「ドライブレコーダー」の搭載率は43.0%、昨年調査から11.1ポイント上昇
今ついているドラレコの平均価格は? ドライブレコーダー搭載率の最新調査結果を大公開。
ソニー損害保険は自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対し、「全国カーライフ実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得た。
全回答者1,000名に、あおり運転の対策として効果があると思うものを聞いたところ、1位は「ドライブレコーダーを設置する」(73.9%)だった。
悪質・危険な運転行為の抑止にドライブレコーダーの設置が効果的だと考えているドライバーは多いようだ。2位以降では、「車間距離を広く取る」(53.7%)、「無理な割り込みをしない」(45.1%)、「余裕のある車線変更を行う」(39.7%)、「頻繁に追い越しをしない」(33.8%)が続いた。
20.あおり運転の対策として効果があると思うもの
次に、安全運転を支援する機能や装置の搭載状況を聞いた。
搭載率(「すでに付いている」と回答した方の割合)をみると、【ドライブレコーダー(車両の走行状態や事故状況を録画する装置)】は43.0%、【自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)】は31.4%、【車線逸脱防止支援システム(車両のふらつきや車線からのはみだしをお知らせする機能)】は32.1%、【定速走行・車間距離制御装置/ACC(アダプティブクルーズコントロール)】は22.1%、【死角検知機能(自車の斜め後方など、死角に車がいたらお知らせする機能)】は16.8%、【歩行者用エアバッグ(歩行者と衝突時に作動する歩行者用の衝撃緩和装置)】は9.0%だった。
21.安全運転を支援する機能や装置を主に運転している車に付けているか、付けていない場合は付けたいか
昨年の調査結果と比較すると、【自動ブレーキ】の搭載率は5.3ポイントの上昇(2020年26.1%から2021年31.4%)、【ドライブレコーダー】の搭載率は11.1ポイントの大幅上昇(2020年31.9%から2021年43.0%)となった。
22.「自動ブレーキ」の搭載率/「ドライブレコーダー」の搭載率【2012年~2021年:経年比較】
続いて、ドライブレコーダー選びについて質問した。
自分が運転する車にドライブレコーダーを付けている方430名に、ドライブレコーダーを選ぶ際に重視した点を聞いたところ、1位は「価格」(45.8%)でした。ドライブレコーダーを選ぶ際、価格と性能のバランスを意識している方が多いのではないだろうか。
2位以降では、「画質が良い」(39.3%)、「前後の映像を記録できる」(30.2%)、「夜間でも映像を記録できる」(26.5%)、「全方位の映像を記録できる」(25.6%)、「信号の色がはっきりと記録できる」(21.9%)、「逆光時でも映像を記録できる」(17.9%)、「カメラの大きさ」「駐車監視機能がある」(いずれも16.3%)、「見た目・デザイン」(14.4%)が続いた。
23.ドライブレコーダーを選ぶ際に重視した点
また、主に運転している車に付いているドライブレコーダーの価格を聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(17.4%)や「20,000円~30,000円未満」(16.0%)に回答が集まり、平均(「覚えていない・わからない」と回答した方を除く)は23,088円だった。
ドライブレコーダーを選ぶ際に価格を重視する方197名の回答をみると、「10,000円~20,000円未満」(21.8%)に多くの回答が集まり、平均は20,172円。
24.主に運転している車に付いているドライブレコーダーの価格
調査概要
調査タイトル :2021年 全国カーライフ実態調査
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女
(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)
調査期間 :2021年7月5日~7月8日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
実施機関 :ネットエイジア
調査協力会社 :ネットエイジア
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/
構成/ino.