小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

1000人に聞いた目標金額を達成するために実践している貯金のルール

2021.10.21

コロナ禍は、人々の財布の紐を緩めたのだろうか。それとも、 財布の口を締めたのだろうか。

そんなコロナ禍前後「貯金・お金」に関する実態調査がこのほど、貯金アプリ「finbee(フィンビー)」を開発・運営する株式会社ネストエッグにより、1,000名(全国、20~60代男女、各性年代200名ずつ)を対象にして実施された。

■世帯貯金額の推移

・全体では、300万円以上合計が43%から48%となり5pt増加。年代別で20代は300万円以上合計が+11pt、30代は+15ptであり、若年層の貯金額が増加した。

■貯金目的について

・全体では大きな変化はなかった。20,30代で趣味・嗜好が減少。20代は旅行が増加。30代は学費・養育費が増加。40代は住宅購入が増加。50代、60代では生活費が増加した。

■貯金方法について

・「銀行の自動積立・定期預金」が最も多く、50代、60代の利用者が特に多い。

■目標金額を達成するための貯金ルール(世代別比較)

・全体では、「先取貯金」「500円玉貯金」「不用品を処分する」の順でおこなっている人が多い。
・Z世代では、「推し貯金(※1)」「おつり貯金(※2)」「歩数貯金(※3)」「365日貯金(※4)」「カレンダーの数字貯金(※5)」といった、少額かつ自分の趣味・嗜好に合わせたルールでコツコツ貯める貯金をしている人が多い。

※1.推し貯金:
好きなアイドルやキャラクターなどが活動をしたときに、推しへの気持ちを貯金する貯金
※2.おつり貯金:
例えば、590円の買い物をした際に1,000円で支払った場合に410円のおつり分を貯金
※3.歩数貯金:1,000歩歩くごとに、100円貯金など歩いた歩数に連動して貯金
※4.365日貯金:1~365までの数字から1日1回、好きな数を選んで同額を貯金
※5.カレンダーの数字貯金:1日は1円、2日は2円というように日にちに合わせて貯金

■1か月の月収と項目別費用(世代別比較)

・全体では、平均貯金額が43,252円で月収の約1割を貯金に充てている。世代別の貯金比率では、Z世代、次いでミレニアル世代が高く、それぞれ月収の1割以上を貯金している結果となった。若年層が貯金を重視している傾向が見てとれる。

【項目別費用の定義】
・食費(家の中で食べる、調理するもの)
・外食費(一人、もしくは家族での外食。家族以外との外食は交際費とカウント)
・趣味費(旅行にかかる費用は除く)
・交際費(友人、同僚などの家族以外との外食を含む)

■コロナ前(2019年以前)と比較して増えた項目(世代別比較)

・全体で「食費」が最も多く、次いで「貯金」「趣味費」。「貯金」は、Z世代・ミレニアル世代が高く、「趣味費」ではZ世代が特に高い。

■コロナ前(2019年以前)と比較して減った項目(世代別比較) 

・全体では「旅行費」が最も多く、「交際費」「外食費」「被服費」の順で多い。外出を伴うもの、他者と会うことに関連する費用が減少。

■ワクチン接種を条件とした「行動規制緩和」となったあと、増やしたい項目(世代別比較) 

・全体では、コロナ禍で減少した項目で多かった「旅行費」、「交際費」、「外食費」を増やしたいと考える人が多い。一方で、減少した項目で多かった「被服費」と回答した人は6.6%と少数。

■ワクチン接種を条件とした「行動規制緩和」となったあと、増やしたい項目(世代別比較) 

・減った項目で多かった「外食費」、「被服費」、「旅行費」、「交際費」はマイナスのため、消費を増やしたいと考える人は限定的。特に、「被服費」、「交際費」の差分は大きい。
・Z世代では、「趣味費」、「貯金」がプラスになっており、お金をかけたいと考える項目が他世代と異なる結果だった。

■お金に関する価値観(世代別比較)(※6)

・全体では、「どちらでもない」を選択する人が最多で、次いで「将来重視派」が多かった。世代別ではZ世代を除く3つの世代で同様の結果。
・Z世代では、「どちらでもない」が最も少なく、他世代と比較して、お金に対する価値観がはっきりしている。将来重視派の割合も全世代の中で最も多い。

※6.聴取方法、集計方法
A:将来重視派(今を楽しむことを我慢しても、将来のために貯金したい)
B:現在重視派(将来のことより、今を楽しむためにお金を使いたい)
自身がどちらのタイプに近いかを回答してもらい、それぞれのTOP2をまとめて集計。

■お金を有意義に利用するためにおこなっていること(世代別比較)

・ミレニアル世代は、ポイ活、キャッシュレス決済、支出の見える化、固定費の見直し、お金に関する勉強、投資が高い。お金を有意義に活用するための関心が高く、具体的な行動をとっている。
・Z世代では、副業、サブスク利用、SNSを活用したお金の情報収集、失敗しないための情報収集が高い。

<調査概要>
・調査期間:2021年9月27日~9月29日
・調査方法:インターネットリサーチ
・有効回答数 1,000名(全国、20~60代男女、各性年代200名ずつ)

出典元:株式会社ネストエッグ
https://finbee.jp/company/

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。