トヨタ、11月の生産計画について発表
8月以降、新型コロナウイルス感染拡大等に伴う部品供給不足による生産計画の度重なる見直しを行なっていたトヨタが、11月の生産計画について発表した。
8月以降、計画比での減産が続く中、部品不足の可能性がある事案を一つ一つ徹底的に検証。その結果、グローバル生産台数は、85~90万台となる見込みという。
※参考20年11月 : 約83万台、21年9月/10月 : 各約50~60万台レベル
当初、11月の生産計画は挽回生産分を織り込み、さらに高い100万台レベルの生産を目指していたが、依然一部において部品不足の影響が残ることから、国内で約5万台、海外で約5万~10万台、グローバルで合計約10万~15万台の見直しを行なうものだ。
2022年3月期の通期生産台数見通しは、東南アジアでの新型コロナウイルスに対する規制緩和が図られてきていること、また9月と10月の減産幅が前回公表時から、10~15万台縮小できる見込みであることから、引き続き900万台レベルの維持を見込んでいるという。
なお、これらの計画見直しに伴う11月の国内稼働停止は、以下の通りだ。
関連情報:https://global.toyota/jp/
構成/DIME編集部