健康に気を付けてたり、ダイエットに励んでいたりしても、つい一杯引っかけたくなる時はあるものだ。
では、お酒好きはどのようにお酒と折り合いをつけながら、ダイエットに励んでいくべきなのだろうか?
そんな「お酒とダイエット」に関する意識調査がこのほど、ゴーフード株式会社により、500名を対象に実施された。また、プロのダイエット研究家が教える「ダイエット中にお勧めのお酒・4選」も併せて紹介する。
【1】“太りそうなお酒“イメージNo.1は「ビール」、理由は「糖質&カロリーが高そう」
ダイエット中の「お酒」に関するアンケートを実施したところ、「太りそうなイメージがあるお酒」No.1は「ビール」(約24%)という結果がでた(図1)。次いで「チューハイ」「カクテル」が約13%という結果に。
そのお酒を選んだ理由は「糖質が高い」が約28%で第1位、次いで「カロリーが高い」が約24%となった(図2)。多くの人が気にしている「カロリー」だが、重要なのは「糖質」だ。“ビールが太りそう“というイメージがあるものの「糖質」に着目している人はたったの約28%という結果となった。
最近では、「糖質オフビール」などが登場し、「糖質を控える」=「ダイエットによさそう」という印象を持つ人が増えてきているようだ。今回の調査で「太りそう」というイメージ第1位になった「ビール」だが、「糖質オフ」「低糖質」のものを選んで飲んでいる人も多いことと考察する。
ダイエットにおいては、「カロリー」ではなく、バランスの良い食事を前提としたうえで、「糖質を抑える」ことが重要。第2位の「チューハイ」「カクテル」「果実酒」も、糖質が高いものが多いため、その点に着目していただけるとよりダイエットの効果が期待できるだろう。
【2】おつまみを選ぶ基準は「お酒に合うから」が約23%、栄養価を意識せず選択
ダイエット中にお酒を飲んでいたことがあると回答した人を対象に、ダイエット中の「おつまみ」に何を選んでいたか尋ねたところ、「チーズ」「乾きもの」などが上位を占めた一方、「スナック菓子」や「揚げ物」などもランクインしている(図3)。
また、そのおつまみを選ぶ際に気にしたポイントを訪ねたところ、「飲み物に合う」が約23%、「いつも食べているもの」が約21%と、上位を占めた(図4)。
「お酒」の選択時と比較し、「おつまみ」はお酒に合うものを選んでいる人が多いことから、栄養価を意識せず選択されていることがわかった。意外にも、「おつまみ」がダイエットの大きな落とし穴になっているかもしれない。
【3】ダイエット中に宴会コース料理で控えるものNo.1は「揚げ物」、理由は「カロリーが高そう」
ダイエット中の「宴会コース料理」について意識調査したところ、「揚げ物」を避けるようにしている人が約30%と第一位に(図5)。次いで「麺類・ご飯」が約22%という結果となった。
その理由を尋ねたところ、「カロリーが高そう」「脂っこい」が1位、2位となった(図6)。こちらもダイエットのカギとなる「糖質」に着目しての選択をしている人約は24%と、多くはない結果となった。
「揚げ物類」などは、油を使っていることからダイエットによくなさそうというイメージを持つ人もいるが、今回も「糖質」に着目することが需要であり、「ご飯・麺類」など「糖質」が多く含まれる“シメ“の食べ物に注意が必要だ。
【4】ダイエット研究家/岡氏が教える、ダイエット中にお勧めの糖質が低いお酒。
ダイエット中のお酒、おつまみのチョイスで着目すべきは「糖質」です。血糖値を乱高下させないことがダイエット・健康において極めて重要ですが、それを引き起こす大きな原因は「糖質の過剰摂取」にあります。
そういった意味で、ダイエット中におすすめなのはウイスキー・焼酎です。糖質0ビールももちろんOKです。ワインもボトル1本飲んでも白米3口分ぐらいなので、極端に飲みすぎなければOKです。一方、「糖質が高い」ことが多いお酒は「果実酒」「カクテル」「ビール」です。飲んで「甘い」と感じるお酒は注意が必要と感じます。「ビール」は糖質を抑えた商品が出てきており、そういった商品を選んでいただくとダイエットにはよいと思います。
ダイエット研究家・岡氏
※GOFOOD 調べ
<調査概要>
WEBアンケート調査
調査期間:2021年8月30日~9月1日
調査対象:WEB調査
有効回答数:N=500調査実施・分析:ゴーフード株式会社
出典元:ゴーフード株式会社
https://gofood.co.jp
構成/こじへい