーツジムなどしっかり運動した後のスポーツウェアの洗い方をライオンが公開したので紹介しよう。
スポーツウェアの洗い方の基本！
スポーツウェアは、汗や皮脂汚れ、ニオイ汚れが特に気になる。通常以上に菌が増殖し、ニオイが発生しやすい状態になっているため、洗っても臭いと感じることも。
まずはため込まず「こまめにお洗濯すること」が重要。さらに、ニオイ汚れに対する効果が高い洗剤を使用するのも、気持ちよく使い続けるためのポイント。そんな汗や皮脂によるしつこいニオイ汚れには、「つけおき洗い」が有効だ。
ニオイ汚れを解消するつけおき洗い
濃い目の洗剤液をつくる
洗濯桶に、衣類が浸る程度（５Ｌ程度）のぬるま湯（40℃以下）と洗剤（トップスーパーNANOXなど）を水量３０Lで洗濯する時の量を入れ、液体酸素系漂白剤(ブライトSTRONG漂白＆抗菌ジェル)を適量入れる。
*酸素系漂白剤が使用可能かどうか洗濯表示で確認。
衣類を入れて、30分～2時間つけおきする
洗剤液に衣類を浸し、汚れやニオイの程度に応じて30分から2時間、つけおき。濃色の衣類は色落ちすることもあるので、目立たない場所で確認してから行なうこと。色落ちの確認は、液体洗剤を別の白い布につけ、衣類の縫い目などの目立たない部分をたたいて、布に色が移らないかどうかを調べる。
洗剤液ごと洗濯機で洗う
つけおきした衣類と洗剤液をそのまま洗濯機に入れ、ほかの衣類も一緒に普段通りに洗濯。
ファンデーションや日焼け止めの落とし方
ファンデーションや日焼け止めなどの「油溶性のシミ」は、洗濯機をまわすだけでは落ちにくいものもある。洗濯機で洗う前にひと手間掛けるのがポイントだ。
（軽度な汚れの場合）液体洗剤を衣類に塗布する
液体洗剤を汚れに塗布。染み込みにくい場合は、塗布後にキャップの底で軽くたたいて洗剤をなじませる。その後、洗濯機で通常通り洗濯。
（ガンコな汚れの場合）たたき洗いをする
汚れ部分を洗剤液の中に浸した状態で、手やスポンジでやさしく「たたき洗い」して、ある程度汚れを落とす。その後、洗濯機で通常通り洗濯。
スポーツ後の靴下のニオイをすっきり～ニオイには裏返して洗う!
スポーツをしてたっぷり汗をかいた靴下は菌が増殖しやすくなる。また、洗濯をしていても、上手に洗わないと、汚れや菌が残ってしまいニオイが発生しやすくなるので、洗濯で「汚れや菌をしっかり落とすこと」と「菌を増殖させないこと」の対策をとろう。
早めに洗う
ニオイの原因である汚れは、洗濯するまでの時間が長いほど、取れにくくなる。さらに、湿ったまま長時間置いておくと、菌が増殖してニオイが強くなることも。履いた靴下はためこまず、こまめに洗うのがニオイをおさえるための第一のポイント。
裏返して洗う
汗や皮脂、角質など、ニオイの原因となる汚れは、主に靴下の内側に付着している。靴下を裏返して洗うと、洗剤液の水流や他の衣類との擦れによる機械力が直接当たるため、すっきり落としやすくなる。
「靴下を裏返しで洗濯カゴに入れると、干すときに面倒！」という声も聞かれるが、実は、ニオイ対策としては正解。ただし、泥などの目立つ汚れが表側についている場合には、靴下を表にして洗おう。
除菌または抗菌効果のある洗剤、漂白剤、柔軟剤で洗う
靴下のニオイをおさえるカギは、菌の働きをおさえることにある。除菌または、抗菌作用のある洗剤や漂白剤は、ニオイ対策の強い味方！柔軟剤も、消臭・防臭効果があるものがおすすめ。
洗濯後はすぐに干す
せっかくきれいに洗っても、濡れたまま放置していれば、またジワジワと菌が増殖する。洗濯後はすぐに干すこと。
関連情報：
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構成／DIME編集部
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