日本デザイン「コロナ禍のキャリアアップに対する意識調査」
日本デザインは、キャリアアップの意向があり週5日以上、在宅勤務を実施している東京の会社員106人を対象に、「コロナ禍のキャリアアップに対する意識調査」を実施した。
46.2%の会社員が、「在宅ワークはキャリアアップの不安要素の一つ」であると回答
「Q1.キャリアアップをしていく上で「在宅ワーク(テレワークなど)」は不安要素の1つに入ると思いますか。」(n=106)と質問したところ、「かなりそう思う」が12.2%、「ややそう思う」が34.0%という回答となった。
Q1.キャリアアップをしていく上で「在宅ワーク(テレワークなど)」は不安要素の1つに入ると思いますか。
・かなりそう思う:12.2%
・ややそう思う:34.0%
・あまりそう思わない:39.6%
・全くそう思わない:14.2%
在宅ワークでキャリアップに不安を抱える会社員の約8割が「転職を検討」
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q2.今後のキャリアアップのために、転職を検討していますか。」(n=49)と質問したところ、「かなり検討している」が44.9%、「やや検討している」が36.7%という回答となった。
Q2.今後のキャリアアップのために、転職を検討していますか。
・かなり検討している:44.9%
・やや検討している:36.7%
・全く検討していない:18.4%
在宅ワークの隙間時間で、スキルを取得したいと回答した会社員は、96.2%
「Q3.在宅ワークの隙間時間を利用して、キャリアアップのためのスキル取得をしたいと思いますか。」(n=106)と質問したところ、「かなりそう思う」が42.4%、「ややそう思う」が53.8%という回答となった。
Q3.在宅ワークの隙間時間を利用して、キャリアアップのためのスキル取得をしたいと思いますか。
・かなりそう思う:42.4%
・ややそう思う:53.8%
・あまりそう思わない:3.8%
・全くそう思わない:0.0%
取得したいスキル「資格取得」が52.9%、「語学」が49.0%
Q3で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、「Q4.在宅ワークの期間を利用して取得したいスキルを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「資格取得」が52.9%、「語学」が49.0%、「パソコン操作(エクセル・パワーポイントなど)」が35.3%という回答となった。
Q4.在宅ワークの期間を利用して取得したいスキルを教えてください。(複数回答)
・資格取得:52.9%
・語学:49.0%
・パソコン操作(エクセル・パワーポイントなど):35.3%
・財務・経理関連:33.3%
・プログラミング:31.4%
・Webデザイン:28.4%
・動画編集:20.6%
・その他:5.9%
Webデザインを習得したい理由「リモートで働くことができるため」が72.4%で最多
Q4で「Webデザイン」と回答した人に、「Q5.Webデザインを習得したい理由を教えてください。(複数回答)」(n=29)と質問したところ、「リモートで働くことができるため」が72.4%、「Webの需要を感じるため」が69.0%、「Webデザインの将来性が高いため」が37.9%という回答となった。
Q5.Webデザインを習得したい理由を教えてください。(複数回答)
・リモートで働くことができるため:72.4%
・Webの需要を感じるため:69.0%
・Webデザインの将来性が高いため:37.9%
・手に職をつけるため:34.5%
・副業や独立も視野に入れているため:31.0%
・転職市場で有利に働くため:27.6%
・その他:13.8%
デザインスクールで重視するポイント「自分の好きな時間に受講できる」が62.1%で最多
Q4で「Webデザイン」と回答した人に、「Q6.仮にデザインスクールに通う場合、重視するポイントを教えてください。(複数回答)」(n=29)と質問したところ、「自分の好きな時間に受講できる」が62.1%、「即戦力レベルのスキルが身につく」が58.6%、「短期間で習得できる」が55.2%という回答となった。
Q6.仮にデザインスクールに通う場合、重視するポイントを教えてください。(複数回答)
・自分の好きな時間に受講できる:62.1%
・即戦力レベルのスキルが身につく:58.6%
・短期間で習得できる:55.2%
・講師の質が高い:48.3%
・オンラインで習得できる:37.9%
・クチコミや評判が高い:37.9%
・その他:6.9%
「自由に使える作業スペースがある」や「価格が見合っているかどうか」などの声も
Q4で「Webデザイン」と回答した人に、「Q7.仮にデザインを学べるスクールに通う場合、重視するポイントがQ6以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=29)と質問したところ、「自由に使える作業スペースがある」や「価格が見合っているかどうか」など16の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・30歳:価格が見合っていること
・37歳:自由に使える作業スペースなどがある
・25歳:費用面
まとめ
今回は、キャリアアップの意向があり週5日以上、在宅勤務を実施している東京の会社員106人を対象に、「コロナ禍のキャリアアップに対する意識調査」を実施した。
まず、約5割の会社員が、「在宅ワーク」はキャリアアップの不安要素の一つと感じており、そのうちの約8割の会社員が「転職」を検討していことが判明。
そんな中、96.2%の会社員が、「在宅ワークの隙間時間で、スキルを取得したい」と回答している。取得したいスキルについては、「資格」(52.9%)や、「語学」(49.0%)など、いつの時代にも求められているスキルが多い一方で、「プログラミング」(31.4%)や、「Webデザイン」(28.4%)などの、場所を選ばずに活用できるスキルにも多くの票が集まった。
「Webデザイン」を習得したい理由については「リモートで働くことができるため」が72.4%で最多、次いで「Webの需要を感じるため」が69.0%、「Webデザインの将来性が高いため」が37.9%という結果になった。
デザインスクールで重視するポイントについては、「自分の好きな時間に受講できる」(62.1%)や、「即戦力レベルのスキルが身につく」(58.6%)、「短期間で習得できる」(55.2%)など、今すぐにでもWebデザインスキルを役立てたい需要が浮き彫りに。在宅で生まれた隙間時間に学習しながら、在宅でもお金を稼ぐことができるスキルに注目が集まっている。
調査概要
調査概要:「コロナ禍のキャリアアップに対する意識調査」
調査期間:2021年8月27日〜同年8月30日
調査方法:インターネット調査
有効回答:キャリアアップの意向があり週5日以上、在宅勤務を実施している東京の会社員106人
URL :https://japan-design.jp/
構成/DIME編集部