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認知率は7割以上なのに利用経験率は5%以下という「グランピング」の将来性

2021.09.19

2000人に聞いた「グランピング」の現状と認知度

最近話題の「グランピング」とは、冷暖房、お風呂、トイレ、アメニティーが完備されたテントやコテージなどの環境を利用しながら、自然の中で快適にキャンプを楽しめるというもの。

おしゃれで豪華な雰囲気の施設やホテル並みの施設などもあり、リゾートとして利用する人もいるようだ。

LINEリサーチが調査したところ「グランピング」の認知率は男性では7割弱、女性では8割強と女性のほうがやや高い認知率に。

年代別では、認知率に大きな差はなかった。利用経験率の割合は全体で1割未満。男女ともに10~20代で7%前後と、30~50代と比べてやや高めの割合に。

どのくらいの人が使ってそう?~現在の流行体感~

次に「グランピング」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらった。グラフにある流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値だ。

その結果「グランピング」の流行体感スコアは全体で「8.9」で、およそ11人に1人ぐらいが利用しているイメージ。

その中でも認知率が高い層であった10~20代女性のスコアがやや高く、「13.6」に。一方、いちばん低いスコアとなったのは30~50代男性で「7.0」にとどまった。

1年後はどうなるか~近未来の流行予想~

次に、「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらった。グラフにある流行予想スコアは、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかを算出した数値だ。

「グランピング」の流行予想スコアは全体で「23.5」で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージ。現在の流行体感から比較すると、1年後には今の2倍以上浸透しているというイメージになる。

男女年代別では、女性のスコアが男性よりも高い傾向がみられ、特に10~20代女性のスコアは他の層よりも高めで「30.5」となっている。また、男女ともに10~20代のほうがスコアが高い傾向にある。

自分は使ってみたいか?~今後の利用意向~

次に、今後の利用意向について回答してもらったところ、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で57%と、利用意向がある人の割合が6割弱を占めた。

年代別では、10~20代のほうが30~50代に比べて利用意向がある人の割合が高くなっている。特に10~20代では「ぜひ利用してみたいと思う」人の割合が2割超で、30~50代の1割弱と比べて2倍以上高い結果となった。

また男女別では男性と比べて女性のほうが、利用意向がある人の割合が高くなっている。特に、10~20代女性は7割超の高い割合で、「ぜひ利用してみたいと思う」人の割合も3割弱と高めだ。

一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、全体で3割弱だった。

「グランピング」は今より2倍以上伸びる!?

ここまでの主な数値をまとめた。2021年7月30日時点、「グランピング」の認知率は76.5%、利用経験率は4.6%だった。

流行体感としては、全体で“およそ11人に1人くらいが利用している”イメージを持たれているようだ。そして、今から1年後には、現在の2倍以上の、”およそ4人に1人くらいが利用しそう”というイメージを持たれている。

男女年代別にみると、今後の利用意向では、男性と比べて女性のほうが高い割合であることがわかった。

特に10~20代女性では7割以上の高い利用意向がある。1年後の流行予想スコアでも、10~20代女性が他の層を上回っている。

調査について

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査

調査対象:日本全国の18~59歳男女

実施時期:2021年7月30日~2021年8月3日

有効回収数:2108サンプル

構成/ino.

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