Androidスマートフォンユーザーには聞きなじみがある「Googleアシスタント」ですが、意外と頻繁に使用している人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、「Googleアシスタント」機能でできる操作や設定を紹介していきます。使いこなすと便利な機能なので、Androidスマートフォンユーザーはぜひ確認してみてください。
「Googleアシスタント」はAndroidスマートフォンじゃなくても使える!?
「Googleアシスタント」は、アップル製品でいう「Siri」のように、様々な操作を声で行える機能。掛け声は誰もが一度は聞いたことがある「OK,Google」です。
Androidスマートフォンで利用する機能というイメージの人が多いかもしれませんが、実は対応のテレビやスマートウォッチ、オーディオ機器でも使用できます。そのため、普段iPhoneを使用している人であっても、「Googleアシスタント」が利用できる可能性もあります。
スマートフォンでGoogleアシスタントを利用するには、「Android 5.0以降(メモリの空き容量1.0GB以上)または「Android 6.0以降(メモリの空き容量1.5GB以上)に加え、Google アプリ6.13以降、Google Play 開発者サービス、720p以上の画面解像度が必要。また、デバイスの設定言語をGoogleアシスタントに対応しているものにする必要があります。
では、具体的に「Googleアシスタント」にはどのような動作ができるのでしょうか。
「Googleアシスタント」でできること【Google検索】
「Googleアシスタント」でできることとして代表的なのが、Google検索機能でしょう。スマートフォンでGoogle検索を行う場合は、文字入力をするのが一般的ですが、声だけで検索が行えるのは便利です。
検索できる内容は一般的なGoogle検索と同様なので、その日の天気予報やニュースのほかに、計算をした画像を検索することもできます。
「Googleアシスタント」でできること【時間や予定の管理】
Google検索と似たような使い方ですが、Googleアカウントに自宅や職場の住所を登録しておくと、その日の交通状況を調べることができます。また、Googleカレンダーに予定を登録している場合は、その日のスケジュールを確認することも可能です。
「Googleアシスタント」でできること【電話/メール/SMS】
スマートフォンやタブレットでGoogleアシスタントを使用する場合、「OK,Google ○○に電話して」と声をかけることで、電話帳に登録している電話番号に発信することができます。
また、スマートフォンであれば「メールを送って」「SMSを送信して」といった動作も可能なので、わざわざ専用のアプリを開き、宛先を選択して文字を打つ、といった作業が必要ありません。
「Googleアシスタント」でできること【スマート家電の操作】
「Googleアシスタント」機能を搭載しているスマートスピーカーやスマートディスプレイを使用すると、照明やエアコンをつけるといったように、対応している家電を操作することができます。
もし自宅の家電がGoogleアシスタントでの操作に対応していない場合は、赤外線リモコンを登録することで家電の操作ができるようになる「スマートリモコン」といった製品を併用すると良いでしょう。
「Googleアシスタント」でできること【テレビの操作】
スマート家電の操作に近い機能ですが、「Android TV」製品であれば声の操作で電源を切ったり、音量の調節が行えます。
また、「YouTubeを開いて」や「Netflixで○○を再生して」といった操作も可能。リモコンを使わずに見たいコンテンツに声のみで直結できるので便利でしょう。
「Googleアシスタント」でできること【イヤホン/ヘッドホンの設定】
一部のイヤホン/ヘッドホンでは、「Googleアシスタント」機能を使ってノイズキャンセリング機能のオン/オフを切り替えたり、音量調節を行うことができます。中には、ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンのバッテリー残量を確認できるモデルもあるようです。
こちらはイヤホン/ヘッドホン側が「Googleアシスタント」機能に対応している必要があり、対応していない製品の場合はAndroidスマートフォンと接続しても利用できない機能となっています。
※データは2021年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦