家事に子育て、そして仕事と、日々様々なタスクに追われる働くお母さん。日々のやるべきことを管理する目的で手帳を活用している方も多いだろうが、では、実際のところ、どのような内容を記入しているのだろうか?
そんな「働くお母さんの手帳事情」に関する調査がこのほど、伊藤手株式会社により、25歳~54歳 子どもがいる有職女性を対象に実施された(スクリーニング対象者数:4,299人、回答者数:431人)。
「働くお母さんの手帳事情」を調査
スクリーニング調査回答のうち「紙の手帳のみを使っている」「主に紙の手帳だがスケジューラーやカレンダーアプリを併用している」「主にスケジューラーやカレンダーアプリを使っているが紙の手帳も併用している」とデジタルツールとの併用も合わせ、紙の手帳の利用者の割合は54.1%だった。
紙の手帳に書いている内容は「お子さんの学校の予定」が47.9%、「プライベートで人と会う予定」が43.5%、「仕事で必要なメモ」が37.2%だった。また「お子さんの習い事の予定」も31.9%と回答があった。
年代別に見ると40-44歳、45歳-49歳の年代において「お子さんの学校の予定」「お子さんの習い事の予定」の回答結果が高い傾向となっている。
一方25-29歳の年代においては「仕事で人に会う予定」と回答した人が50.0%となっており、年代によって手帳に記入する内容が違う事が伺える。
紙の手帳を使う際の悩みを聞いたところ「効率の良い記入方法がわからない」が28.8%、「綺麗な書き方に憧れるが続かない」が27.4%、「日々の記録を記入しようと思うが続かない」が27.4%となった。綺麗に・こまめに効率よく記入したいが中々できない状況が伺える。
紙の手帳を使っていて良かったと思う事に対しては、「家族の予定をうっかり忘れる事がなくなった」が40.2%で最も多く次いで「仕事を抜け漏れなくこなせるようになった」が26.7%という結果になった。手帳に書き出すことで予定ややる事を見える化しミスを防ぐ工夫をされている事が伺える。
紙の手帳をどのようなイメージで捉えているか最も近いイメージのものを選んでもらった。「秘書」が21.9%と一番多く次いで「相棒」が18.6%、「パートナー」が15.3%となった。(図6)
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
対象者:25歳~54歳 子どもがいる有職女性
スクリーニング対象者数:4,299人
回答者数:431人
調査期間:221年9月17日-22日
出典元:伊藤手帳株式会社
https://www.ito-techo.co.jp/
構成/こじへい