小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

年代別のニュースを得ているメディア、10代と20代はSNS、30代以上は?

2021.09.26

日々私たちのもとに届けられる様々なニュース。テレビ、新聞、SNSなどニュースをキャッチする媒体は様々あるが、では、年代別で見た時に、ニュース情報を取得するメディアの傾向には、どのような違いがあるのだろうか?

NTTドコモ モバイル社会研究所ではこのほど、2021年1月にスマホ・ケータイ所有者のメディア利用動向について調査を実施した。スマホ・ケータイ所有者が週1回以上アクセスし、日常的にニュース情報(報道)を得ているメディアについて調査した。

1.「テレビ」が今でも一番多く、「新聞」は年々減少

週1回以上アクセスし、日常的にニュース(報道情報)を得ているメディアを2010年からの推移を見てみると「テレビ」の利用が最も多く、2010年から毎年約7割の方が「テレビ」から日常的にニュース情報を得ていることが明らかになった。

「新聞」は年々、緩やかに減少していき、2010年には60.7%が日常的にニュース情報を得ていたが、2021年には45.2%まで低下した。

「ソーシャルメディア」は年々増加傾向にあり、2021年には約4割の方が日常的にニュース情報を得ていることが明らかになった。

図1.メディア利用率の推移(2010年~2021年)
[調査対象:全国15~79歳男女・n=8,249複数回答]

出所:2021年一般向けモバイル動向調査(ソーシャルメディアは2017年から調査)

2.10~20代は「ソーシャルメディア」、30~70代は「テレビ」がトップ、シニアでは「新聞」も

週1回以上アクセスし、日常的にニュース(報道情報)を得ているメディアを年代別に見てみると、30~70代では「テレビ」が最も高いが、10~20代では「ソーシャルメディア」がトップとなった。40~50代で7割以上、60~70代では約9割の方が「テレビ」からニュース情報を得ている。

年齢が高くなるにつれてニュース情報を「ソーシャルメディア」から得ている人は少なくなり、60代で3割、70代で2割程度だ。

「新聞」は70代では約7割、60代で約6割、50代で約5割と高いが、10~30代は2割程度と低く、40代でも4割程度だった。また70代では約3割の方が「ラジオ」からニュース情報を得ている。

図2.年代別メディア利用率(2021年)
[調査対象:全国15~79歳男女・n=8,249 複数回答]

出所:2021年一般向けモバイル動向調査

3.職業別では「テレビ」は専業主婦(主夫)・「新聞」は経営者・役員が高く、学生は両方とも低い傾向

「テレビ」と「新聞」から日常的にニュース(報道情報)を得ている方を職業別に見た。「テレビ」から日常的にニュース(報道情報)を得ているのは専業主婦(主夫)、無職が8割以上と高い傾向が見られた(図3)。

また「新聞」から日常的にニュース(報道情報)を得ているのは経営者・役員が7割超えと高い傾向が見られた(図4)。そして学生は「テレビ」「新聞」両方ともに一番低い結果となり、学生のテレビ・新聞などのオールドメディア離れの傾向があることが明らかになった。

図3. 職業県別「テレビ」からニュースを得ている割合(2021年)
[調査対象:全国15~79歳男女・n=8,249 複数回答]

出所:2021年一般向けモバイル動向調査

図4. 職業別「新聞」からニュースを得ている割合(2021年)
[調査対象:全国15~79歳男女・n=8,249 複数回答]

出所:2021年一般向けモバイル動向調査

<調査概要>
調査方法:Web
調査対象:全国・15~79歳男女
有効回答数:8,837
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期:2021年2月

出典元:NTTドコモ モバイル社会研究所

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。