寒い季節が近づくにつれて、お部屋の乾燥が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。中には加湿器の購入を検討されている方もいるのでは?
実は加湿器は主に4つの種類に分けられ、それぞれに特徴があります。そこで今回は4つの加湿器の特徴を紹介していきます。加湿器選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
加湿器の種類は主に4種類! 知っておきたい選び方のポイント
加湿器には主に超音波式、加熱式(スチーム式)、気化式、ハイブリッド式の4種類があります。それぞれの特徴をチェックした上で、自身のご家庭にマッチしている商品を選んでください。
加湿器の種類:小型タイプが欲しいなら……超音波式
超音波式は、内部に超音波の発生装置が取り付けられており、その装置が振動することによって微細なミストを発生するタイプの加湿器です。
本体価格や電気代が安価な傾向にあり、またデザインも豊富なのが特徴。小型タイプが多くラインアップしているため、枕元などにも設置しやすいのが特徴です。
ただし、ミストを発生させる際に熱を使わないため、お手入れを怠っていると雑菌が繁殖しやすい傾向にあります。
加湿器の種類:衛生的に使いたいなら……加熱式(スチーム式)
【参照】象印マホービン スチーム式加湿器 EE-DC35・50
加熱式はメーカーによってはスチーム式と呼ぶケースもあります。
加熱式は内部にヒーターが取り付けられており、水を加熱し、沸騰させて蒸気を放出するタイプの加湿器。ストープの上に置かれているヤカンから湯気が出るシーンをイメージするとわかりやすいかもしれません。
ヒーターを使う分、超音波式や後ほど紹介する気化式よりも電気代が高くなりがち。また、加熱された蒸気が放出されるため、小さな子供やペットがいるご家庭では使用する際に充分注意しましょう。
そんな加熱式加湿器ですが、雑菌が繁殖しにくく、またヒーターを利用するため室温を上げる効果もあります。
加湿器の種類:電気代を抑えたいなら……気化式
【参照】シャープ HV-P30
気化式の加湿器の内部にはファンとフィルターが搭載されています。運転中は水をふくんだフィルターにファンが風を送り、小さな水の粒子を放出。加熱式とは異なりヒーターを使わない分、電気代を安く抑えられる可能性が高いです。
内部でファンやモーターが稼働しているため、超音波式の加湿器などと比較すると運転音が大きくなりがちですが、シャープ「HV-P30」のように最小22dBの静音運転ができるモデルも販売されています。
加湿器の種類:安全&衛生的に使いたいなら……ハイブリッド式
【参照】コロナ 加湿器
加湿器には加熱式と気化式を組み合わせた「ハイブリッド式」というタイプもあります。
ハイブリッド式加湿器はファンから出た風がヒーターによって温められ、水を含ませたフィルターへ当てて水分を気化し、室内へ放出します。濡れた衣類にドライヤーの温風を当てるイメージが近いかもしれません。
雑菌の放出を抑えられるうえ、加熱式とは異なり熱くなった蒸気が放出されるわけではないため、小さな子供やペットがいるご家庭でも安心して利用できるはず。また素早くお部屋を潤せるというメリットもあります。
ただし、本体価格が高い傾向にあり、本体サイズも大きいため、スペースが限られているお部屋などには設置しにくいかもしれません。
なお、メーカーによっては気化式と加熱式ではなく、超音波式と加熱式を組み合わせたハイブリッドタイプも発売されています。
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なお、製品によっては推奨されていない掃除方法などもあるため、より詳細に知りたい方は使っている加湿器の取扱説明書や商品サイトで確認してみてください。
加湿器は置き場所によっては効果がない!?
加湿器の置き場所によっては、その効果を感じづらいことも……
例えばお部屋の出入り口付近や換気扇の下に設置すると、加湿された空気がそのまま外に逃げてしまいます。また、断熱構造ではない窓の近くに置くと、加湿された水蒸気が結露してしまいます。
さらに床付近に加湿器を置くと、放出された水蒸気が冷やされて水滴になって床が濡れてしまうことも。
加湿器の効果をより感じるためには、このように出入り口付近、換気扇の下、窓の近く、床付近などには設置しない方が良いでしょう。
より加湿器の効果を実感したいのであれば、床から離して部屋の中央に置くのが良いかもしれません。
※データは2021年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸