PCを自作する醍醐味は、やはり処理能力の高いシステムを構築することにある。ゲーミングPCのような高いスペックを要求されるPCを自作するときは、CPUやメモリなどはできるだけ高性能なものを選びたい。それと同時に、それらの高性能パーツを支えるマザーボード選びも重要になってくる。この記事では、そんなマザーボードのおすすめを12製品ご紹介する。
【目次】
・本格的な自作におすすめ!AMD製CPUをサポートするATX規格のマザーボード3選
・信頼のIntel製CPU が使える!ATX規格のマザーボード3選
・コンパクトなゲーミングPCを自作したい!Micro ATX規格のマザーボード3選
・高性能な超小型のゲーミングPCの自作に!Mini ITX規格のマザーボード3選
本格的な自作におすすめ!AMD製CPUをサポートするATX規格のマザーボード3選
処理能力の高いPCを自作するには、拡張性やレイアウトの自由度が高いATX規格のマザーボードを利用するのがおすすめだ。まずは、人気のAMD製CPUをサポートするマザーボードをご紹介する。
AMD Ryzenプロセッサー対応で高コスパ「MSI B450 GAMING PLUS MAX」
AMD B450チップセット搭載で、第1、第2、第3世代のAMD Ryzenプロセッサーに対応。32MB BIOS ROMの採用により、Ryzen 3000シリーズ CPUをネイティブサポートするマザーボードだ。
CPUに安定した電流を供給するCore Boostテクノロジーにより、マルチコアCPUの性能を発揮するほか、最大32Gb/sのスピードでシステムやアプリケーションを起動できるTurbo M.2スロットを装備するなど、充実の性能でコスパが高いのが特徴だ。
出典 公式サイト|AMD Ryzenプロセッサー対応で高コスパ「MSI B450 GAMING PLUS MAX」
耐久性・安定性・信頼性抜群「ASUS TUF GAMING B550-PLUS」
軍用グレードのTUFコンポーネントで、最新のAMDプラットフォームに対応したマザーボード。PCIe 4.0、デュアルM.2、10 DrMOSパワーステージ、2.5 Gbイーサネット、HDMI、DisplayPort、SATA 6 Gbps、USB 3.2 Gen.2 Type-AおよびType-Cなど、充実のインターフェースをサポート。
Aura Sync RGBライティングにも対応している。高いネットワーク性能でオンラインゲームに最適なほか、AIノイズキャンセリングマイクでクリアな音声コミュニケーションを楽しめるのもうれしい。
出典 公式サイト|耐久性・安定性・信頼性抜群「ASUS TUF GAMING B550-PLUS」
AMD Ryzen 5000シリーズをフルサポート「GIGABYTE X570 AORUS PRO」
AMD X570 チップセットを搭載し、AMD Ryzen 5000シリーズのプロセッサーをフルサポートしたマザーボード。IR 12+2フェーズのデジタル電源設計で、サーバー級の耐久性を確保。高効率な放熱性能を有するのも特徴だ。
PCIe 4.0やUSB Type-Cなどの次世代インターフェースをサポートするほか、洗練されたオーディオや高速イーサネットも搭載。RGB Fusion 2.0によるデジタルLEDにも対応しているので、あらゆる面で満足できるマザーボードに仕上がっている。
出典 公式サイト|AMD Ryzen 5000シリーズをフルサポート「GIGABYTE X570 AORUS PRO」
信頼のIntel製CPU が使える!ATX規格のマザーボード3選
自作PCの醍醐味は、自分が気に入ったブランドのパーツでPCを組み上げられること。プロセッサーには、やはり信頼のIntel製CPUをチョイスしたい人も多いのではないだろうか? ここでは、Intel製CPUをサポートするATX規格のマザーボードをご紹介する。
Intel Core第10世代・11世代LGA 1200ソケット対応「MSI MAG B560 TORPEDO」
エントリークラスながらも、12+2+1の強力な電源回路を搭載し、Dual LAN構成を採用して柔軟で高速なネットワーク環境を構築可能なマザーボード。拡張ヒートシンク設計により基盤上の熱を効率的に奪い、プロセッサーなどの性能低下を防ぐことができる。
最大で64GB/sの転送速度を持つPCIe Gen4とM.2を搭載するなど、高速なインターフェースも充実。7.1chのHDオーディオにも対応し、トータルバランスに優れたマザーボードだ。
出典 公式サイト|Intel Core第10世代・11世代LGA 1200ソケット対応「MSI MAG B560 TORPEDO」
充実インターフェース「ASRock H470 Phantom Gaming 4」
チップセットにIntel H470を採用し、第10世代Intel Coreプロセッサーに対応するマザーボード。10電源フェーズ設計により、頑丈なコンポーネントで、 CPUに対して確実な電力供給が可能。
SSD用に2つのウルトラM.2スロットを用意するほか、オンボードのLANポートに加えてWi-Fi用のM.2拡張スロットも搭載。USB 3.2 Gen2をType-AとType-Cそれぞれ1つずつ用意するなど、各種インターフェースが充実しているのが特徴だ。
出典 公式サイト|充実インターフェース「ASRock H470 Phantom Gaming 4」
ハイパフォーマンスのゲーミングPC自作に「ASUS ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI」
第10世代と第11世代Intel Coreプロセッサーに対応したマザーボード。チップセットはZ590を採用。ProCool II電源コネクタを備えた14+2段のパワーステージで、最適なパワーソリューションを提供する。
最新のIntel Wi-Fi 6EとPCI Express 4.0 M.2を搭載し、超高速転送を実現。双方向AIノイズキャンセリングにより、マイクや着信音声からのバックグラウンドノイズを低減し、ゲーム中や通話中でもクリアな通信を確保できるのが特徴だ。
出典 公式サイト|ハイパフォーマンスのゲーミングPC自作に「ASUS ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI」
コンパクトなゲーミングPCを自作したい!Micro ATX規格のマザーボード3選
高性能だが省スペースにもこだわったゲーミングPCを自作するなら、ミニタワーケースに対応するMicro ATX規格のマザーボードがおすすめだ。コンパクトとパフォーマンスを両立するマザーボードをご紹介する。
AMD A320チップセット採用でエントリータイプ「ASRock A320M-HDV R4.0」
エントリータイプのAMD A320チップセットを採用しながらも、充実のインターフェースを実装するマザーボード。
映像出力はHDMI、DVI-D、D-Subに対応し、4K×2K をサポート。7.1チャンネルHDオーディオに加え、前面に2個、背面に4個のUSB 3.2 Gen1ポートや、RealtekのギガビットLANも搭載している。
さらに、ストレージのインターフェースとして、4つのSATA3と32GB/sのM.2も搭載。これだけの装備が5千円以下で手に入るコスパの高いマザーボードだ。
出典 公式サイト|AMD A320チップセット採用でエントリータイプ「ASRock A320M-HDV R4.0」
長時間でも安定したパフォーマンスを提供「ASUS TUF GAMING B560M-PLUS」
最新の第10世代・第11世代Intel Coreプロセッサーに対応。8+1 DrMOSパワーステージをはじめとするパワーソリューションと、包括的な冷却システムで、安定したパフォーマンスを実現するマザーボードだ。
PCIe 4.0、Realtek 2.5Gbイーサネット、リアにUSB 3.2 Gen 2、フロントにUSB 3.2 Gen 1を搭載し、Type-CおよびThunderbolt 4にも対応。双方向AIノイズキャンセリングにより、ゲームやビデオ会議などでクリアなコミュニケーションを実現できる。
出典 公式サイト|長時間でも安定したパフォーマンスを提供「ASUS TUF GAMING B560M-PLUS」
シャア専用ザクの意匠を取り入れた「ASUS TUF GAMING B550M(WI-FI)ZAKU II EDITION」
TUF GAMING B550M(WI-FI)をベースとした、期間限定バージョンのマザーボード。AMD AM4ソケットの採用により、第3世代AMD Ryzenプロセッサーにも対応している。
最新技術に対応しながらも、シャア専用ザクの赤を配したクールなデザインが特徴だ。同じくZAKU II EDITIONとなるWi-Fiルーターや、ATXミッドタワーケース、ゲーミングモニター、水冷式CPUクーラーも用意されている。ぜひセットでそろえて、印象的なPCを組み上げたい。
出典 公式サイト|シャア専用ザクの意匠を取り入れた「ASUS TUF GAMING B550M(WI-FI)ZAKU II EDITION」
高性能な超小型のゲーミングPCの自作に!Mini ITX規格のマザーボード3選
Micro ATXよりも基盤面積が小さい規格のMini ITX。Micro ATXが縦横244mmなのに対し、Mini ITXは縦横170mmと、ATXと比べて約1/2.5の小ささとなる。こちらのマザーボードを使って、設置スペースを取らない小型ゲーミングPCを自作しよう!
低消費電力ファンレスマザーボード「ASUS PRIME J4005I-C」
Gemini Lake世代の省電力SoC Celeron J4005と一体化したマザーボードで、ASUS独自の品質基準「5X PROTECTION II」に準拠。
サージ保護機能を備えたネットワークポートや、過電圧保護、ESD保護、過電流保護、ステンレスバックプレートなどを採用し、8,000時間以上の厳格な検証を行うことで、高い互換性と信頼性を確保している。
8Gb/s対応のM.2スロットや、フロントにUSB 3.0 Gen1ポートを4基備えるなど、高速インターフェースも充実している。
出典 公式サイト|低消費電力ファンレスマザーボード「ASUS PRIME J4005I-C」
超小型ながらフルスペックなのがうれしい「GIGABYTE B550I AORUS PRO AX」
Direct 6+2デジタル電源フェーズ設計で、第3世代のAMD Ryzenプロセッサーに対応したマザーボード。
大型のヒートシンクと放熱性裏面ベースプレートを搭載し、低温を維持。パフォーマンスの低下を防いでくれる。
2つのM.2スロットを搭載するほか、2.5GbイーサネットやWi-Fi 6にも対応。USB 3.2 Gen.2 Type-Cに加え、DisplayPortやHDMIも2基搭載するなど、次世代インターフェースにもしっかり対応。フルスペックのMini ITXマザーボードだ。
出典 公式サイト|超小型ながらフルスペックなのがうれしい「GIGABYTE B550I AORUS PRO AX」
Intel Coreプロセッサー対応の高性能「MSI MPG B560I GAMING EDGE WIFI」
第10世代・第11世代のIntel Coreプロセッサー対応のマザーボードで、ダイレクト6+2+1フェーズ50A DrMOSを採用。大型のヒートシンクをはじめとする優れた冷却システムで、長時間のゲームなど高い負荷でも安定した動作を実現できる。
2.5GbイーサネットとWi-Fi 6にも対応していて、64Gb/sのLightning Gen 4 x4 M.2スロットや、USB 3.2 Gen 2ポートといった高速インターフェースも搭載。フロントにUSB 3.2 Gen1 Type-Cポートを採用するなど、利便性にも配慮している。
出典 公式サイト|Intel Coreプロセッサー対応の高性能「MSI MPG B560I GAMING EDGE WIFI」
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文/ねこリセット