タイヤの空気圧低下はスリップに直結する?
雨で濡れた路面はスリップしやすいため運転には十分な注意が必要になる。
特に気を付けるべき点はタイヤだ。空気圧が基準値よりも不足していたり、摩耗が進んでいると思いがけない事故に繫がることがある。 今回はケイヘブンズの「タイヤ空気圧の重要性」の調査結果を見ていきたい。
雨だからこそ把握するべきタイヤの性質
雨の日は晴れている日に比べて5倍、交通事故が起こりやすくなっている。その要因の一つにタイヤの劣化や摩耗がある。新品のタイヤに比べ、摩耗が進んだタイヤは約1.5倍まで距離が伸び、ブレーキがかかりにくくなる。
スピードを出せば出すほどスリップしやすくなり、タイヤの摩耗度も大きく関与。すり減ったタイヤで、雨の日に濡れた道路を走行するとスリップしたり、ハイドロプレーニング現象を起こし、きわめて危険な状態になる。
タイヤのチェックと空気圧の調整を施し、万全の準備を
タイヤは路面とクルマをつなぐ重要な部品だ。タイヤのコンディション次第では快適性や安全性が大きく変わるため、常日頃から空気圧をチェックをしておくことが大切になる。
タイヤの空気圧を適正に保つことはとても重要だが、マメに調整している人は多くないようだ。
空気圧は快適な乗り心地や燃費にも直結する重要なもの。例えば、適正値よりも低い場合にはハンドルが重たくなり、路面抵抗が増えることにより燃費の悪化を招く。
また、ハンドルを取られる原因にもなるので、事故を未然に防ぐ上でも適正値に調整しておく必要がある。
スペアタイヤの点検も大切
空気圧を調整する場合、忘れてはいけないのがスペアタイヤ。万が一の時、空気圧が足らず使いものにならないでは意味がない。
通常のタイヤだけではなく、スペアタイヤが搭載されている場合にはしっかりと空気を補充しておく必要がある。
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構成/ino.