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「傘に名前を書く」割合、20代男性が最も多い理由

2021.10.10

雨の日の必需品といえば傘だ。しっかりした作りのブランド傘から、数百円で手に入るビニール傘まで様々な種類のものがあるが、実際のところ、生活者は傘にどれくらいのお金をかけているのだろうか?

そんな「傘・雨具」の利用実態についてのアンケート調査がこのほど、株式会社プラネットにより実施され、4,000人から回答を得た。

天気予報を毎日確認する人が9割。使う傘の7割は◯◯。

「あなたは天気予報を毎日確認していますか」(図表1)と質問したところ、87.9%の人が「確認している」と回答した。年代別に見ると、高齢になるほど毎日確認している人の割合が高くなり、50代以上は「確認している」の割合が90%を超えている。

「あなたが使うことがある傘・雨具を教えてください」(図表2)と聞いたところ、「長傘(ビニール傘以外)」(67.4%)、「折りたたみ傘」(67.0%)がダントツで、それに続くのが「長傘(ビニール傘)」(49.4%)。「レインブーツ・レインシューズ」(18.2%)、「長靴」(15.9%)と、足元の装備を固める割合もそれなりに高いが、それと比べると雨合羽(「レインコート」9.4%、「上下セット」8.1%、「ポンチョ」6.1%)を利用する人は少数派のようだった。

傘の値段は男性のほうが低い傾向

では、普段使っている傘に、人はどのくらいのお金をかけているのだろうか。「あなたが最も高い頻度で使用している傘の価格を教えてください」(図表3)と質問したところ、割合が最も高かったのが「500円以上1,000円未満」(28.1%)。2位が「1,000円以上2,000円未満」(20.9%)、3位が「500円未満」(16.9%)と、2,000円未満と回答した人の合計が6割を超えた。

男女で比較すると、「500円未満」「500円以上1,000円未満」と回答した割合は男性のほうが高く、それ以上の値段になると女性のほうが多くなっている。男性のほうが安い傘ですませる傾向があるようだ。

「傘の盗難」されたら、行動する?

「あなたはこれまでに傘を盗難されたことはありますか」(図表4)と聞いたところ、全体では48.5%の人が「盗難されたことがある」と回答した。

「盗難されたことがある」という人は男女ともに、40〜50代にピークがあるのだが、なぜかどの年代でも男性のほうが高い割合になっていて、男性全体で54.4%、女性全体では42.7%と10ポイント以上の差がついている。

また、「傘を盗難されたり、紛失したとき、あなたは見つけるために行動しますか」(図表5)と質問したところ、「行動する」と回答した人は35.9%と、4割もおらず、「行動する」と回答した男性(31.0%)と女性(40.9%)は、約10ポイントの開きがあった。

「傘に名前を書く」割合、20代男性が最も高い

続いて、「あなたは現在、主に使用している傘に名前を書いていますか」(図表6)と質問した。

すると、「書く」と回答した人はたったの11.0%で、「書かない」という人が圧倒的多数となった。性年代別に見ると、「書く」割合が最も高かったのが20代男性(23.0%)。若い人ほど名前を書くかというと、そうでもなく、20代女性は8.1%にとどまった。そして、「書く」と回答した割合は全年代で男性のほうが高く、女性は全年代を通じて10%を下回っている。

傘に名前を書かない理由は?

「傘に自分の名前を書かない理由を教えてください」(図表7)と質問したところ、トップ3は「あまり高価な傘ではないから」(41.3%)、「名前を書くのがかっこ悪いから」(35.0%)、「名前を書くのが面倒だから」(26.7%)という順になった。

しかし女性だけで見ると、「名前を書くのがかっこ悪いから」(38.8%)と答えた人が、「あまり高価な傘ではないから」(36.4%)を上回る。ほかに男性よりも女性の割合が高かったのが「名前を書いている人があまりいないから」(24.4%)、「おしゃれじゃない、かっこ悪いから」(17.7%)という回答だった。

予想外の雨。雨具を買う?

「あなたは想定外の雨や、雨具を忘れたことで突発的に傘や雨具を買うことはありますか。買うことがある方は、その頻度をお答えください」(図表8)と聞いたところ、「買うことはない」が44.4%だった。

買うことがある人のなかで最も多かったのは「年に1回未満」(33.9%)という回答だったが、「年に1回程度」が11.1%、「年に2〜3回程度」という人も7.8%とそれなりの割合だ。

また、「あなたは現在、職場やよく立ち寄る場所に置き傘(不意の雨に備えて傘を置いておくこと)をしていますか」(図表9)という質問も併せて行ったが、「している」と回答している人ほど、突発的に傘や雨具を買う機会が少ないかというと、そうでもないようだ。

40代男性は置き傘をしている割合が42.5%とかなり高いが、「年に1回程度」「年に2〜3回程度」突発的に傘や雨具を買うという人がともに13.0%いる。仕事で外に出る機会が多い年代なのかもしれないが、職場に傘があっても、外で突然の雨にあえばしかたないということだろうか。

傘の盗難にゲリラ豪雨と、雨の悩みは尽きない

最後に「傘や雨具、あるいは雨について、困ったことや悩んでいること、思い出のエピソードなどを教えてください」と自由回答形式で聞いたところ、以下のような回答が寄せられた。

■傘・雨具に関する思いやエピソード

【みんなが心配な盗難・紛失】

・高価な傘を盗られてからビニール傘しか買わなくなった。(男性・20代)
・以前はビニール傘を使用していたのだが、誰かに持っていかれることが多かった。普通の紳士洋傘にして、ローマ字表記のラベルシールを貼りつけたら盗難がなくなった。(男性・40代)
・旅行の際に雨に降られ、傘を購入することにしたが、普段買わないような値段の高いものしか売り場になく、仕方なく購入した。普段は紛失や盗難が心配で使用をためらってしまい出番がないままでいる。(女性・50代)

【大事な傘はやっぱり取り戻したい】

・亡くなった母のちょっと良い傘を電車に置き忘れ、気付いた時には電車は動き出して……。問い合わせするほどの傘でもなかったが、思い出が勝り、連絡したら見つかった。ほどなくして壊れたが、傘の命をまっとうできたと、心安らかだった。(女性・60代)
・学生の頃お気に入りの傘を電車に忘れてしまい、遺失物センターまで取りに行ったら珍しがられて驚きました。(女性・50代)
・40年前、電車で高価な傘を忘れて、50キロ離れた遺失物センターに探しに行ったがなかった。(男性・50代)

【傘の意味がないくらいのゲリラ豪雨も】

・ビニール傘ではない傘がゲリラ豪雨でへし折れた。風ならまだしも雨で折れると思わなかった。(女性・40代)
・ゲリラ豪雨で持ち歩いていた折りたたみ傘が風に煽られ飛んでいき、結局びしょ濡れで帰った。(男性・40代)
・折り畳み傘を持ち歩いているがゲリラ豪雨では役に立たないので、カバンに折り畳みを入れながら、ビニール傘を持ち歩くことが多い。(男性・50代)

【昔も今も相合い傘は特別な体験】

・雨の日は気持ちが暗くなるけど、デートで相合い傘になると距離が近くなるので、少し嬉しい。(女性・40代)
・デート中に急な雨に合って、小さい折りたたみ傘で彼女と密着できた。(男性・50代)
・夫と初めてのデートの時、相合い傘になった。結婚してから、「実はあの時、トイレに傘を置き忘れてしまったのに、恥ずかしくて言えなかった」と言われた。(女性・50代)

<調査概要>
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「傘・雨具」に関する意識調査を実施。
期間:2021年8月23日~26日、インターネットで4,000人から回答を得ている。

出典元:株式会社プラネット
https://www.planet-van.co.jp/

構成/こじへい

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