Apple Watch対応の登山地図アプリ「ヤマレコ」は常時表示ディスプレイ対応、AssistiveTouch対応、省電力の3つの新機能を搭載したバージョンをリリースした。
「ヤマレコ」は、国内で初めてApple Watchに対応した登山地図アプリ。スマホを取り出さなくても、腕につけたApple Watchを見るだけで現在地や予想到着時刻を確認できることから、多くの支持を得ている。
今回の新バージョンは、9月21日にリリースされたwatchOS 8に対応したもので、常時表示ディスプレイ対応、AssistiveTouch対応、省電力の3つの新機能が追加。
常時表示ディスプレイはApple Watchのスリープ時に、スリープを解除しなくても情報を表示させ続けることができる機能で、地図表示、標高表示のほか、何も表示しない黒画面の計3種類を用意した。
また、ハンドジェスチャーを使ってApple Watchを操作するための新機能AssistiveTouchに対応。これにより、クライミングや、手袋をしていて画面がタップしづらい状況でも、ハンドジェスチャーで地図画面と登山の状況(標高グラフ、心拍数などの数値データ)の画面を切り替えたり、メニューを選ぶことができるようになった。
さらに、今回のアップデートではスリープ時に輝度を落とすことで、地図表示モードにおける消費電力を節約。加えて、少しでも地図表示での電力消費を減らしたい人のため、「色反転」モードと「地図非表示」モードも用意した。
関連情報
https://www.yamareco.com/applewatch/
構成/立原尚子