【自宅で】あの総合科学博物館がおうちにやってきた!
国立科学博物館『おうちで体験! かはくVR』
東京・上野にある国立科学博物館(科博)は、自然史・科学技術史に関する総合科学博物館。そのような由緒正しき博物館を密にならず、閉館時間も気にせず独り占め。日本館・地球館の2つの建物をVR映像(専用ゴーグルもしくはメガネが必要)と3Dビュー(PC・スマホ対応)で巡ることができる。高画質画像に加えて研究者による展示解説など、これぞ科博の真骨頂。無料で利用できるが、余裕のある人はWeb募金を。
展示物は文字情報だけでなく、一部は動画による解説も用意されている。操作は至って簡単、測定モードでは展示物の長さも測れる。ハマりすぎの時間経過にご用心。
[ココが新!]お手軽度 ★★★
特別なアプリは不要でフロア移動も瞬く間。歩き疲れの心配なく子供にもおすすめの新体験。
【自宅で】知れば知るほどいつもの一杯が旨くなる!?
『國酒デジタルミュージアム』
日本酒、本格焼酎、泡盛、本みりん。麹を使ったこの4種を総称して日本を代表する酒、「國酒(こくしゅ)」と呼ぶ。そんな國酒の魅力を世界へ発信するデジタルミュージアムが2021年10月1日(日本酒の日)にグランドオープンする。酒造りの伝統、國酒の文化などの知識を豊富な動画を通じて深めることができる。燗していただく一杯がそろそろ恋しい季節に、よりおいしく味わうために知識もいくつか仕込んでおこう。
只今プレオープン中。多数の動画もアップされていて、日本酒の日が待ち遠しい!
360度VRで巡る「日本酒造りバーチャルツアー」は、なかなか遠出できない時期だからこそうれしい。
[ココが新!]没入度 ★★★
國酒に特化した、ありそうでなかったデジタルミュージアム。コンテンツ拡充に期待。
【ワーケーション】ナイトミュージアム体験のほか、ワーケーション利用も!
『奥出雲多根自然博物館』
日本古来の製鉄法「たたら製鉄」が行なわれ、「奥出雲仁多米」というブランド米も美味な奥出雲町。そんなすてきな街には「宇宙の進化と生命の歴史」をテーマにした博物館があるのだが、何と宿泊ができる。しかも、宿泊者限定「ドキドキ・ナイトミュージアム」つき。近隣には名湯もあり長期滞在(湯治ステイ)も可能で、紅葉の時期の贅沢なワーケーションにも。近々、古民家を利用した宿泊棟もオープン。
一般的なシングルやツインのほか、「恐竜ルーム」も選べるのが〝泊まれる博物館〟の魅力。
「ドキドキ・ナイトミュージアム」つき宿泊プランの価格は、施設にお問い合わせください。
[住]島根県仁多郡奥出雲町佐白236-1
[営]10:00~16:00(当面の間)
[休]毎週火曜日(祝祭日と重なる場合は、その翌日)、年末年始(12月30日~1月1日)
[料]大人:500円/大学生・高校生:300円/中学生・小学生:200円/6歳以下は無料(保護者同伴の場合)
取材・文/堀田成敏
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※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。