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一番の傑作はどれ?Googleのスマホ「Pixelシリーズ」歴代11モデルを振り返る

2021.10.02

GalaxyやXperia、AQUOSなど、「Android」と呼ばれるスマートフォンは、各キャリア/メーカーから様々な機種が発売されています。「Androidスマートフォン」とは主に、グーグルがオープンソースとして公開している「Android OS」を搭載したスマートフォンの総称です。

そんなAndroidスマートフォンの中でも、ハードウエアもGoogleが設計しているスマートフォンが「Pixel」シリーズ。“最も純粋なAndroidスマートフォン”ともいえるシリーズで、これまで日本でも複数モデルが展開されてきました。

そこで今回は、日本で発売された「Pixel」シリーズを振り返っていきたいと思います。

グーグルの「Pixel」シリーズ日本初上陸モデルは「Pixel 3/Pixel 3 XL」

「Pixel」シリーズとして日本で初めて正式に発売されたのが「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」。2018年11月1日の発売 で、通信キャリアとしてはドコモとソフトバンクにて取り扱われていました。

Pixel 3はディスプレイサイズが5.5インチ、Pixel 3 XLは6.3インチとなっています。2021年現在は6.5インチを超える大画面スマートフォンも一般的になりましたが、当時の6.3インチはかなりインパクトのあるサイズ感だったでしょう。

両モデルともに搭載プロセッサは「Snapdragon 845」。メモリは4GBでストレージは128GBです。背面カメラは12.2MPの「デュアルピクセル」カメラとなっており、夜景モードや超解像度ズームに対応。初期搭載OSは「Android 9 Pie」です。

“廉価版モデル”として初登場のグーグルスマホ「Pixel 3a」

Pixel 3の発売から約半年後、廉価版モデルとして登場したのが「Pixel 3a」。こちらもドコモ/ソフトバンクで取り扱われ、執筆時点(2021年9月中旬)時点でも、ソフトバンクから総額2万1984円で購入可能です。

ディスプレイサイズは5.6インチと比較的コンパクトで、背面カメラはPixel 3と同様に12.2MPの「デュアルピクセル」カメラ、メモリは4GBですが、ストレージは64GB、搭載プロセッサはSnapdragon 670と随所にコストカットされた部分が見られます。

通信キャリアとしてはソフトバンク専売となったグーグルスマホ「Pixel 4/Pixel 4 XL」

「Pixel 4」「Pixel 4 XL」は2019年10月24日 より、日本の通信キャリアとしてはソフトバンクからの専売となり、グーグル公式HP「Google Store」でも取り扱われました。

ディスプレイサイズはPixel 4が5.7インチ、Pixel 4 XLが6.3インチで、どちらも背面カメラは12.2MPの「デュアルピクセル」カメラ/16MP望遠カメラの2眼構成。メモリは6GBでストレージは64GB/128GBの2モデル、プロセッサはSnapdragon 855です。

また、Pixel 3a以前は本体背面に搭載された指紋認証センサーにてロックの解除を行いましたが、本モデルでは顔認証によるロック解除が採用されました。

Pixel 4/4 XLの大きな特徴として、スマートフォンに直接手を触れずに、ジェスチャーのみで様々な操作ができる「Motion Sense」があります。ディスプレイやボタンに触らずにスクリーンショットの撮影ができたりと、ユニークな機能でしたが、こちらはPixel 4/4XLより後のスマートフォンには搭載されていません。

コスパ最強のグーグルスマホ!? 「Pixel 4a」

Pixel 4の廉価版モデルとして、2020年8月20日に発売を開始したのが「Pixel 4a」。こちらも日本の通信キャリアとしてはソフトバンクの専売、「Google Store」からもSIMフリーモデルが発売されました。執筆時点でのソフトバンクからの販売価格は総額3万6720円、「Google Store」では4万2900円~となっています。

ディスプレイサイズは5.8インチのコンパクトサイズ。メモリは6GBでストレージは128GBとPixel 4の廉価モデルとは思えない構成です。プロセッサにはSnapdragon 730が採用されました。

カメラは12.2MPの「デュアルピクセル」レンズ。生体認証は背面の指紋認証センサーに戻り、ボディには「ポリカーボネート」という強度の高い素材を使用。販売価格からも、かなりコスパの高いスマートフォンといえるでしょう。

グーグルスマホとして初の5G通信対応! 「Pixel 4a(5G)」「Pixel 5」

2020年10月15日には、シリーズ初の5G対応モデルとして「Pixel 4a(5G)」と「Pixel 5」が発売。多くのモデルと同様に「Pixel 4a(5G)」はソフトバンク専売でしたが、「Pixel 5」はau/ソフトバンクから発売されています。

執筆時点での「Google Store」での販売価格を見ると、「Pixel 4a(5G)」は6万500円、「Pixel 5」は7万4800円。ソフトバンクでの販売価格は「Pixel 4a(5G)」が5万7600円、「Pixel 5」が8万7840円。auでは「Pixel 5」が6万5575円です。

これまでの「Pixel a」シリーズは、廉価モデルとして安価な製品が多かったのですが、「Pixel 4a(5G)」に限り、初の5G通信対応ということもありハイエンドラインの製品に近い価格帯での発売となっています。

「Pixel 4a(5G)」のディスプレイサイズは6.2インチ、「Pixel 5」は6.0インチです。搭載プロセッサはどちらもSnapdragon 765、ストレージも128GBで共通、カメラも12.2MP/16MPの2眼構成で同じになります。メモリ容量は「Pixel 4a(5G)」が6GB、「Pixel 5」が8GBです。また、「Pixel 5」のみIP68準拠の防水/防塵に対応しています。

「Pixel 5」の廉価モデル? 「Pixel 5a(5G)」

2021年8月26日に発売された「Pixel 5a(5G)」は、ソフトバンク/「Google Store」から発売中。ソフトバンクでの販売価格は6万4800円、「Google Store」では5万1700円となっています。

「Pixel a」は、廉価版シリーズとしての位置づけがされていますが、「Pixel 5a(5G)」はプロセッサがSnapdragon 765、ストレージが128GB。12.2MP/16MPの2眼カメラなど、「Pixel 5」とほぼ同等。メモリは6GB、防水/防塵性能はIP67とわずかにグレードダウンしている部分もありますが、使用感に大きな差は生まれないでしょう。

ディスプレイサイズは6.34インチと「Pixel 5」からわずかに大型化。それに伴い、バッテリーサイズも「Pixel 5」が4080mAhなのに対し、4680mAhと大きくなっています。

ソフトバンクがグーグルの最新スマホ「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の発売を予告

執筆時点において、ソフトバンクはグーグルの最新ハイエンドスマートフォンである「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」を2021年秋ごろに発売することを予告。「Pixel 6 Pro」は日本キャリアとしてはソフトバンク専売であることも告知しています。

「Pixel 6/6 Pro」は、グーグルのスマートフォンとしては初となる自社開発プロセッサ「Google Tensor」が搭載されることで注目の製品。具体的な発売日や価格については続報を待ちましょう。

※データは2021年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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