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コロナ禍で変化する独身男性が結婚相手に求める条件

2021.09.12

「男性が外で働いて稼ぐ」というイメージに重荷を感じる未婚男性は46.1%

女性が結婚相手に求める条件として「三高」という言葉がバブル期に流行した。高学歴、高収入、高身長の3つの「高」からとって三高だ。

男性が女性に求める条件についてQOM総研が2017年に行った調査(結婚するなら“三合”女性がいい!今どき男性が求める結婚相手はステータスより「性格」「価値観」「好み」が合う女性では、性格、価値観、好みの3つが合う「三合」女性という結果が出た。

コロナ禍によって日常生活が様変わりした2021年現在、男性が結婚相手に求める条件はどのように変化したのか。

タメニーは25~39歳の独身男性665人を対象に調査を行った。

「足りないところを補い合える」「一緒に苦難を乗り越えられる」「理解することができる」夫が主導するのではなく、夫婦が対等に協力する関係性を重視

Q. 将来、結婚するならどんな相手がいいですか?(n=665)※必須回答・複数回答可

結婚したいお相手の条件を調査すると、見た目や年齢、職業や家事能力などよりも、「性格が合う」「思いやりがある」「楽しい・明るい」など、内面的な条件が必ず上位に上がる。また近ごろでは、「精神的に自立している」人を求める男性が増えているようだ。今回の調査では、一般的な条件より内面的な条件をさらに細かく分類し、25~39歳の未婚男性に「どんなお相手と結婚したいか」について当てはまる条件を聞いてみた。

第1位は「ずっと自分のことを好きでいてくれる」(56.1%)、第2位は「長時間一緒にいて苦にならない」(52.9%)。

第3位の「足りないところを補い合える」(51.6%)、第4位の「一緒に苦難を乗り越えられる」(50.1%)、こちらの結果から見えてくるのは「協力」というキーワードだ。

「理解することができる」(46.5%)、「意見が異なっても認め合える」(41.2%)、「大事なところで意見が一致する」(38.8%)など、グラフ内で黄色く塗りつぶした項目について、他にも夫婦が協力するという視点で、なくてはならない条件が多数、上位に上がっていることが分かる。

第3位の「足りないところを補い合える」については、夫婦それぞれが完璧ではないという前提のもと、どちらか一方が背負うことなく協力し合って家庭を築いていくイメージが見えてくる。

第4位の「一緒に苦難を乗り越えられる」についても同じく、どちらか一方ではなく、夫婦が一緒に協力することで問題を乗り越えていきたいという思いが表れているようだ。

さらに、「理解することができる」、「意見が異なっても認め合える」、「大事なところで意見が一致する」といった条件からも、相手の考えや意見を重視していることが分かる。夫、または妻のどちらかがイニシアチブを取るのではなく、夫婦が考えを一致させ、または認め合って対等に協力することを望んでいるようだ。

コロナ禍以降、結婚相手に求める条件が変わったとおよそ3人に1人が回答

Q. コロナ禍前と現在と比べて、結婚相手に求める条件に変化があったと思いますか?(n=665)※必須回答

コロナ禍によって他者とのつながりが薄くなりがちな生活が続く中、人との付き合い方や考え方に変化があった人も多いだろう。結婚相手に求める条件についてはどうか。

コロナ禍前と比べ、結婚相手に求める条件が「変わった」と答えた人は28.2%、「変わっていない」と答えた人は31.1%。「変わっていない」人の方が2.9ポイント多いものの、およそ3人に1人が「変わった」と答えている。

 未婚男性の81.5%が「たった1人の人と一生を添い遂げたい」と思っている

Q. たった1人の人と一生を添い遂げたいと思いますか?(n=665)※必須回答

結婚したら最期のときまで夫婦一緒に、そう願うことはとても自然だろう。いつ収束するとも分からないコロナ禍の中、ひとりで過ごす毎日が続くと、より一層、夫婦や家族のつながりを大切に感じるのではないでだろうか。結婚するなら1人の人と一生を添い遂げたいと思うか聞いてみた。

「そう思う」(47.2%)、または「どちらかと言えばそう思う」(34.3%)と答えた、たった1人の人と一生を添い遂げたいと思っている人は81.5%。

一方で「どちらかと言えばそう思わない」(2.6%)、または「「そう思わない」(2.3%)と回答した人は合わせて4.9%だった。

「夫婦で協力しながら家庭を築いていく」ことは大切だと思う、83.4%

Q. 「夫婦で協力しながら家庭を築いていく」ことは大切だと思いますか?(n=360)※必須回答

1人の人と添い遂げるには2人の関係性が重要になってくる。どちらかの負担が重くなりすぎてしまえば、次第に一緒にいることに疲れてしまうだろう。お互いがお互いを補い合いながら協力し合い、良いパートナーでいることこそ、今、夫婦に求められることなのではないだろうか。夫婦で協力しながら家庭を築いていくことは大切だと思うかどうか聞いてみた。

「大切だと思う」と答えた人は51.7%、「どちらかと言えば大切だと思う」と答えた人は31.7%で、合わせて83.4%が「夫婦で協力しながら家庭を築いていく」ことは大切だと思うという結果になった。

「夫婦で協力する」ということは「夫婦共働きで、家事育児も分担すること」(64.2%)

Q. 家庭の収入や家事育児について、夫婦が協力するというのはどんなイメージですか?(n=360)※必須回答

8割を超える未婚男性が「夫婦で協力しながら家庭を築いていく」ことは大切だと思っているようだが、それでは夫婦で協力するとはどういうことなのか。家庭の収入と家事育児の役割分担について「夫婦で協力する」というのはどんなイメージなのか聞いた。

「夫婦共働きで、家事育児も分担すること」というイメージの人は64.2%、「夫は外で働き、妻は家事育児と役割を分担すること」というイメージの人は14.2%、「夫は外で働き、妻は家事育児をしながらパートなどで家計を支えること」というイメージの人は8.3%。

家庭の収入と家事育児について、性別による役割分担ではなく、夫婦が協力し合って収入と家事育児を担うというイメージが6割を超えていることが分かった。

一方で、夫は仕事、妻は専業主婦と言ったイメージを持っている人は14.2%だった。

「男性が外で働いて稼ぐ」というイメージに重荷を感じる、未婚男性の46.1%

Q. 「男性が外で働いて稼ぐ」というイメージを重荷に感じますか?(n=360)※必須回答

今回のアンケート調査の結果では、25~39歳の未婚男性は夫婦が協力し合うことを望んでいる、といった傾向が見られた。

家庭内において男女が別々の役割を担うより、夫婦が一緒になってお金を稼ぎ、家事育児に取り組むことが婚活世代の男性にとっては当たり前になりつつあるようだ。

それでは、男性だけが外で働いて稼ぎ、家族を食べさせていくといったステレオタイプなイメージに対し、男性自身はどう感じているのか。

「重荷に感じる」(17.8%)、「どちらかと言えば重荷に感じる」(28.3%)を合わせると、46.1%が「男性が外で働いて稼ぐ」というイメージを重荷に感じているということが分かった。一方で「どちらかと言えば重荷には感じない」(13.6%)、「重荷には感じない」(14.7%)を合わせた「重荷には感じない」人は28.3%。

「家事育児は女性」というイメージに違和感を持つ女性がいるように、「外で働いて稼ぐのは男性」というイメージに違和感を持つ男性もいるようだ。家庭内における男女の性別による役割分担のイメージを、必ずしも男性も歓迎しているわけではないということが分かった。

調査方法:インターネット調査

<調査1>

調査対象: 「結婚したい」と回答した25~39歳の未婚男性 665名

集計期間:2021年8月3日~10日

<調査2>

調査対象:「結婚したい」と回答した25~39歳の未婚男性 360名

集計期間:2021年8月19日~20日

構成/ino.

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