コロナ禍の今、おうちで気軽に楽しめる娯楽として存在感を強めるゲーム。特にオンラインゲームであれば、自宅にいながらにして世界中の人と繋がれるため、孤独感を感じることもない。
そんなコロナ禍におけるゲームプレイ実態に関する調査がこのほど、株式会社 GameWithにより、全国のゲームユーザー男女791名(男性:676名、女性:114名)を対象にして実施された。
コロナの影響によってゲーム時間が増えた人は5割(50.7%)
コロナ下と以前を比べてゲームをする頻度が増えたと回答したのは5割。コロナによって男女ともにゲーム時間が増加していることがわかる。
現在プレイしているゲームジャンルの上位TOP3は?
女性に絞って回答を見ると、TOP3は「ロールプレイングゲーム」「シミュレーションゲーム」「シューティングゲーム」となっており、遊ばれているゲームジャンルに男女差異はないことが伺える。
コロナ禍以前と比べてプレイするゲームジャンルに変化があったのは2割
2割がコロナによってゲームジャンルが変化したと回答。コロナを機に5人に一人が新たなゲームジャンルをプレイしていたことがわかった。
Fortniteを好きと答えた男女比は約6:4
次に今プレイしているゲームタイトルを質問したところ「Fortnite」と答えた人が、男性は約35%、女性は約21%となり、男性と女性のn数を100になるように補正した男女比で表すと約6:4という結果となった。シューティングゲームではあるものの、男女問わず多くの方にプレイされていることがわかり、ゲームジャンルにもジェンダーレス化の傾向があることが伺える。
5割強が知人・友人からの紹介がきっかけでゲームをプレイするように
ゲームをプレイしたきっかけを聞いたところ、「知人・友人からの紹介」が56.6%と最も高く、以降は「WEB(28.6%)」「テレビCM(21.9%)」」「ゲーム情報メディア(20.9%)」と続き、ゲームをプレイするきっかけは友人からの紹介が根強いことがわかった。
ゲームをプレイする理由TOP2は「気軽にプレイできる」「知人や友人と一緒にプレイできる」
次にゲームをプレイしている理由を聞いたところ、「気軽にプレイできる(48.2%)」「知人や友人と一緒にプレイできる(40.9%)」となった。コロナ下でお家時間が増えたことにより、スキマ時間の充実や、友人とのコミュニケーションにゲームが寄与していることが伺える。
一方、女性に絞った回答を見ると、2位に「キャラクターが好きだから(36.0%)」がランクインしていて、『推しキャラ』が出ているゲームをプレイしているといった男性とは違った一面が垣間見える結果となった。
ゲームを通じて新たな友人ができた人は6割、そのうち異性・同性どちらもできた人は半数
6割(62.3%)がゲームを通じて新たな友人ができたと回答した。
「できた」と回答した人に該当するものを質問したところ、「異性・同性どちらも」と回答した人が約半数という結果に。男女で比較すると、女性は「異性・同性どちらも」「異性の友達」と回答した人は 6割強に上り、ゲームは女性にとって同性だけではない新たな交友関係を構築する一助になっていることがわかった。
<調査概要>
調査名:ゲームプレイ実態調査
調査対象:全国の10代〜60代のゲームユーザー男女
調査期間:2021年8月16日〜2021年8月25日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:791件
※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示している。このため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合がある。
出典元:株式会社 GameWith
https://gamewith.co.jp/
構成/こじへい