勉強や調べ物のため、親子で一緒にGoogleで検索をするご家庭もあるでしょう。インターネットは手軽に情報が入るため便利な半面、子供に見てほしくないコンテンツやキーワードが表示されてしまうこともあります。
そんな時はGoogleのセーフサーチを活用してみてはいかがでしょうか。
Googleのセーフサーチではどのようなものが検索結果から除外される?
セーフサーチを有効にすることよって、Google検索で露骨な表現をふくむコンテンツを非表示にできます。
露骨な表現をふくむコンテンツとは、ポルノ、暴力、流血などをふくむコンテンツのこと。セーフサーチをオンにすることで、Google検索をした際、検索結果にこれらの表現をふくむWebサイトや画像などが表示されにくくなります。
その精度は100%ではありませんが、子供と一緒に安心してインターネットを楽しむ際には有効にしておくことをおすすめします。
なお、今回ご紹介するのはGoogleのセーフサーチを有効にする方法です。Yahoo!などほかの検索エンジンには適用されないため、ご注意ください。
【参照】Googleヘルプ
Googleのセーフサーチを有効にする方法
それでは早速、Googleのセーフサーチを有効にしてみましょう。PC、iPhone、Androidスマホとデバイス別に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
PC版 Googleのセーフサーチを有効にする方法
今回はWindows PCを使ってGoogleのセーフサーチを有効にする方法をご紹介しますが、Web(ブラウザ)ベースで操作するため、MacなどほかのOSのPCでもほとんど操作方法に違いはありません。
手順は簡単です。まずブラウザを立ち上げ、「Googleセーフサーチ」にアクセス。「露骨な表現を検索結果から除外する」を有効にするだけでOKです。
なお、ファミリーリンクで管理している13歳未満のGoogleアカウントの場合、最初からセーフサーチが有効になっているはずです。セーフサーチを解除できるのは保護者の方のみ。ファミリーリンクで管理している13歳未満のセーフサーチを解除したい場合は、以下の関連サイトをご参照ください。
【参照】Google 検索とお子様の Google アカウント
iPhoneでGoogleのセーフサーチを有効にする方法
iPhoneでGoogleのセーフサーチを有効にしたい時は、次の操作を行ってみてください。Googleアプリ、ブラウザアプリ(Safariなど)とそれぞれ手順を別々にご説明します。
Googleアプリ
1;Googleアプリを開きます。
2:画面右上にあるアカウントのアイコンをタップします。
3:「設定」をタップします。
3:「露骨な表現を含む検索結果を非表示」をタップします。
4:「露骨な表現を検索結果から除外する」を有効にします。
ブラウザアプリ
ブラウザアプリを使ってセーフサーチを有効にする方法はとても簡単。Googleセーフサーチにアクセスし、「露骨な表現を検索結果から除外する」を有効にしましょう。
AndroidスマホでGoogleのセーフサーチを有効にする方法
AndroidスマホでGoogleのセーフサーチを有効にする方法は2種類あります。1つはGoogleアプリを利用する方法で、もう1つはChromeなどブラウザを使う方法です。
Googleアプリ
まずGoogleアプリを起動し、画面の右上に表示されているアカウントアイコンをタップします。
次に「設定」をタップ。
「露骨な表現を含む検索結果の非表示」を選択してください。
最後に「露骨な表現を検索結果から除外する」を有効にすれば完了です。
ブラウザアプリ
Chromeなどブラウザアプリを使ってGoogleのセーフサーチを有効にしたい場合は、セーフサーチにアクセスし、「露骨な表現を検索結果から除外する」をオンにしましょう。
Googleのセーフサーチを無効にする方法は?
セーフサーチは有効にしおくと、ポルノ要素や暴力的な要素をふくむ検索結果を非表示にできますが、検索キーワードに対して関連性の高い検索結果も非表示になってしまう可能性があります。
欲しい情報がインターネットでなかなか見つからず、より検索の精度を高めたい場合は、セーフサーチを一時的に無効にしてみてはいかがでしょうか。
セーフサーチを無効にする方法は簡単で、こちらにアクセスし、「露骨な表現を検索結果から除外する」を無効にするだけでOKです。
あわせて知っておきたい。Yahoo!のセーフサーチを有効にする方法
Yahoo!JAPANのセーフサーチを有効にしたい場合は、Yahoo!JAPAN IDでログインした後、「検索設定」にアクセス。
「セーフサーチ」の強度を「強」または「中」に設定し、「設定を保存」をクリックしましょう。
※データは2021年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸