パナソニックは、換気・加湿・新除湿の3つの機能を持った室外機を採用したルームエアコン「エオリア LXシリーズ」を11月中旬より順次発売する。価格はオープン。予想実勢価格は352,000円~473,000円前後。
本製品は、業界で初めて室外機に、水分を吸湿させる素材として「高分子収着材」を搭載。これにより、暖房時には外気の水分を取り込み室内へ送ることで、給水の手間なく部屋を素早く加湿し、除湿時には乾燥させた外気を室内へ送る「ドライ給気制御」で寒くなりにくい快適な除湿を実現。さらには、換気機能も搭載し、冷暖房、加湿、除湿をしながら、部屋に外気を取り入れることが可能だ。
また、OHラジカル量がナノイー比100倍に進化した新「ナノイーX」を搭載。室内の有害物質の抑制スピードがアップし、同社従来品比で、花粉や脱臭の抑制時間が約1/4に、カビ菌の抑制時間は約1/3を実現。また、新「ナノイーX」を活用した内部クリーン運転では、エアコン内部に付着したカビ菌の除菌まで可能にした。
そのほか、「エオリア アプリ」では、新たに「シーン推定自動運転機能」を追加。IoT技術を活用し、帰宅前や就寝時のシーンに合わせた快適な自動制御を実現する。
ラインナップは、冷房能力4.0kW/暖房能力5.0kWの「CS-LX402D2」、5.6kW/6.7kWの「CS-LX562D2」、6.3kW/7.1kWの「CS-LX632D2」、7.1kW/8.5kWの「CS-LX712D2」、8.0kW/9.5kWの「CS-LX802D2」、9.0kW/10.6kWの「CS-LX902D2」の6モデル。いずれも電源は単相200Vで、カラーはクリスタルホワイトとなる。
関連情報
https://panasonic.jp/aircon/
構成/立原尚子