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「キャンプに乗っていくならSUVがベスト」というのは本当か?

2021.09.07

アウトドアフィールドに似合うのはSUVだが……

間もなく、アウトドアやキャンプを楽しむのに最高のシーズン、秋がやってくる。気候が安定し、空気が澄み、紅葉もきれいで、害虫被害も低減される季節でもある。

そんなアウトドアやキャンプに行くとき、勘違いしやすいのが、「最低地上高に余裕がある、走破性に優れた本格SUVこそベストな選択である」・・・という思い込みだ。たしかに、アウトドアフィールドではSUVが似合う。

日本のアウトドア&キャンプ場はアクセスが良く敷地内も整備されている

しかし、日本のアウトドアフィールドやオートキャンプ場のほとんどは、幹線道路からのアクセス路、場内の道は見事に整備されていて、それこそ普通の乗用車でも問題なく訪れることができる。考えてもみれば、本格的なキャンピングカーが、キャブコン、バンコンを含め、本格SUVベースのクルマ、最低地上高に余裕あるクルマではないことからも、納得できると思う。

そもそも極悪路の先にあるアウトドアフィールド、オートキャンプ場など、お客さん(乗っていくクルマ)を選びすぎて、経営が成り立たない。つまり、アウトドアにバッチリ似合うキャラ、雰囲気を備え、走破性に特化したSUVでなければ、アウトドアやキャンプフィールドに辿り着けず困るということは少ないのだ。

加えて、もうひとつ、SUVがベストではないかも知れない理由がある。それは荷物の積載性。アウトドアやキャンプを贅沢に楽しむためには、それなりの荷物が必要になる。大型の3列シートSUV3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大する、といったケースは別にして、一般的な2列シートのミッドサイズ&コンパクトSUVのラゲッジスペースは、ワゴンとほぼ変わらず、とくに高さ方向で十二分とは言い難い。ソロキャンプ、カップルでのアウトドア、キャンプならOKでも、後席を使う(人が乗る)ファミリーや仲間45人乗車では、荷物の積載力不足になる可能性大である(ルーフキャリアを使う手はあるが)

実はボックス型ミニバンが適している!!

では、アウトドアやキャンプにもっとも相応しいクルマは何か?と言えば、実はMクラス以上のボックス型ミニバンだったりする(ソロ、カップルならコンパクトミニバンの2列シートモデルでもOK)。それは、本格派キャンパーが集う、三菱自動車が主催するスターキャンプの現場でも明らかだ。

三菱が誇るSUV、アウトランダー(PHEVを含む)などの本格SUVばかりが参加していると思いきや、参加者の愛車には、ミニバンのデリカD:5が多く見られるのである(過去の経験から)

そこで、スターキャンプに参加しているキャンパーたちに、愛車が何故、アウトランダーPHEVのようなSUVではなく、ミニバンのデリカD:5なのかと聞いてみたところ、3列目席を格納してラゲッジスペースを拡大して使っているのは当然として、要約すると、「SUVよりミニバンのほうが明らかに荷物の積載量に余裕があり、ルーフの積載に頼ることなく、2列目席以降の広大な空間に、家族5人分のファミリーキャンプ用品を余裕で積み込めるから。」という答えが返ってきた。また、「ミニバンは、ラゲッジスペースの高さ方向、特にラゲッジスペースのフロアからリヤウインドー下端までの高さが十分にあることで、後方視界をしっかり確保した上で、荷物をたっぷり積めるメリットがある」という声もあった。

そして撤収する場面でも、ラゲッジスペースに余裕があると、例えば大雨で急いで荷物を積み込むドタバタな場面を含め、楽なのだという。

ミニバンなら突然の荒天時に車内に避難しやすい

それだけではない、デリカD:5のような広大な室内空間を持つボックス型ミニバンなら、多彩なシートアレンジによって車中泊に対応してくれるのはもちろん、キャンプを楽しんでいるとき、突然の豪雨、天候の変化が襲ってきても、近くにミニバンがあれば、車内をお座敷!?にシートアレンジし、快適に緊急避難することもできるのだ。

たしかに、次期型の登場も迫ったアウトランダーPHEVや、最新のエクリプスクロスPHEVのように、悪路にも強く、AC100V/1500Wコンセントを備えていれば、野っぱらのキャンプ場で、電源を取るのに苦労しないメリット絶大だ。車内外でコーヒーメーカーやホットプレートを使うこともでき、その圧倒的な便利さは、災害時を含め、捨てがたいのだが・・・。

が、多くのオートキャンプ場の区画には、電源設備があるところも少なくなく、そうしたところを選べば、AC100V/1500Wコンセント付きの電動車でなくても困ることはない、とも言える。

デリカD:5はプロも認めるアウトドア&キャンプに最高の1

しかも、デリカD:5に関して言えば、そもそもアウトランダーをベースに仕立てた、ミニバンの皮をかぶったSUV”と呼べる4WD=AWC(All Wheel Control)機構、走破性を備えるタフなミニバンだ。最低地上高にも余裕があり、悪路に強い本格4WDシステムを搭載しているため、万一、極端な悪路に遭遇しても、なんなく走破できる頼もしささえあるのだから最強だ。

アウトドアフィールド、キャンプ場に似合うのはもちろん本格SUVだが、実際の使い勝手としては、悪路走破性にこだわっていないミニバンでも、日本の整備されたアウトドアフィールド、キャンプ場では、むしろメリットのほうが上回ると言えそうなのである(できれば4WDを選んでおくとより安心)

デリカD:5
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/

文 青山尚暉
写真 三菱自動車 青山尚暉

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