多忙な現代人の食卓における強い味方・冷凍食品。夕食の一品、あるいは主食に、子どものお弁当に、テレワーク時のランチ用に…と様々なシーンで重宝されていることだろう。
そんな「冷凍食品」に関する実態調査がこのほど、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により、日本全国の男女を対象にして実施された。
冷凍食品を食べる頻度、全体でもっとも多いのは「週に2~3日」
冷凍野菜/肉・魚/フルーツなどの素材系を除き、主食/おかずの加工食品(ぎょうざ、焼きおにぎり、お弁当のおかずなど)を食べる頻度について聞いた。
全体では「週に2~3日」と「週に1日」食べる人がそれぞれ2割台で多く、「週に4~5日以上」を合わせると「週に1日以上」食べる人が約6割ということがわかった。10代では「週に4~5日以上」「週に2~3日」食べる人の割合が、ほかの年代と比べてもっとも高くなっている。
また、年代が上がるにつれて「週に4~5日以上」と比較的高い頻度で食べる人の割合は減少傾向に。グラフにはないが、「月に2~3日」以下という頻度が少ない人の割合は、男性よりもやや女性のほうが多いようだった。
好きな冷凍食品ランキング!10~30代は「チャーハン」、40~50代は「ぎょうざ」がTOP
ふだん冷凍食品を食べる人に、好きな冷凍食品を聞いた。前のトピックと同様に、冷凍野菜/肉・魚/フルーツなどの素材系を除いた、主食/おかずの加工食品から選んでもらった。
全体TOP2は、「ぎょうざ」「チャーハン」でそれぞれ4割超、僅差で「ぎょうざ」が1位となった。「ぎょうざ」は40~50代で1位。こちらは男性よりも女性の人気が高くなっていた。一方「チャーハン」は10~30代で1位となっており、さらに女性よりも男性のほうが割合が高い結果に。
全体3位は「からあげ」、4位は「パスタ類」でそれぞれ3割台だった。麺類では「パスタ類」のほかに、「うどん・そば類」も男性より女性で割合がやや高く、特に女性30代以上で人気の傾向だった。ただし、「ラーメン類」については女性よりも男性で割合が高くなっていた。過去の好きな麺類の調査( https://research-platform.line.me/archives/37581802.html )でも、パスタ・うどんは女性に人気で、中華麺は男性に人気だった。
年代別にみると、10代では「ポテト」がほかの年代と比べて高くなっている。さらに10代のみ「ハンバーグ」がランクイン。またランキング外だが「コロッケ」「ミートボール」「焼き鳥/つくね」なども割合が高めだった。30~50代男性では、「チャーハン」「ピラフ」「うどん・そば」の割合がやや高い傾向にあった。
<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年8月6日~2021年8月10日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある。
出典元:LINEリサーチ(LINE株式会社)
https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
構成/こじへい