スーパーカブのプラモデルに挑戦【カブガール】
「ブレーキまで再現されてるの? …こ、細かすぎない!?」
今回はフジミ模型さんの超!精密なスーパーカブのプラモデルに挑戦してみました。
本物のカブ顔負けな複雑さに悪戦苦闘。それにしても…まさかタイヤ交換をしてみた体験がプラモデルに繋がるなんて思ってなかったよ!
初めてのプラモデルはスーパーカブで決まり
夏の終わりを惜しむように「これでもか!」と雨の日が続いています。
バイクやアウトドアが趣味の私にとって、雨の日ってちょっと退屈。本を読んだりゲームをしたりしてみるけど、バイク以上に面白いことってなかなか見つからないんですよね。
こんなに好きなものに出会えたのはすごく幸せ! なんだけど、家でもできるなにか面白いことってないかな~…。
なんて思っていたら、いい物を見つけました。
じゃじゃん!
1/12スケールのスーパーカブ110のプラモデル。私のスーパーカブ90とそっくりな青いモデルを選んでみました!
これまでプラモデルは作ったことがなくて、今回が初挑戦なんです。
ホンダさんがライセンス提供されている製品なので間違いなく再現性は高いはず。もしかして、カブの仕組みの知識までついちゃうんじゃないの…?
膨大なパーツと情報量
蓋を開けてビックリ。パーツの多さに圧倒されてしまいました。
というのも、パーツの数は驚きの78個。プラモデルに慣れている人なら楽勝かもしれないけど、初めてにしては細かすぎたかしら…。
さっそく取り掛かりろうと説明書を確認したところ、ビッシリと文字が書いてあります。
何かと思えば、組み立てのコツや部品の番号だけでなく、なんとカブのマメ知識が書いてあるのです!
これは嬉しいサプライズでした。
カブのオーナーであれば自分のカブと見比べるのも面白いし、まだ免許を持っていない方やお子さんであればバイクへの夢が膨らんじゃいますね!(対象年齢15歳以上、10歳以下のお子さんが作成する際はパーツの切り離しを保護者の方が代わりに行ってください、とのことです…!)
ブレーキやタイヤのパターンなど、本当に細かい所まで再現されていてビックリしちゃう。タイヤまわりを組み立てる時は先日のクロスカブのタイヤ交換を思い出しました。
そうそう。フロントフォークにタイヤをはめるの、難しかったんだよなあ…。
スポークも、まるで針金みたいな細さなんです!
丁寧な作業が必須
更にビックリすることには、エンジンの刻印や各種スイッチなどはシールを張り付けるのですが、ピンセットでも難しいぐらいの小ささなのです。
手がブルブル震えちゃう!
また、パーツを切り離す際はゲート(パーツと枠とがつながっている部分)を丁寧に切り取る必要があることにも最初は驚きました。
気を付けているつもりだったのですが時々見逃してしまって、上手くパーツが接続できずに組みあがらないことも!
これはエンジンの裏側にあるゲートを処理し忘れていた時の写真。
ステップのパーツを丸い穴に刺そうとしたら上手く入らず、なんだろう?と思ったら処理し忘れたゲートが引っかかってしまっていたのです。本当に繊細…!
普段から自宅でセルフネイルをしているため手先の器用さには自信があったはずなのに、久々にウンウン唸りながら作業をしちゃいました。
クリアパーツで再現度アップ!
前輪と後輪を合体させ、センタースタンドをつけたことでかなりバイクらしくなってきました。
ようやく登場するのがハンドル回りなのですが、ここがまた可愛いんです!
使用するのはなんとクリアパーツ!ウインカー・テールランプ・ヘッドライトなどは本物顔負けな透明なプラスチックのパーツを使用するんです。
本当に小さい!子供の頃に遊んだシルバニアファミリーを思い出すな…。笑
実際に組み立ててみたらこんな感じです。
ここだけ見たらまるで本物みたいじゃないですか?
ハンドルとボディを組み合わせたら、ついに完成です!
こうしてみるとサイズ感がわかっていただけますか?
丸1日作業をしていたのですっかりお疲れモードですが、完成するとやっぱりテンションが上がっちゃいます。ちっちゃくてかわいい~!
パズルのように楽しめる本物のそっくりなプラモデル。様々な車種で販売されているので、もしかしたら皆さんの愛車も作れるかも…?!
文/高木はるか
アウトドア系ライター。つよく、しぶとく、たくましくをモットーにバイクとキャンプしてます。 愛車はversys650、クロスカブ110、スーパーカブ90。
高木はるかの記事は下記のサイトから
https://riding-camping-haruka.com
編集/inox.