迫力満点!ゾンビに扮したカブ好き、岐阜県揖斐郡 学びの杜キャンプ場に現る【カブガール】
「Trick or Treat!」
もうすぐハロウィン。ゾンビがキャンプしたっていいじゃない!
なになに?ゾンビは火に弱いって? ……大丈夫、このゾンビガールはクロスカブにだって乗っちゃうんですから!
実は仮装が好きなんです
突然なのですが、私、高木はるかは仮装が大好きなんです。
普段はまったくコスプレすることがないのですが、ハロウィンだけは別。コロナ禍までは毎年仮装コンテストに出場し、賞をいただいたこともありました。
仮装の何が楽しいかというと、人をアッ!と驚かすこと。いつもの自分とはまったく別の人格になって、観客の方にパフォーマンスをして怖がってもらうのがたまりませんでした。もちろん、普段はそんなことしませんよ!
ところが昨年より仮装コンテストは中止。ハロウィンができず、物足りない秋を過ごしました。
残念ながらそれは今年も同じようで、安心して仮装をできる場はなさそうです。
あぁ、オバケになりたい!誰かをビックリさせたい!!
…ということで、誰にも迷惑をかけない廃校で「おひとり様ハロウィン」を開催することにしました。
コットンと二重糊で傷跡メイク
今回の仮装はゾンビです。
ゾンビをするにあたってハードルが高いのが、きっと傷口などのメイクなのではないでしょうか。一見ものすごく難しそうなのですが、実はコットンと二重瞼用の糊を使うことで簡単に再現できるんです。
まずは傷口のデザインを決め、そこにほぐしたコットンを貼り付けていきます。コットンの繊維が表に出てこないよう、表面をしっかりと糊で覆うのがポイントです。
衣装は、いらない洋服をハサミで切ったり手で破ったりしたものに、白・黒・茶色のアクリル絵の具を塗っています。てきとうに加工しても案外それっぽくなるので、ストレス解消にオススメ!
糊が乾いたらコットンの上からファンデーションを塗って肌と同じ色に整え、顔全体に白・黒・赤のカラーメイクをのせていけば……
どうでしょう?ゾンビに見えますか?
クロスカブに乗るゾンビ
夕方になったらいよいよひとり仮装大会のはじまりです。薄暗くなると雰囲気が出てきた~!
様々な作品を見ていると、ゾンビは人間だったころの習慣をなぞる傾向にあるようです。ということは私がゾンビ化したとすると、きっとカブに乗ろうとするのでしょう。
果たしてうまく乗れるのでしょうか。
ゾンビが発生している世界ではガソリンも手に入らなさそうなので、結局は押して歩くことになるかも。
人間のままバイクを押して歩くとすぐに息が切れて疲れちゃうのですが、きっとゾンビの体力は無限なので、いくらでも歩けるんでしょうね。
真っ暗になるとさらに雰囲気が出てきました。
校舎内でゾンビに鉢合わせると襲われちゃうので気を付けましょう。階段は死角が多いので危険ですね!
体育館は広くて逃げ回るのには良いのですが、隠れる場所が少ないのですぐに見つかってしまいます。
こうして真っ暗な中で正面から向き合うと、我ながら恐ろしいとしか言いようがありません…。
校舎内をグルグルとまわっていろんな場所で撮影をしてみましたが、やっぱり愛車との写真が一番好きかな。カブたちへのこの気持ちはゾンビになっても忘れないでしょう。
最後は校庭で焚き火を楽しみました。
ゾンビも焚き火を眺めて落ち着くことはあるのかな?と思いながら撮影に挑んだところ、ううーん。なかなかシュールなシーンになってしまいましたね。
撮影協力:学びの杜キャンプ場(https://de-la-camps.com/)
今回ご協力をいただいた岐阜県揖斐郡の学びの杜キャンプ場は、廃校を利用した宿泊施設。校舎内はきれいにリフォームをされているので、普段はゾンビが出る心配はありませんよ!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.