DIME MAGAZINE
エクスペディア「2022年の旅行予約に役立つガイド」
エクスペディアは、Airlines Reporting Corporation (ARC)）と提携し「2022年の旅行予約に役立つガイド」を公開した。両社の提携は今年で7年目となる。
本ガイドに伴う調査によると、長い自粛期間を経て日本人の旅行意欲は高まっており、再び世界を旅し、旅がもたらす人生を変えるような体験を求めている。
約5人に1人の日本人は旅費の節約に関するヒントを求めており、さらに35%の旅行者が次の旅行にかける費用を節約するためには柔軟に対応する意思があることがわかっている。
航空券を節約するためのヒント
Airlines Reporting Corporation(ARC)のデータによると、2020年と2021年の航空券の平均価格は、2019年と比較して高くなっていることが明らかになった。そのため、旅行予約に最適な時期や曜日、また旅行開始日を把握することが、旅費を節約する鍵となる。
最適な予約時期
・通常、国内線は出発日の28日前に料金が上がり始めるため、国内旅行の航空券の最適な予約時期は、出発日の29日前となる。
・国際線の場合は91日前に上がり始めるため、海外旅行の航空券の最適な予約時期は、出発日の92日前になる。
最適な予約日
・国内線の航空券予約に適しているのは日曜日で、最も高い水曜日と比較して最大40%ほど節約することができる。
・国際線の予約に適しているのも日曜日で、最も高い金曜日と比較して約35%の節約につながる。
最適な旅行開始日
・国内旅行に最適な出発日は金曜日で、最も高い月曜日と比較して約40%節約することができる。
・海外旅行に最適な出発日は土曜日で、最も高い月曜日と比較して最大20%の節約につながる。
最適な旅行月
・2022年の旅行計画では、旅行する月を柔軟に選択することで、大幅に節約できる可能がある。
・国内線の場合、最も出発に適しているのは9月で、続いて2月、3月、5月が安い傾向にある。これらの月は、最も高い月と比べて20%～25%ほど節約できる可能性がある。
・国際線の場合、最も出発に適しているのは1月で、8月に出発した場合と比較して約15%節約できるとされている。
宿泊費を節約するためのヒント
国内の宿泊施設の平均料金は2019年と比較すると、2020年2月以降は下がっている傾向にある。しかしGo Toトラベルキャンペーンの期間は一時的に上昇し、今後も緊急事態宣言の解除に伴い再び上がることが見込まれる。これから旅行計画を進めるにあたり、エクスペディアのデータに基づき、宿泊費を節約するための簡単なヒントを紹介。
最適な予約日
・国内旅行の場合、宿泊施設の平均客室単価が最も低くなるのは木曜日で、最も高い土曜日に宿泊した場合と比較して約10%節約することができる。
・海外旅行の場合は火曜日の予約が最適で、日曜日と比較して約10%の節約につながる。
最適な旅行開始日
・国内旅行の場合、最適なチェックイン日は火曜日で、土曜日に宿泊した場合と比較して最大25%節約することができる。
・海外旅行の場合、最適なチェックイン日は月曜日で、木曜日に宿泊した場合と比較して最大10%の節約につながる。
宿泊施設のクラスの傾向
・宿泊施設のクラスごとの傾向を把握しておくことは、お得な旅行に繋がる。
・旅行の際、宿泊施設のクラスを下げることで、大幅に節約することが可能。国内旅行の場合、5つ星から4つ星、または4つ星から3つ星にクラスを下げることで、平均約65%の節約になる。
・海外旅行の場合、5つ星ではなく4つ星の宿泊施設を選択するだけで平均約45%の節約が可能になり、4つ星から3つ星にクラスを下げると約35%節約することができる。
・また国内旅行では、2019年と比較して3つ星ホテルと3.5つ星ホテルの価格がかなりお得になっていることが分かった。2021年の3つ星ホテルの平均価格は2019年と比較して約30％お得になっており、3.5つ星ホテルも約20%お得になっている。
【本調査データについて】
*グローバル戦略調査会社Northstar Research Partnersが本調査を実施した。
アンケートは2021年8月27日～9月6日にオンラインで実施し、北米、南米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域における18か月以内に国内旅行または海外旅行を計画している大人を対象とし、12か国の12,000人が対象。
関連情報：https://www.expedia.co.jp/
構成／DIME編集部
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