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働く女性に聞いたコロナ禍で変化した自身の外見TOP3、3位メイク、2位体型、1位は?

2021.09.22

SHE「美容に関する意識調査」

SHEは、コロナ禍における働く女性の美容意識を調査するべく「美容に関する意識調査」を実施した。

1.多様化する働き方。4人に1人がリモートワークを中心とした働き方をする一方で、毎日出勤をしている人も約半数

2.働く女性の9割がコロナ禍に外見の変化を実感。全体の47.6%はその変化をネガティブに捉えている

全体のうち約9割(87.2%)の働く女性が、コロナ禍において外見に変化があったと回答。また約半数(47.8%)の女性は、その変化をネガティブに捉えていた。特に変化が見られた部分は、「肌」「体型」「体重」といった身体的な悩みが全体のおよそ5割(55.8%)、「メイク」「ファッション」のような見せ方の変化が3割(30.8%)という結果だった。

また自由回答では、リモートワークや自粛生活が続く中、通勤時間の減少や運動不足による体型や体重の変化が気になるという声に加え、人に会わない・マスク着用などのコロナ禍の特徴を生かし美容整形や美容皮膚科に興味を持ち始めたという声も見受けられた。

アンケートより原文抜粋

・コロナ前は無頓着でしたが、マスクによる肌質悪化をきっかけに全身を気に掛けるようになりました
・外出が減ったので、家で運動するようになった
・人には会わなくなったけど、今のうちにみたいな気持ちで美容皮膚科行ったり、脱毛したり、よりアクティブになった
・スキンケアで楽しむ美容に重きを置くようになりました。メイクアップ用品よりも、スキンケア用品やバス用品にお金をかけて、自分がより満足するものを揃えたいと思うように
・美容整形に興味が湧きました
・コロナ禍での変化をきっかけとして、自分なりに悩みと向き合いながら美容を楽しんでいる様子も見られており、自粛生活が2年目に突入しアフターコロナに向けてアクションを起こし始めている姿が伺えました

3.働く女性の約7.5割(74.8%)がアフターコロナに向けて自分磨きに意欲的と回答。ハードルは「継続」と「金銭面の余裕」

アフターコロナに向けて自分磨きに取り組んでいる、または取り組もうと思っているという回答は全体のおよそ7.5割(74.8%)を占めている。取り組む上でのハードルとしては、「継続が難しい」「金銭面の余裕がない」が上位となった。

どういった自分磨きを行なっているかという質問では「自宅トレーニング」が最も多く、全体の約3割(26.8%)という結果が出た。自宅トレーニングはコストもあまり掛からないために開始するハードルが低いものの、一人で取り組んでいることからモチベーションの維持や継続が難しいと考えられる。

4.コロナ禍2年目の美容を表すキーワードは「自分軸」「癒し」「しなやか」

コロナ禍2年目の美容を表すキーワードには、「自分軸」「癒し」「しなやか」「ご自愛」「多幸感」のような自分のための美容や、頑張るものではなく癒しや幸せを感じるための美容を表す言葉が多く選ばれていた。

これまで美容の目的として認識されやすかった「モテ」や「男性受け」「女性受け」といった他人を起点とした言葉は、全体の10%に満たず、コロナ禍を通して自身と向き合う時間が増えたことで「自分のための美容」がより重要視されてきたと考えられる。

5.アフターコロナに向けて解消したい悩みは平均2.7個。一極集中ではなくトータル美容のニーズが高まっている。

アフターコロナに向けて解消したい悩みとして一人当たり平均して2.7個の悩みを抱えていることが分かった。中には7個という回答もあり、トータル美容へのニーズが高まっていことが分かった。

アフターコロナに向けて解消したい悩みとしては「体型」「肌」「体重」が上位3つを占めており、コロナ禍にかけて外見に変化が起きた部分はどこか、という設問とほぼ同じ順位に。次いで「歩き方/姿勢」「メイク」「ファッション」のような見せ方に関する悩みも全体の約4割(37.2%)にも及び、これまでのようなジムやエステなどの個別の悩み別の解決方法に加え、様々な部分にアプローチできるトータル美容の需要が高まっていると考えられる。

まとめ

今回の調査を通して、マスクの使用やリモートワークによるメイクの在り方の変化がある一方で、以前とは異なる美容の楽しみ方を見出す様子や、74.8%の女性がアフターコロナに向けて自分磨きに意欲的と回答しているなど、希望を持ってアクションを起こす姿が見受けられた。

また、コロナ禍2年目の美容のテーマとして多くの方が選んだキーワードが「自分軸」「癒し」「しなやか」であることからも、美容は「自分のため」のものであると考えている女性が多いことも分かった。

加えて、アフターコロナに向け解決したい悩みが平均2.7個あるなど、流行への感度も高く仕事やプライベートに忙しいミレニアル女性だからこそ、一極集中的な対処方法よりも全体を意識した効率的かつ自分に合ったトータル美容の需要が高まっているのではないだろうか。

■調査概要
調査方法:インターネット
調査対象:20歳以上の働いている女性 (20~24歳 11.5%, 25~29歳 39.2%, 30~34歳 27.2%, 35~39歳 12.4%, 40~44歳 4.9%, 45歳以上 4.9%)
回答者数:n=453
調査期間:2021年8月13日(月)〜8月19日(日)
調査内容分析:SHE株式会社
※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入している。

関連情報:https://she-inc.jp/

構成/DIME編集部

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