パナソニックは、テクニクスブランドのグランドクラスからプリメインアンプ「SU-G700M2」とフロアスタンド型スピーカー「SB-G90M2」を11月26日に発売する。
「SU-G700M2」
最上級クラスであるリファレンスクラス「SU-R1000」で開発した技術を継承した、テクニクス最新鋭のフルデジタル構成のプリメインアンプ。従来機種「SU-G700」の高解像度かつ情報量豊かな音楽表現を継承しながら、「SU-R1000」で開発した、高速応答・低ノイズ電源「Advanced Speed Silent Power Supply」を採用し、力強いスピーカー駆動と躍動感溢れる低域再生を可能とした。
また、筐体内部を3分割した構造やボトムシャーシを鋼板2層とした高剛性シャーシも継承しつつ、音質向上に寄与するパーツを徹底的に見直して各所に採用し、高純度で解像度がさらに向上した音を実現。
さらに、PHONO入力はMM型カートリッジに加えてMC型カートリッジにも対応。アナログ音源からデジタル音源までさまざまなソースや周辺機器に対応する。
定格出力は70W+70W(1kHz、T.H.D. 0.5%、8Ω、20kHz LPF、JEITA)、140W+140W( 1kHz、T.H.D. 0.5%、4Ω、20kHz LPF、JEITA)。周波数特性はPHONO(MM)が20Hz~20kHz、PHONO(MC)が20Hz~20kHz、LINEが5Hz~80kHz、DIGITALが5Hz~90kHz。推奨負荷インピーダンスは4Ω~16Ω。入力感度/入力インピーダンスはPHONO(MM)が2.5mV/47kΩ、PHONO(MC)が300µV/100Ω、LINEが200mV/22kΩ。本体サイズは430×148×428mm、質量は約12.7kg。カラーはシルバーとブラック。
価格は298,000円。
「SB-G90M2」
点音源・リニアフェーズ思想を受け継いだ3ウェイ4スピーカー構成のスピーカーシステム。新開発の同軸ユニットを採用し、明瞭な音像定位と広いサウンドステージを実現した。
また、エンクロージャーとユニットの取り付けでは、振動モード・応力解析技術などにより進化した「重心マウント構造」を採用し、音の粒立ちに優れ、立体的な音場を実現。さらに筐体内部の定在波を抑制し音響状態を整える新構造を採用。より生き生きとした自然な中低音を再生する。
使用スピーカーは16cmコーン型×2(ウーハー)、同軸16 cmコーン型×1/2.5 cmドーム型×1(ミッドレンジ/ツィーター)。再生周波数帯域は33Hz~90kHz(-10dB)。出力音圧レベルは86dB(2.83V/m)、83dB(W/m)。クロスオーバー周波数は500Hz、3.4kHz。インピーダンスは4Ω。推奨パワーアンプ出力は40~200W。本体サイズは292×1,114×366mm(スパイク使用時)、292×1,093×366mm(ゴム脚使用時)。質量は約35kg(1本)。カラーはブラック。
価格は298,000円(1本)。
構成/立原尚子