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平均は何着ぐらい?20~30代の女性500人に聞いた秋冬アウターの保有枚数

2021.09.25

薄手の春夏の洋服に比べ、生地に厚みがあるものが多い秋冬の洋服は値段が高くなりやすい。

では、20~30代の働く女性たちは、今年の秋冬ファッションを購入する際、どんなことを重視し、どれくらいの予算をかけるつもりなのだろうか?

そんな「働く女性の秋冬ファッション」に関する調査がこのほど、eBay Japan合同会社により、全国の20代~30代の会社員女性500名を対象にして実施された。

約7割が秋冬用の洋服を毎年購入!今年買いたい秋冬用のファッションアイテム1位「トップス」

まず、秋冬用の洋服の購入事情について調査した。毎年秋冬用に洋服を新しく買うか聞いたところ、約7割の人が「買う」(28.8%)、「どちらかというと買う」(38.2%)と回答した。コロナ禍で外出する機会が減り、洋服を買う機会も少なくなっていると予想されるが、今年はどうなのだろうか。

今年新しく買いたい秋冬アイテムについても調査した。最も多くの回答を集めたのが「トップス」(66.2%)。次いで、「ボトムス」(47.0%)、「ワンピース」(37.8%)という結果になった。「買いたいものはない、買わない」(21.0%)と回答した人を除くと、今年新しく秋冬用の服を買いたい人は約8割いることがわかった。

続いて、秋冬用の洋服を今年新しく買う予定の人に予算をうかがった。結果、「1万円以上~2万円未満」(25.8%)に最も多くの票が集まった。次いで、「5,000円以上1万円未満」(22.5%)、「2万円以上3万円未満」(19.0%)という結果になった。

今年新しく秋冬の洋服を買う予定の人に、昨年秋冬用の洋服にかけた金額についても聞いた。結果、今年の予算と同じく「1万円以上~2万円未満」(22.3%)の金額かけた人が最も多いことがわかった。金額感は全体的に変わらないものの、若干名ではあるが、昨年は何も買っていない人がいたことが明らかになった。まだまだコロナ禍は続くものの、今年は昨年より外出したり、洋服を購入することを楽しんだりしている人が多くなってきているということがうかがえる。

秋冬のアウター「3着」持っている人が多い。秋冬ファッションの重視ポイント1位「価格」、2位「デザイン」、3位「色」。

新しく買いたい秋冬アイテムの4位にもランクインした「アウター」。秋冬のアウターを何着持っているか聞いたところ、約3人に1人が「3着」(30.2%)と回答。次いで、「2着」(21.4%)、「5着」(14.0%)という結果になった。

秋冬用の洋服について様々な実態がわかったが、購入する際に重視するポイントを聞いた。最も多くの人が重視していると答えたポイントの1位は「価格」(61.8%)2位「デザイン」(59.4%)、3位「色」(53.8%)という結果になった。秋冬用の洋服は、夏と比べると厚手だったり、生地も多く使われたりするため、一般的に価格は高くなるため、予算とデザインなどのバランスを見ながら洋服を購入している人が多いようだ。

7割以上、「秋冬用の洋服は単価が高い」と回答。高さ故に購入を諦めた経験も。

秋冬用の洋服を購入する際、「価格」を重視する人が多いことがわかったが、「価格」について深堀りして調査を行った。秋冬用の洋服は単価が高いと感じるか聞いたところ、7割以上の人が「とても思う」(12.4%)、「そう思う」(29.8%)、「どちらかというとそう思う」(32.6%)と回答。また、7割以上の人が、価格の高さが原因で洋服を買うことを諦めた経験が「ある」(75.4%)ことも判明した。洋服の購入における「価格」はやはり重要な要素と言える。

さらに、年始年末のセールまで秋冬用の洋服を買うことを我慢したことがある人は、6割以上いることもわかった。

意識して節約している、または節約したい項目を聞いた調査で、「光熱費」「食費」「携帯料金、通信費」など、生活必需品や固定費に次いでランクインしたのが「洋服代」(34.0%)だった。これらの結果からも見てとれるように、なるべくおトクにファッションを楽しみたい人が多いと考えられる。

半数以上毎年秋用の洋服を購入。秋に何を着るか悩む人7割以上。

次に、秋の洋服について調査した。まず、毎年秋用の服を新しく買うか聞いた結果、半数以上の人が「買う」(21.4%)、「どちらかというと買う」(34.6%)と回答した。秋冬用の洋服を買う人に比べると、割合は少なくなったが、意外にも多くの人が秋用の洋服を毎年買っていることがわかった。

秋は気温面で過ごしやすい季節ではあるが、何を着たら良いかわからず、悩んだ経験がある人も多いのではないだろうか。調査すると7割以上の人が、悩んだ経験が「とてもある」(21.6%)、「たまにある」(35.0%)、「どちらかというとある」(18.4%)と回答した。正直、春と秋の服は兼用にしていると答えた人は、「している」(22.2%)、「どちらかというとしている」(53.8%)を合わせて76%だった。

ファッションを楽しめるのは「秋冬」派が多数。

秋冬用の洋服について様々な実態がわかった。ファッションを楽しめるのは、春夏または秋冬のどちらだと思うか聞いた。結果、「秋冬」(55.2%)と回答した人が半数以上で多数派となった。秋冬用の洋服は、価格に不安要素が残るものの、自分の好きなアイテムを重ね着して、色々なオシャレを楽しめるからだと考えられる。

3人に1人が、ファッションで韓国のトレンドを意識。

ファッションにおいて、昨今トレンドとなっているのが“韓国”。「韓国ファッション」という言葉もよく耳にするが、最後にファッションにおいて韓国のトレンドを意識したこと・気にしたことはあるか聞いた。

結果、3人に1人以上が「とてもある」(7.6%)、「ある」(11.2%)、「どちらかというとある」(12.8%)と回答した。また、韓国のトレンドを意識したことがある人とそうでない人で比較すると、意識したことがある人の方がファッションへの購入意欲が高く、洋服にかける金額も高い傾向にあることが判明した。

毎年秋冬用の洋服を買うかどうかについて、韓国のトレンドを意識したことがある人のうち約9割が「買う」(48.7%)、「どちらかというと買う」(41.2%)と回答。一方、韓国のトレンドを意識したことがない人のうち、「買う」(19.6%)、「どちらかというと買う」(36.8%)と回答したのは6割未満だということがわかった。

また、今年新しく買いたい秋冬アイテムを質問した調査において、韓国のトレンドを意識したことがある人のうち「買いたいものはない、買わない」と回答した人はわずか7.0%で、今年新しく秋冬用の服を買いたい人は9割以上いることがわかった。

その一方で、韓国のトレンドを意識したことがない人のうち、「買いたいものはない、買わない」(27.5%)と回答した人は3割弱で、今年新しく秋冬用の服を買いたい人は約7割と判明。ファッションにおいて韓国のトレンドを意識したことがある人の方が、ファッションへの購入意欲も高いと言える結果となった。

秋冬のファッションで最も重視するポイントについて聞いた調査において、韓国のトレンドを意識したことがある人とそうでない人では、「価格」を重視する人の割合に大きく違いがあることが明らかになった。

実際に今年の秋冬用の洋服にかける予算について、韓国のトレンドを意識したことがある人とそうでない人で比較したところ、意識している人では、「2万円以上~3万円未満」(25.2%)に最も多くの票が集まった。

意識したことがない人の中で、最も多くの票を集めたのは「1万円以上~2万円未満」(27.0%)。昨年実際に秋冬用の洋服にかけた金額を見てもわかるように、全体的に韓国のトレンドを意識したことがある人の方が洋服にかける予算が高い傾向にあることがわかった。

今後もコロナと向き合いながら送る生活が続くと予想されるが、今回の調査は、多くの女性が新しい洋服を買って楽しみたいと考えていることがうかがえる結果となった。

<調査概要>
調査期間:2021年8月2日(月)~8月6日(金)
対象:全国の、20代~30代の会社員女性500名
調査方法:インターネット
調査会社:株式会社ネオマーケティング

出典元:Bay Japan合同会社

構成/こじへい

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