DIME MAGAZINE
Bluetooth製品を使用していて、音の遅延が気になった経験はないでしょうか。ただ音楽を聴くだけではあまり気にならないところですが、動画視聴やゲームをプレイする際には重要な点でしょう。
そこで今回は、多数存在するBluetoothの“コーデック”（Bluetoothの規格）の中でも、高音質や低遅延に定評のある「aptX」に対応しているBluetoothスピーカーを紹介していきます。
テレビやPCと接続することで、動画視聴の際には迫力のある高音質とズレの少ない音声が楽しめるので、ぜひ参考にしてみてください。
Bluetoothスピーカーを選ぶときに大切なのは「コーデック」？
Bluetoothスピーカーは、数千円から中には数十万円まで幅広い価格帯に製品があるため、どれを選ぶのか難しく感じる人も多いでしょう。
価格の幅が広いため、形状やサイズによってある程度製品を絞る必要があるのは当然ですが、対応している「コーデック」に注目するのも一つの手です。コーデックとはBluetoothの規格のことで、それぞれに特徴があります。
今回はそんなコーデックの中でも、高音質と低遅延に定評のある「aptX」に対応しているBluetoothスピーカーから、様々な形状/価格の製品を紹介していきましょう。
「aptX」対応ながら1万円切りの高コスパBluetoothスピーカー【Anker Soundcore Motion+】
初めに紹介するaptX対応Bluetoothスピーカーは、公式HPで9999円と比較的安価な、Ankerの「Soundcore Motion+」です。卓上に設置できる比較的コンパクトな製品ながら、2つの超高周波ツイーターとネオジウムウーファー、パッシブラジエーターを搭載しており、迫力あるサウンドの再生が可能です。
また、本製品はAUXケーブル接続をすることでハイレゾ音源の再生も可能。有線/無線のどちらでも高精細な音楽を楽しめるスピーカーながら、1万円切りで購入できるおすすめの製品となっています。
屋外でも高音質を！ 持ち運びも快適な「aptX」対応Bluetoothスピーカー【Bang ＆ Olufsen BEOSOUND A1 2ND GEN】
オーディオブランド「Bang ＆ Olufsen」のBluetoothスピーカー「BEOSOUND A1 2ND GEN」は、本体サイズが133mm×133mm×46mm、質量558gと比較的コンパクトで軽量な製品。公式HPでの販売価格は2万9900円となっています。
aptX対応の高音質はもちろんのこと、本製品の強みはIP67認定の防水及び完全防塵加工にあります。砂や埃が侵入しない設計になっているため、ビーチサイドなどで使用しても故障の心配があまりないのが魅力。アウトドアシーンでも活躍できるでしょう。
バッテリーは通常のリスニング音量で合計最大18時間。また、「Alexa」による音声コントロール・ウェイクワードに対応しているため、ニュースを聞いたり予定を確認するといった動作を声で行うことができます。
【参照】Bang ＆ Olufsen BEOSOUND A1 2ND GEN
コンパクトなのに「aptX」対応で精細＆大迫力の重低音が魅力！【DENON DSB50BT】
AVアンプなど本格的なオーディオ製品を数多く展開している「DENON」のBluetoothスピーカー「DSB50BT」は、本体サイズが163mm×58mm×56mm、質量390gとコンパクトサイズのBluetoothスピーカー。IP6Xの防塵、IPX7の防水性能にも対応しています。
本体内部には2つの40mmフルレンジドライバーと40×83mmの大型パッシブラジエーターを搭載。アンプは5.5W×2チャンネルとなっており、迫力のある重低音が特徴の製品です。
バッテリーは最大10時間の再生が可能。Bluetoothスピーカーとしては決して長くありませんが、本体サイズを考えれば十分な性能でしょう。また、本製品を2台並べてペアリングすることで、ステレオ再生を楽しむことも可能です。
【参照】DENON DSB50BT
Bluetoothスピーカーは首にかけて使う!? 「aptX」対応の高音質を耳元で！【シャープ AQUOS サウンドパートナー AN-SS2】
シャープのBluetoothスピーカー「AQUOS サウンドパートナー」シリーズの最新モデル「AN-SS2」は、首にかけて使用する特殊な形状の製品。テレビと接続すれば、キッチンで料理をしながらテレビの音を聞くといった使い方ができるでしょう。
IPX4相当の生活防水に対応しているため、ランニング時などにも比較的安心して使用できます。本体質量は約88gと軽量、バッテリーは連続約16時間と長いため、使い勝手が良いのも特徴。マイクも搭載されているため、スマートフォンと接続すればハンズフリー通話も利用できます。
【参照】シャープ AQUOS サウンドパートナー AN-SS2
※データは2021年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦
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